ビットコイン(BTC)の価格は今後どうなる?2024年の相場展望を予想
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世界初の暗号資産(仮想通貨)として2009年に誕生したビットコイン(BTC)。最初は1円にも満たない価値しかなかったものの、2024年に1BTC=1,000万円の大台に到達しました。
日本では世界にやや遅れながらも、2014年に国内初の取引所が誕生して以来、現在では金融庁の認可を受けた29社でビットコインの取引が可能となっています。
決済手段としてのシェアを獲得するにつれ、さらに需要が高まり、価格も上昇していくと予想される一方、未だに抱える問題点も多いのが現状です。
本記事では、ビットコインの歴史と過去の価格推移の他、専門家が予想するビットコインの今後の展望や、将来性の有無を徹底解説していきます。
- ビットコインとは、2008年~2009年ごろに、サトシ・ナカモトと名乗る人物によって作られた世界初の暗号資産(仮想通貨)。
- 2024年9月時点で、世界1位の流通量を誇る暗号資産である。
- ビットコインは現行の通貨に代わる新しい決済手段として生まれたが、価格変動が大きいため、投資対象としても人気。
- 多くのアナリストや専門機関は、ビットコインの価格が現在以上に上昇すると予想している。
- 日本国内では、Coincheckなどの金融庁の認可を受けた業者で購入・売却ができる。
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。
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Contents
【速報!】ビットコイン(BTC)の最新ニュース
ビットコインは2024年9月6日に5万4000ドル台まで大幅に下落していましたが、9月13日には6万ドル台まで回復。これを受けて、ビットコインアナリストのジェル氏は、「この状況は市場が6万5000ドルの抵抗を突破するのに十分な強さを示唆している。」と述べています。
その見立て通り、2024年11月8日時点では7万6000ドル(約1160万円)にまで到達して史上最高値を更新しています。
大きな要因としてはアメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利したことが挙げられ、元々暗号資産に肯定的な姿勢を示していたトランプ氏による働きかけが今後強まると予測しての動きとみられます。
トランプ氏の大統領再選も含めた政治や経済の動き次第では、今後の更なる最高値更新の可能性も考えられるでしょう。
参照:コインテラフジャパン
ビットコイン(BTC)は今後どうなる?将来性を予想
著名人・AIによる10年後の予想
ファンドマネージャーの「Cathie Wood氏」率いるアーク・インベストメント・マネジメントは、2022年時点でビットコインの価格は2030年までに100万ドルに達すると予測しました。
また、海外ではAIによる仮想通貨価格予測プラットフォームが多数あり、以下のような予想を立てていることも見逃せないでしょう。
※こちらの情報で重要な点はどのサイトのAIもビットコインの価格の上昇傾向があるのが特徴です。
2024年 | 2025年 | 2026年 | 2027年 | 2028年 | 2029年 | 2030年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CoinPriceForecast アメリカ予測サイトAI (ドル) | 46,390 | 47,760 | 47,382 | 46,892 | 54,534 | 62,057 | 69,480 |
DigitalCoinPrice 2017年設立の価格予測サイトAI | 62,962 | 90,221 | 113,114 | 113,114 | 140,032 | 188,964 | 267,157 |
CryptoPredictions.com 8000種類以上価格予測サイトAI (ドル) | 29,769 | 26,096 | 29,052 | 36,116 | ー | ー | ー |
海外サイトによるビットコイン価格の予想
With that in mind, the popular opinion among those interviewed seems to be that bitcoin is bound to break its record price of almost $69,000 — or go even beyond that.
“I think there’s a high probability that a new all-time high will be reached this year,” says Bob Ras, co-creator of cryptocurrency company Sologenic.
Even if the ETF approval doesn’t kick off a bullish run, Ras says “there’s a lot of room for bitcoin to run here.” Similarly, Weiskopf says that “the previous high set of $68,000 last November 2021 will be eclipsed, and then we are off to higher round numbers.”
Why Some Crypto Experts Predict Bitcoin Will Soar to Record Highs in 2024
インタビューを受けた人々の間で一般的な意見は、ビットコインがほぼ 69,000 ドルの記録的な価格を突破する、あるいはそれをさらに超えるのは確実である、というもののようです。
「今年は史上最高値を更新する可能性が高いと思います」と仮想通貨会社ソロジェニックの共同創設者ボブ・ラス氏は言う。
たとえETFの承認が強気相場を開始しなかったとしても、ラス氏は「ビットコインがここで上昇する余地はたくさんある」と言う。
同様にワイスコフ氏は、「昨年2021年11月に記録した6万8000ドルという過去最高値を超え、その後はより高いラウンドナンバーに向かうだろう」と述べている。
2024年に 1BTC=69,000ドル(約1,000万円)を超えると予想する専門家は多く、今年はビットコイン保有者にとっては明るい年になりそうな予測がされています。
2024年1月現在のビットコイン価格は1BTC=630万円程度。これから400万円以上の値上がりも期待できるでしょう。
2025年にビットコインは100万ドルに到達する?
2025年にビットコインの価格が100万ドル(約1.5億円)に到達する可能性があると予測する専門家もいます。
CIFDAQブロックチェーンエコシステムの創設者兼会長であるヒマンシュ・マラディヤ氏は、「ビットコインが2025年までに100万ドルに達すると予測するのは楽観的すぎるように思えるかもしれないが、いくつかの要因によりそのようなシナリオは妥当なものとなっている。ビットコインの採用増加、さまざまな国によるBTC ETFの承認、ハイパーインフレによる従来の法定通貨の弱体化、BTCマイナーの収益性の向上は、その価値を大幅に押し上げる主な要因となる可能性がある」と述べた。
Forbes – Bitcoin Price Prediction: Can Bitcoin Reach $1,000,000 by 2025?
暗号資産関連の技術の革新や国家の承認による需要の拡大と、従来の法定通貨の信用低下による、ビットコインの相対的な信頼性の向上が価格上昇の要因と見られています。
【2024年11月最新】ビットコイン(BTC)のリアルタイムチャート
2024年4月に予定されていた4度目となる半減期が近づくにつれて、価格上昇の機運が高まっていましたが、当初の予想通り大きく上昇し、ついに1BTC=1,000万円を突破しました。
その後8月から9月にかけては減少に転じていましたが、9月6日の米国雇用統計発表後は上昇傾向となり、アメリカ大統領選挙で暗号資産に好意的なトランプ氏の勝利を受けて11月8日時点で最高値の1,160万円を記録しました。
ビットコイン(BTC)とは?特徴を解説
ビットコイン(BTC)の概要
通貨単位 | BTC |
---|---|
時価総額 | 203,752,555,021,500円(1位) ※2024/7/30時点 |
発行上限 | 2,100万枚 |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work) |
開発者 | Satoshi Nakamoto |
ローンチ | 2008年8月18日 |
ビットコイン(BTC)の特徴
ビットコインの特徴やメリットをまとめました。
- ブロックチェーン技術を使用している
- 非中央集権通貨
- 世界中の人に送金ができる
- 決済通貨として利用できる
- 半減期がある
- 2,100万枚の発行上限がある
ブロックチェーン技術を使用している
ビットコインは、世界で最初に「ブロックチェーン」技術を使用して作られた仮想通貨と言われています。
ブロックチェーン技術とは、取引の履歴をブロックという塊に格納して、それぞれのブロック同士を1本の鎖のように連鎖させて記録する暗号技術のことです。
ブロックチェーン技術の取引履歴は1つの場所で保管されるのではなく、複数のコンピューターに分散して保管されています。
そのため、もし1台のコンピュータに攻撃があって改ざんされたとしても、他のコンピューターとの整合性がとれなくなるので、すぐに改ざんを検知することが可能。また、ネットワーク全体で管理されているので透明性が高い点も特徴でしょう。
非中央集権通貨
仮想通貨のネットワーク上において、分散管理されている仕組みを「非中央集権」と呼びます。これに対して、従来のお金は国や銀行などの組織が管理するものが「中央集権」です。
一方、ビットコインは中央に管理者がいない非中央集権通貨であるため、透明性が高く民主的であることが特徴です。また、管理者への手数料も不要なので、送金時のコストを低く抑えられる点もメリットでしょう。
世界中の人に送金ができる
ビットコインはインターネットがあればどこにいても送金が可能であり、24時間365日世界中に送金できます。
従来の海外送金では、日本の銀行から海外の金融機関を経由して受取人の銀行口座に送金する工程が必要です。このため、手続きが複雑で送金にも時間がかかり、手数料は高額になることが問題点でした。
しかし、ビットコインを使えば直接送金できるため、瞬時に送金が可能なことに加えて、手数料も少額で済みます。
決済通貨として利用できる
ビットコインは円やドルなど法定通貨と同じように、決済通貨として利用可能です。例えば、ビックカメラ・コジマ・ソフマップなどの家電量販店ではビットコインでの支払いに対応しており、飲食店やコーヒーショップなどでも利用できる場所があります。
さらに、海外ではマクドナルドやスターバックスなどのファーストフード店でもビットコイン決済が増えてきているのが現状です。
そのため、決済通貨としての需要が仮想通貨に詳しくない一般の人々にまで広がれば、ビットコインの価値が上がり価格が上昇する可能性は高まるでしょう。
半減期がある
ビットコインには「半減期」があります。半減期とは、マイニングによる新規発行の報酬が半分になるタイミングのことを指し、およそ4年に1度訪れるものです。
ビットコインの取引を承認する作業のこと。マイニングを行う人はマイナーと呼び、マイニング作業をいち早く終わらせて、ブロックを完成させたマイナーには報酬としてビットコインが与えられます。
はじめはマイニング報酬として、50BTCが与えられていましたが、1回目の半減期後には25BTCに減少、次の半減期では12.5BTCに減少しました。つまり、半減期ごとに報酬は半分になっているのです。
このようにビットコインの供給量が減ることで、価値が下がるリスクを抑えられます。実際に過去の半減期後はビットコインの価格が大幅に上昇しており、将来においても価格上昇が期待できるでしょう。
2,100万枚の発行上限がある
ビットコインの発行上限枚数は2,100万枚に設定されており、それ以上発行されることはありません。これはビットコインの需要と供給のバランスを保ち、価値の安定を図るための仕組みです。
2022年時点では、すでに1,900万枚のビットコインが発行されており、2033年までにはほぼ99%が発行されると予測されています。そして、最後のビットコインは2140年にマイニングされるという予想が多いです。
ビットコイン(BTC)の歴史
ビットコインの誕生
ビットコインの誕生は、2008年8月18日にドメイン名「bitcoin.org」がインターネット上に登録されたことから始まります。
ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトと名乗る何者かが、論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」(ビットコイン: P2P電子通貨システム) を公開。その後最初のブロック「Genesis block」が生成されました。
その後、ほとんど価値がつかないまま時が流れ、2009年に「New Liberty Standard」というサイトで1BTC=約0.07円という価格がついたのが初とされています。
2010年
2010年5月には、かの有名な「ビットコインピザ」が誕生。
フロリダ州在住のプログラマーとされる男性がピザ2枚を1万BTCで購入。これがビットコインによる初の決済と言われています。
さらに同年7月に世界初のビットコイン取引所であるマウントゴックス(Mt.Gox)がサービスを開始しています。
2011年
2011年からはビットコインの知名度の上昇とともに、価格も順調に伸びていきました。ビットコイン初のバブル期とも呼ばれ、一時1BTC=約1,500円にまで到達します。
しかし、2011年6月19日に起きたマウントゴックスのハッキング事件により価格が暴落。ビットコイン取引所のセキュリティ上の問題が露呈するきっかけとなりました。
2013年
2013年は欧州のキプロス共和国の金融危機により、世界中で既存の法定通貨への信頼が揺らぎ始めたことがビットコインにとって追い風となりました。
富裕層を中心に、法定通貨からビットコインに交換する人々が増え始め、一時、1BTC=12万円に達するなど、再びビットコインバブルに湧く年となります。
これ以降も、金融危機や戦争など、法定通貨の信用に関わるイベントが発生する度、ビットコインの価格は上昇を見せる形となりました。
2014年
2014年に再度ビットコインは価格を大きく落とします。
当時世界最大級のビットコイン交換所であったマウントゴックスがハッキングによるビットコインの盗難などが原因で破綻。この事件を受け、1BTC=1万円台まで暴落しました。
しかし、パソコン大手のデルや、海外旅行予約サイトのエクスペディアがビットコイン決済の受付を開始するなど、決済手段として注目を集めると再び価格が高騰し、1BTC=6万円台まで回復しています。
2017年
2017年にビットコインはバブル期を迎えます。
日本国内でも暗号資産交換業者が増え、より多くの資産がビットコインに集まるようになりました。
さらにアメリカのウォール街でビットコインの先物取引が開始されたことで、巨額の資金を持つ機関投資家が市場に参入し、1BTC=200万円台まで価格を上げる運びとなりました。
2018年
2018年は再度ビットコインにとって試練の1年となりました。
2018年は一時70万円以下まで価格を落としたビットコインですが、その背景には、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアが暗号資産の広告に規制を強めたことや、中国による暗号資産に対する規制などが挙げられます。
これらの影響により、2018年1月1日に1BTC=1,660,079円だったビットコインは、同年12月に年内最安値となる1BTC=350,853円まで下落しました。
2019年
2019年のビットコイン価格は上半期と下半期で異なる動きを見せます。
上半期は2018年の下落相場への反発もあってか、右肩上がりに価格が上昇し、1BTC=約147万円ほどにまで回復しました。
しかし、海外取引所による顧客情報の流出や、中国政府の新たな規制などにより、下半期は下落傾向に転じ、最終的には1BTC=80万円ほどにまで価格を落としています。
ビットコイン(BTC)投資の注意点
ビットコイン投資するときは以下の点に注意しましょう。
- ボラティリティが大きい
- 税金が発生する
- 取引所の破綻リスクがある
- 世界情勢・金融市場情勢に影響を受けやすい
- 事件の影響で下落する可能性も
ボラティリティが大きい
ビットコインは、株やFXに比べてボラティリティ(価格変動)が大きいです。株式投資に比べると、まだまだ取引量が少ないことから大口投資家の影響を受けやすく、1日の値動きに上限がないのが理由でしょう。
ボラティリティが大きいということは、自分の予想通りに動けば大きな利益を得ることができます。しかし、逆に予想と異なる動きをすると、大きな損失を被る可能性があるということです。
仮想通貨取引の利益には税金がかかる
ビットコインで年間20万円以上の利益を得た場合(学生や主婦など扶養されている方は年間33万円以上)、税金の支払いが必要です。仮想通貨の取引による利益は雑所得として扱われ、累進課税の対象に含まれます。
また、トレード以外にも、レンディングやステーキング、マイニングなど報酬として仮想通貨を受け取った場合でも税金がかかることも注意点です。仮想通貨の税金は少しややこしいので、仮想通貨収支計算ツールや税理士を活用する方が良いでしょう。
取引所の破綻リスクがある
FTXという世界的に有名な仮想通貨取引所が破綻したことからも、取引所の破綻が予測不能であるかが分かります。また、FTXでは顧客資産を分別管理することなく流用していたため、大きな問題となりました。
このように破綻のリスクを意識して、顧客の資産を適切に管理している仮想通貨取引所を選びましょう。万が一の破綻に備えて、返金が保証されている取引所を選ぶことが重要です。
世界情勢・金融市場情勢に影響を受けやすい
ビットコインは、世界の出来事や金融市場の変動に影響を受けやすいです。
例えば、2020年には新型コロナウイルスの影響もあり、株式市場が暴落しましたが、それに連動してビットコインも大きく下落しました。
約110万円の価値だったビットコインは、1ヶ月で50万円台まで減少しています。
このようにビットコインは、世界情勢に大きく左右される傾向です。また金融市場全体の情勢にも影響を受けます。
金融市場の緩和フェーズに入れば、ビットコインの価格も上昇しやすい傾向にありますが、金融市場の引き締めフェーズに入ると価格が一時下落する可能性があるでしょう。
事件の影響で下落する可能性も
仮想通貨業界で起こる事件の影響で、ビットコインの価格に影響を与え、下落する可能性があります。
例えば2018年1月にはビットコインがバブルとされ、200万円台に達していましたが、数ヶ月で70万円台まで急落しました。
この下落の要因として考えられることとしては、2018年1月中国のマイニング規制発表、インドネシアの仮想通貨の取引禁止発表、coincheckでNEMのハッキング事件があったことなどが挙げられます。
2022年に入っても5月LUNAショック、11月FTX破綻などが起き、同様にビットコインの価格下落に影響を与えています。将来的な伸びが期待されているビットコインですが、不測の事態が発生する可能性もゼロではありません。
ビットコインの価格予想で意識するポイント
ビットコインの価格を予想で意識しておきたいポイントとして、以下の内容が挙げられます。
- 各国における普及状況を示したニュース
- 仮想通貨規制に関連する情報
- 自国通貨の利上げ等に関する情報
ビットコインの価格というのは、通貨との予想を加味した上で最終的に決まるものであり、単独で価値を高められる要素は少なくなっています。
仮想通貨規制なども含めて、本当にビットコインが普及する可能性を秘めているのか、しっかり予想した上で対応していく必要があるでしょう。
ここからは、ビットコインの価格予想で意識したいポイントを詳しく説明します。
各国における普及状況を示したニュース
ビットコインが各国で普及していく状況が示されているのか、ニュースを見ておくことが価格予想において重要となります。
ビットコインは世界中で普及しており、中には法定通貨として利用されている国もありますが、想定通りに普及が進んでいるかどうかによって最終的な価値というのは変わっていくこととなります。
予想以上に普及が進まないような状況が発生していると、ビットコインの価値は暴落する恐れもあります。
仮想通貨規制に関連する情報
国の中には仮想通貨を規制することによって、より自国通貨を安定的に利用させるような方針を取っていることがあります。
仮想通貨を規制してしまうと、その国では仮想通貨が利用できなくなります。利用できなくなった仮想通貨に意味はありませんので、価値が暴落する可能性を高めてしまうのです。
仮想通貨の価格を予想していく際には、規制されるかどうかも判断しなければなりません。ビットコインも規制対象として挙げられることがあるため、規制についてはしっかり確認しておきましょう。
仮想通貨が暴落すると利用できないほど厳しい状況となります。
自国通貨の利上げ等に関する情報
現時点でインフレが加速している状況では、利上げ情報も重要な役割を果たしています。
利上げされることによって仮想通貨よりも自国通貨のほうが保有していて利益が出やすいと判断されてしまうため、利上げされると仮想通貨全体の価値は落ち込んでしまいます。
今後の展開として利上げがどこまで影響していくのか、しっかり確認した上で行動する必要があるでしょう。
利上げが進むようであれば仮想通貨に悪い影響を及ぼす可能性があります。
ビットコインのおすすめの買い時
レートが下がっているかを確認
ビットコインは高騰しているタイミングで購入しても利益を得られません。
基本的に買い時はレートが下がっているときです。暴落等によってこれまでのレートから大きく下がっている状態を狙い、ビットコインを購入して保有するのが一番理想的です。
暴落後は取り戻すための動きが発生し、購入者が増えてくれるためレート上昇も期待できます。
他にもビットコインに関連する好意的なニュースが確認されれば、レート上昇の可能性があります。ビットコインへの投資や実用化という内容のニュースがあれば、これまで以上に好感を持たれることになり、レートは上昇傾向にあります。
購入する際は、少しでもビットコインを安く購入し、レートの上昇によって更に高い価値を得られる状態に持っていく必要があります。なるべく下がっている時に購入し、高い状態で売るという考えをベースに持つといいでしょう。
ビットコインに関連するマイナスのニュースをチェック
ビットコインの買い時を作る要因として、マイナスのニュースが確認されている時があります。
レートが下がったことにより、安くビットコインを手に入れられる可能性があります。
暴落傾向が続くと厳しいところですが、ビットコインの暴落は数日で止まる傾向も強く、ある程度の時間が経過すれば一定の価格を取り戻すために動いてくれます。
マイナスのニュースが多数見られる時は、ビットコインが安くなるものと判断し、落ち込んでいるレートの底がどこにあるのか確認していきましょう。
底を確認できれば、後はビットコインを購入して保有しているだけで、ある程度の利益を確保できます。
分析スキルを身に付ける
ビットコインの市場を把握するのに必要なのが、チャート分析です。ビットコインは日々の価格変動は激しいので、自分で分析し買い時のタイミングを見つける力も必要です。
暗号資産の分析方法は主に、「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2つがあります。
- テクニカル分析:過去の取引価格を元に将来の値動きを予測する分析方法
- ファンダメンタルズ分析:世界の経済情報を元に将来の値動きを予測する分析方法
特徴が異なる2つの分析を組み合わせて読み取れる技術を身に付けることで、利益に繋がる買い時が分かるようになります。
ビットコイン(BTC)の買い方を3STEPで解説
それでは実際にBTCを購入してみましょう。仮想通貨取引所Coincheckを例に解説しますが、画面が異なるだけで他の取引所でも基本的な操作は同じです。
- 取引所で口座開設をする
- 口座に日本円を入金する
- ビットコインを購入する
はじめに取引所で口座開設を行うために、Coincheckの公式サイトにアクセスをして、「会員登録」ボタンをタップしましょう。その後、メールアドレスとパスワード入力画面が表示されるので、必要事項を入力して「会員登録」をタップします。
入力したアドレスに確認メールが届くので、メール内に記載されているURLにアクセスしましょう。続いて、各種重要事項の承諾と本人確認書類の提出を行います。
そして、口座開設が完了したら「ウォレット」ー「日本円の入金」を選びましょう。銀行振込を選択して、表示された指定銀行宛に振込みを行った後、しばらくすると日本円が入金されます。
日本円入金が確認できたら、公式サイト画面一番下のフッターにある「ビットコイン取引所」を選択しましょう。ビットコインの注文画面が表示されるので、「レート」「注文量」を入力し「買い」をタップ、最後に「注文する」をタップすれば完了です。
まとめ
今回の記事は、ビットコインの特徴や過去のチャート、現在の価格、将来の価格予想などについて紹介しました。
ビットコインは2024年に半減期を迎えるため、従来通りであれば今後の価格上昇が期待できるでしょう。リスク管理はしっかり行う必要はありますが、今のタイミングで先行投資をするのもおすすめです。
- ビットコインは非中央集権通貨で、決済通貨として利用できるなどの特徴がある仮想通貨
- ボラティリティが大きい・税金が発生することなどはビットコインの注意点
- 2022年は下降トレンドだったが、2023年に入ると上昇トレンドに突入
- 著名人・AIは将来的にポジティブな予想を立てている
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
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