クレジットカード

海外旅行保険付きクレジットカードおすすめ7選!自動付帯もあり!

海外旅行保険 クレジットカード
この記事はPRを含みます
本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。

海外旅行先での万が一の事態に備えて用意しておきたい海外旅行保険。個人で加入すると意外と値段が高くついてしまいます。

一方で海外旅行保険が付帯しているおすすめのクレジットカードを利用すれば無料で保険の利用ができます。

しかし、「どのクレジットカードが海外旅行保険におすすめか分からない」「海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードはある?」「海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを比較して選びたい」とカード選びに迷っている人も多いでしょう。

そこでこの記事では、海外旅行保険付帯のお得なクレジットカードを厳選して紹介。クレジットカードに付帯している海外旅行保険のおもな補償内容もまとめています。

海外旅行保険付きのクレジットカードの選び方、保険の適用期間を賢く延長する方法についても解説。ぜひ、利用する際には参考にしてみてください。

年会費無料の海外旅行保険付帯クレジットカードも紹介していますよ。

監修者の紹介
水野 崇

水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。

水野崇のプロフィール情報

水野崇

本コンテンツで紹介している商品は全て金融庁の貸金業者登録一覧に記載ある事業者が提供するものです。コンテンツ内で紹介する商品の一部または全部に広告が含まれています。しかし、各商品の評価や情報の正確さに一切影響する事はありません。また、広告によってユーザーの皆様の選択を阻害することがないよう、客観的な視点や基準で商品を紹介・評価しております。当コンテンツは株式会社ゼロアクセルが管理を行なっております。クレジットカードおすすめのランキングはポイント還元率や機能性、ポイントの還元率、キャンペーン、旅行障害保険、キャッシング、発行スピード、利用者の口コミなどを独自に点数にしております。詳細は広告ポリシー制作・編集ガイドラインをご覧ください。

【当サイトは金融庁の広告に関するガイドラインに則って運営しています】
広告等に関するガイドライン(一般社団法人第二種金融商品取引業協会)
比較広告に関する景品表示法上の考え方
特定商品取引法ガイド(消費者庁)
割賦販売法(後払分野)に基づく 監督の基本方針(経済産業省)
金融商品取引法
貸金業法改正の概要

クレジットカードで利用できる海外旅行保険とは?

海外旅行保険は海外旅行中に万が一のことがあった場合、病気や怪我の治療費を負担してくれるサービスです。

海外旅行へ行く際には、保険会社が提供している海外旅行保険に個人で加入する必要がありますが、意外と大きな出費になるという場合も少なくないでしょう。

ポイント
クレジットカードに付帯している海外旅行保険を利用すれば、保険加入の出費を抑えられます。

カードによっては、最大1億円まで保証されるような保険が付帯しているものもあるのでコストパフォーマンスは申し分ありません

ただ、保険期間は最大90日のものがほとんど。90日以上海外渡航される場合は、別で海外旅行保険に加入する必要があるでしょう。

クレカ付帯保険のメリットデメリット
  • メリット
    ・旅行時のトラブルをサポート
    ・24時間対応の緊急アシスタンスサービス
    ・自動付帯であれば手続き不要
  • デメリット
    ・医療費は一旦立て替えが必要
    ・利用付帯の場合は旅行の旅に手続が必要
    ・保険期間が限られる場合が多い

クレジットカードの海外旅行保険には利用付帯と自動付帯がある!

クレジットカードに付帯している海外旅行保険には、2種類があります。それぞれ、保険が適用される条件や規定が異なるので必ず確認しましょう。

  • 自動付帯:
    保険付帯クレジットカード所持
    ⇨保険適用
  • 利用付帯:
    保険付帯クレジットカードで旅行費用決済
    ⇨保険適用

年会費が無料のクレジットカードに付帯している海外旅行保険の多くは利用付帯であることが多いでしょう。

ポイント
利用付帯の場合は、旅費の支払いをクレジットカードで決済すると保険の適用がされるという仕組みのものがほとんどです。

具体的な支払い先は、航空券代金、航空機座席アップグレード、電車やバスの乗車賃、タクシー運賃、宿泊費などが当てはまります。

カードによっては、出国前、または出国後の決済に限定されている場合があるので注意しましょう。

海外旅行保険付きクレジットカードの選び方

選ぶポイント
  • 年会費を確認する
  • 補償内容が十分かを確認する
  • 保険の適用条件を選ぶ
  • 複数枚クレジットカードの利用検討

年会費を確認する

年会費無料で利用できるクレジットカードも最近は増えていますが、中には数万円の年会費がかかるものもあります。

一般的に、年会費がかかるクレジットカードの方が補償内容が手厚いことが多いでしょう。しかし一概に、年会費が高いクレジットカードの方が良いとはいえません。

必要な補償やサービスは、個人個人で異なるので、自分に合った海外旅行保険が付帯しているカードを選びましょう

登山やサーフィンなどをする人は、しっかりと補償がある保険に入った方が安心ですよ。

補償内容が十分かを確認する

年会費の有無を検討する際に一緒に確認しておきたいのが、補償内容です。

いつどんな時に、どんな条件で補償が効くのかは重要でしょう。お得な年会費で利用できる保険だとしても、補償の内容が不十分では意味がありません。

補償する項目に関してはどの保険も同じですが、補償金額、保険適用範囲、現地サポート内容などは、カード会社によって大きく異なります。

どういった状況でのトラブルに対して保証が効くのかといった、保険適用範囲についてはしっかり確認しましょう。

手薄い保険だと、症状や病状によっては保険適用外になることがあります。

保険の適用条件を選ぶ

クレジットカードの契約で利用できる保険の適用条件には、2種類があります。

1つ目は自動付帯のカード、そして2つ目は、利用付帯のカードです。自動付帯の場合は、持っているだけで保険が適用される仕組みになっています。

ポイント
渡航の際に保険適用のための特別な手続きなどは不要です。

一方で、利用付帯の保険の場合は、移動にかかる航空便代金や、宿泊先などを予約したパッケージプラン代金などを、渡航前にクレジットカードを利用して支払っておく必要があります。

複数枚クレジットカードの利用検討

クレジットカードに付帯している海外旅行保険の補償金額は、合算して利用できます。1枚のカードだけでは補償が不十分な場合は、複数枚のカードを持っていれば安心でしょう

ポイント
最近は、年会費無料で利用できるクレジットカードも増えているので、維持費もかからず保険目当てでも利用しやすいのが魅力です。

発行には時間がかかる場合があるので、旅行出発の2ヶ月程度前から動き出すとスムーズでしょう。

海外旅行保険付きおすすめクレジットカード7選

エポスカード

エポスカード

おすすめポイント
  • 年会費無料
  • 海外旅行保険が利用付帯
  • 緊急医療アシスタントサービスの利用が可能(24時間受付)
  • 優待が充実していて普段使いがしやすい

エポスカードは、ショッピングモールや通販サイトでお馴染みの「マルイ」が発行しています。

注意点
エポスカードの海外旅行保険自動付帯は2023年10月1日〜改訂となり、利用付帯となっているのでご注意ください。

店頭受け取りを選択すれば、最短即日で受け取ることができます。海外旅行まで時間がない人でも、近くにエポスカードセンターがあれば十分間に合うでしょう。



配達の場合は1週間程度かかってしまうので、時間に余裕を持って申し込むようにしてください。
年会費永年無料
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円
傷害治療費用1事故につき
最高200万円
疫病治療費用1疫病につき
最高270万円
賠償責任(免責なし)最高3,000万円
救援者費用 最高100万円
携行品損害
(免責3,000円) 
最高20万円
家族特約なし
その他付帯保険ショッピング
国際ブランドVISA

ライフカード<旅行傷害保険付き>

ライフカード

おすすめポイント
  • 初年度年会費無料
  • 年会費440円で家族カードの発行が可能
  • L -Mall経由のネットショッピングでポイント還元率25倍

ライフカード<旅行傷害保険付き>は、一般のライフカードに海外旅行保険が自動付帯しているクレジットカードです。

ポイント
年会費はかかりますが、年間1,375円で保険が利用できるので海外旅行や出張が多い人にはお得になっています。

440円で家族カードの発行ができるので、家族旅行の際にも利用しやすいでしょう。

L-Mallを経由して普段のネットショッピングをすれば最大でポイント還元率が25倍になるなど、普段からお得に利用できる優待が満載です。

年会費1,375円(税込)
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用1事故につき
最高200万円
疫病治療費用1疫病につき
最高200万円
賠償責任(免責なし)最高2,000万円
救援者費用 最高200万円
携行品損害
(免責3,000円) 
最高20万円
家族特約なし
その他付帯保険国内旅行保険
国際ブランド
  • JCB
  • VISA
  • Mastercard®

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンブルー

おすすめポイント
  • 26歳になるまで年会費無料
  • 海外旅行保険が最高3,000万円
  • 海外ショッピングでポイント2倍
  • 帰国時に手荷物を家まで無料配送

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは、26歳になるまで年会費無料のクレジットカードです。

ポイント
飛行機代やパッケージツアー料金をセゾンブルーで支払えば、最高3,000万円まで補償。一般ランクながら3,000万円もの保険が付帯しているクレジットカードは珍しいです。

また、海外から帰国した際は手荷物を1個無料で家まで配送。荷物が重くなりがちな海外旅行で、スーツケースをタダで運んでもらえるのは非常にありがたいサービスです。

海外用のWiFiルーターも特別価格で利用可能。例えば、ハワイ旅行用にグローバルWiFiを申し込むと通常1,170円(定価)〜ですが、セゾンブルーをお持ちの方は776円〜となります。

海外ショッピングはポイント2倍。保険から特典・サポートまでとても満足できる1枚でしょう。

年会費26歳になるまで無料
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円
傷害治療費用1事故につき
最高300万円
疫病治療費用1疫病につき
最高300万円
賠償責任(免責1,000円)最高3,000万円
救援者費用 最高200万円
携行品損害
(免責3,000円) 
最高30万円
家族特約なし
その他付帯保険
  • ショッピング保険
  • 国内旅行保険
国際ブランドAMEX

三菱UFJカード ゴールドプレステージ

三菱UFJカード ゴールドプレステージ

おすすめポイント
  • 26歳になるまで年会費無料
  • 対象店舗の利用で最大19.0%ポイント還元※2024年2月1日~7月31日利用分が対象
  • 海外旅行保険が最高5,000万円
  • 海外ショッピングでポイント2倍
  • 帰国時に手荷物を家まで無料配送

三菱UFJカード ゴールドプレステージは、初年度年会費無料のクレジットカードです。

ポイント
次年度以降11,000円(税込)の年会費がかかりますが、最高5,000万円の海外旅行保険が自動付帯しています。手厚い保険を希望の方におすすめです。

また、事前に旅行代金をクレジットカードで支払えば、国内旅行保険として最高5,000万円、国内・海外渡航便遅延保険として最高2万円も補償されます。

国内の主要空港ラウンジやホノルルにある空港ラウンジも無料で利用可能。出発までの待ち時間を有意義に過ごせるでしょう。

国際ブランドも4種類から選択できますよ。

年会費初年度無料
次年度以降11,000円(税込)

傷害死亡・後遺障害最高5,000万円
傷害治療費用1事故につき
最高200万円
疫病治療費用1疫病につき
最高200万円
賠償責任(免責なし)最高3,000万円
救援者費用 最高200万円
携行品損害
(免責3,000円) 
最高50万円
家族特約あり
その他付帯保険
  • 国内旅行保険
  • ショッピング
  • 国内・海外渡航便遅延保険
国際ブランド
  • JCB
  • VISA
  • Mastercard®
  • American Express®

リクルートカード

リクルートカード

おすすめポイント
  • 年会費永年無料
  • 海外旅行保険が最高2,000万円
  • じゃらんはポイント3.2%還元
  • 3種類の国際ブランドから選べる

リクルートカードは、年会費永年無料ながら基本ポイント還元率1.2%と非常にお得なクレジットカードです。

ポイント
旅行代金をリクルートカードで支払うと、海外旅行保険として最高2,000万円を補償。最高1,000万円の国内旅行保険も付帯しています。

じゃらんならポイント3.2%還元なので、飛行機やパッケージツアーをじゃらん経由で予約するのがおすすめ。ポイントが獲得できるだけでなく、旅行保険も適用されます。

国際ブランドも3種類から選択可能。欧米に行く方はVISAかMastercard®、アジア圏やハワイ・グアムなどに行く方はJCBでも十分です。

ポイントをたくさん貯めて旅行費用に充てることもできますよ。

年会費永年無料
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用1事故につき
最高100万円程度
疫病治療費用1疫病につき
最高100万円程度
賠償責任(免責なし)最高2,000万円
救援者費用 最高100万円
携行品損害
(免責3,000円) 
最高20万円
家族特約なし
その他付帯保険
  • 国内旅行保険
  • ショッピング
国際ブランド
  • JCB
  • VISA
  • Mastercard®

JAL普通カード

JAL普通カード

おすすめポイント
  • 初年度年会費無料
  • 最高1,000万円の海外旅行保険が自動付帯
  • 飛行機搭乗でボーナスマイル
  • 機内販売・ツアーの割引も

JAL普通カードは、初年度年会費無料のクレジットカード。決済でJALマイルが貯まります

ポイント
最高1,000万円まで補償してくれる海外旅行保険が自動付帯。国際ブランドにAMEXを選べば補償額は最高3,000万円となります。

飛行機に搭乗すればボーナスマイルが貯まるほか、JAL系列の機内販売が10%割引・パッケージツアーが最大5%割引となるお得さが魅力です。

高校生を除く18歳以上の方が申し込めるので、海外留学に行く方にもおすすめできます。

保険の内容は他よりもシンプルですが、事故後の後遺症治療費を補償してくれる傷害後遺障害という珍しい保険が含まれています。

年会費初年度無料
次年度以降2,200円(税込)
傷害死亡・後遺障害最高1,000万円
傷害治療費用
疫病治療費用
賠償責任
救援者費用 最高100万円
携行品損害
家族特約なし
その他付帯保険国内旅行保険
国際ブランド
  • JCB
  • VISA
  • Mastercard®
  • AMEX
  • DinersClub

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

おすすめポイント
  • 最高3,000万円の海外旅行保険が付帯
  • ご家族も最高3,000万円を補償
  • 帰国時は手荷物1個を無料で配送
  • 国内外29の空港ラウンジが無料

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、年会費7,700円・ANAマイルが貯まるクレジットカードです。

ポイント
飛行機代やパッケージツアー代をクレジットカードで決済することで、最高3,000万円の旅行保険を適用。ご家族にも最高3,000万円が補償されます。

海外旅行から成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港に帰国した際、スーツケース1個を無料で自宅まで配送してくれます。

また、ANAアメックスの保有者と同伴者1名まで無料で国内外29の空港ラウンジを利用可能。ラウンジでくつろぎたい方におすすめです。

国内旅行保険も最高2,000万円まで補償されますよ。

年会費7,700円(税込)
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円
傷害治療費用1事故につき
最高100万円
疫病治療費用1疫病につき
最高100万円
賠償責任(免責なし)最高3,000万円
救援者費用 最高200万円
携行品損害(免責なし) 最高30万円
家族特約あり
その他付帯保険国内旅行保険
国際ブランドAMEX

海外旅行保険付帯クレジットカードの補償内容

補償内容のおもな種類

  • 死亡・後遺障害
    旅行中の事故で死亡もしくは後遺症が残ってしまった場合の補償
  • 傷害治療費用
    旅行中の事故で怪我を負い医療機関を受診した場合の補償
  • 賠償責任
    旅行中の事故で他人のモノを壊したり怪我を負わせたりした場合の補償
  • 疫病治療費用
    旅行中に病気を発症し医療機関を受診した場合の補償
  • 救援者費用
    旅行中に入院や遭難などで帰国が困難になった場合に救援者を呼ぶ費用の補償
  • 携行品損害
    旅行中に持ち物が盗難・破損した場合の補償

複数のクレジットカードを所持している場合、「死亡・後遺障害」は最高額の保険金が採用されますが、そのほかの項目は合算が可能です

例えば、障害治療費用の補償金が最高300万円のAカード最高100万円のBカードを所持している場合、AとBを合算した400万円が最高金額となります。

ただし、カード会社によって補償の内容は異なるため、事前に確認しておきましょう。

保険金額

海外旅行保険の大まかな保険金額は以下の通りです。

A社補償金額B社補償金額
死亡・後遺障害500万円2,000万円
傷害治療費用200万円200万円
賠償責任2,000万円2,000万円
疫病治療費用270万円200万円
救援者費用100万円200万円
携行品損害20万円 20万円

上記はあくまで一例ですが、補償金額はカード会社によってさまざまです。

一般的に保険金は一旦自分で建て替える必要がありますが、中にはキャッシュレス診療のサービス付帯により保険会社が直接支払ってくれる場合もあります。

立て替えに不安がある方は、サービス付帯しているカードを選ぶのもおすすめです。

ただし、国や地域によってはキャッシュレス診療サービスが利用できない場合もあるため注意が必要しましょう。

海外旅行保険利用付帯クレジットカードの裏ワザ

保険期間の延長方法

一般的なクレジットカードに付帯している海外旅行保険の期限は、90日間です。しかし、留学やワーキングホリデーなどで渡航を予定している人は、さらに長期間保険を利用したいと考えるでしょう。

実は、2つのタイプのクレジットカードを利用して、この保険適用期間を延長できる裏技があります。

延長方法
  • 自動付帯
    :クレジットカードを持っていれば渡航日から保険が適用
  • 利用付帯
    :旅行に関する費用をクレジットカードで支払うことで保険が適用

最初の90日間は自動付帯の保険を利用します。保険適用期間の90日が終わるタイミングで、旅行費などの支払いをし、利用付帯の保険の適用を開始します。

渡航先のおもな支払い先

渡航先で、交通費や宿泊料の支払いにカードを利用しましょう。

おもな支払い先
  • 電車運賃
  • バス運賃
  • タクシー
  • 航空券
  • 航空機の座席のアップグレード

保険の申請をする際には、実際に利用したことがわかる乗車券や領収書などがあると望ましいでしょう。この方法で保険期間の延長を行えば、理論上は何回でも期間の延長ができることになります。

注意点
しかし、利用付帯の保険が適用される条件は、カード会社によって細かく規定がされています。

今回紹介した裏技を活用するためには、利用付帯保険の適用条件として現地決済での決済が認められているカードを選ぶ必要があるので、事前に確認しましょう。

クレジットカード付帯海外旅行保険の注意点

注意点
  • 補償内容が十分か
  • 保険の適用条件を確認
  • 医療費は一旦自分で立て替える必要がある

補償内容が十分か

クレジットカードに付帯している保険の補償内容は、保険会社が提供している海外旅行保険に比べて手薄い内容のものが多いでしょう。あくまでも優待サービスの一環だということは忘れてはいけません。

どこに滞在するかや、滞在先で何をするかにもよりますが、手厚い補償を受けたい場合には、保険会社が提供している保険で補うか、自動付帯保険つきのクレジットカードを複数枚利用するなどの工夫が必要でしょう。

ポイント
滞在先によって、物価やレートが違うので医療にかかるコストもさまざまです

海外旅行保険に加入したい場合は、一般的に出発前までの申し込みが必須です。

現地で危険を感じたり、実際に病院にかかりたいと思ってから手続きをするのでは遅いので、日本にいるうちに補償内容が十分かどうか確認しましょう。

滞在先の国の医療費について調べてから渡航すると安心ですね。

保険の適用条件を確認

クレジットカードに付帯している海外旅行保険を利用する場合、保険の適用に条件があることがあるので気をつけましょう。

利用条件をクリアしていないと、クレジットカードを持っていても保険の利用ができません

ポイント
利用しなければいけない支払い先も、カード会社の規定によって異なります。

渡航先でもし万が一のことがあってから、保険適用外になっていることが発覚したら大変です。

クレジットカードごとに適用条件や保証内容が異なるので渡航する前に必ず確認するようにしましょう。

医療費は一旦自分で立て替える必要がある

クレジットカードの付帯保険を利用する場合、渡航先で発生した医療費は一旦自分で立て替えておき、帰国後に保険適用の手続きを行います。

どんなに高額の保証がある保険に入っていても、一旦は自己負担する必要があるので気をつけましょう。

注意点
国によっては、一時負担しなければならない医療費がかなり高額になることがあります。

保険の中には、万が一の際に保険会社やカード会社に連絡をして、医療機関の予約を取ってもらうと、会社側が支払いを済ませてくれるキャッシュレス対応が可能なサービスがあります。

診療してもらう医療機関も会社側が探してくれるので、異国の地で緊急事態が発生した場合でも安心でしょう。細かいサービス内容まで確認して保険選びをするのがおすすめです。

日本では保険証があれば3割の自己負担になるのであまり意識しないかもしれませんが、医療費は通常かなり高額ですよ。

まとめ

この記事では、クレジットカードに付帯している海外旅行保険の補償内容や、お得に海外旅行保険が利用できるクレジットカードを厳選して紹介しました。

旅行好きの人や、出張が多い人の多くは、クレジットカードをうまく利用してお得に海外渡航をしています。自分に合ったカードを見つけて、海外へ行きましょう。

クレジットカードにはお得な優待や特典が満載です。

この記事では、クレジットカードに付帯している海外旅行保険の保証期間を延長利用する裏技や、お得なクレジットカードの選び方についても解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

よくある質問|
クレジットカードの海外旅行保険は90日以上使えない?

クレジットカードの海外旅行保険とは?
海外旅行中による病気や怪我の治療費を負担してくれるクレジットカードの付帯サービスのことです。

海外では日本国内の保険が適用されないため、海外に行く際には保険会社提供の海外旅行保険に加入する必要があります。クレジットカードに海外旅行保険が付帯していた場合、保険加入の出費や手間を減らせるのがメリットです。

クレジットカードによって補償内容もさまざまなので、海外によく行く機会があるという方はクレジットカードを発行する際に海外旅行保険付帯の有無で選ぶのもよいでしょう。
海外旅行保険付帯クレジットカードは不十分って本当?
クレジットカードに付帯している保険の補償内容は、あくまでも優待サービスの一環であるため、保険会社の海外旅行保険に比べ内容が不十分だと感じる場合もあるでしょう
しかし、海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードであれば、旅行の度に手続きをする必要はありません。また、複数のクレジットカードを保有している場合、「傷害死亡・後遺障害」以外の補償は保険金額の上限を合算できます。
工夫次第でクレジットカードの海外旅行保険を手厚くすることも可能でしょう。
海外旅行保険付きクレジットカードで自動付帯のものは?
エポスカードやライフカードがあげられます。

エポスカードは海外旅行保険の自動付帯に加え、緊急医療アシスタントサービスを24時間利用できるのも魅力です。
ライフカードは「傷害死亡・後遺障害」と「賠償責任」が、最高2,000万円まで手厚く補償されます。自動付帯のクレジットカードも補償内容がそれぞれ異なるため、事前に確認してみてください。
年会費無料で海外旅行保険付帯のクレジットカードは?
エポスカードは海外旅行保険が利用付帯で年会費が永年無料です。

また、全国1万店以上の飲食店やレジャー施設をお得に利用できるほか、マルイで開催される「マルコとマルオの7日間」での買い物が10%OFFになるなど特典が充実しています。
マルイにあるエポスサービスセンターからの受け取りであれば、即日発行も可能です。海外旅行保険をお得かつ便利に利用したい方は、エポスカードを検討してみるといいでしょう。
海外旅行保険付帯クレジットカードのおすすめは?
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードがおすすめです。

アメックスが発行するアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、旅行代金をカードで支払うことで海外旅行保険を付帯できます。そのほかアメリカン・エキスプレス・カードのメリットは以下の通りです。
  • 海外旅行保険が最高5,000万円
  • 海外ショッピングでポイント2倍

ステータス性のあるカードを持ちたい方にピッタリでしょう。

海外旅行保険付帯のクレジットカードは90日以上使えないって本当?
本当です。

ただ自動付帯と利用付帯をうまく利用することで期限を伸ばせます。具体的には、最初の90日間で自動付帯の保険を利用し、91日目から利用付帯のカードで旅行費などを支払うと期間の延長が可能です。
期間を延長するためには現地決済が可能なカードが必要なうえ、カード会社によって利用付帯の適用条件が異なるため、事前に確認しましょう。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。