カードローン

在籍確認なしのカードローンはある?勤務先へ電話連絡なしの7社比較

カードローン 在籍確認なし
この記事はPRを含みます
本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。
本記事の信頼性とお約束

ゼロメディア(以下、当メディア)はユーザーがより有益な意思決定を行えるように独自で定めた「コンテンツ制作・編集ポリシー」や」に基づき制作に努めています。紹介する商品の一部または全部に広告が含まれておりますが、公平性を欠いた特定商品の過大評価や貶める表現などをポリシーで禁止事項として取り決めており、各商品の評価や情報の正確さに一切影響する事はありません。また、各商品に関して「評価方針・比較基準」を作り込み、客観的且つ中立的な観点より情報提供することを第一としています。訪問ユーザ様から取得しているデータ(アクセルや広告IDなど)に関しては「外部送信規律に関する表記」をご覧ください。本記事はPRを含みます。詳細および免責事項につきましては、広告掲載ポリシーをご確認いただきますようお願いいたします。

一般的にカードローンを利用する場合、申し込み時に入力した勤務先に本当に属しているのかを確認するために、審査のひとつとして勤務先や自宅への電話による在籍確認が行われます。

しかし、中には「カードローンを利用したいけど、職場にバレたくない…」「家族や周囲の人に知られたくない」「在籍確認なしのカードローンはないの?」「審査なしのカードローンを知りたい」と不安を感じる方もいるでしょう。

そこで今回は、在籍確認なしのカードローンはあるか徹底解説。電話での在籍確認なしでカードローンを利用する方法や、おすすめのカードローンも紹介しています。

在籍確認なし カードローン

在籍確認を電話以外の方法で行う方法も詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
監修者の紹介
経歴・プロフィール
福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。

鳥谷 威
※当サイトが提供する情報について

本コンテンツで紹介している商品は全て各都道府県知事財務局の許可を得て、貸金業法という法律にのっとり運営されている貸金業者が提供するものです(金融庁のサイトで登録業者の検索が可能)。コンテンツ内で紹介する商品の一部または全部に広告が含まれています。しかし、各商品の評価や情報の正確さに一切影響する事はありません。また、広告によってユーザーの皆様の選択を阻害することがないよう、客観的な視点や基準で商品を紹介・評価しております。当コンテンツは株式会社ゼロアクセルが管理を行なっております。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。

【当サイトは金融庁の広告に関するガイドラインに則って運営しています】
金融商品取引法
金融商品取引法における広告等規制について
広告等に関するガイドライン
【金融庁による注意喚起】
お金を借りる方、借りている方へ
金融庁からのお願い・注意喚起
18歳、19歳のあなたに伝えたい!!〜成年年齢引下げを踏まえて〜
違法な金融業者にご注意!
ファクタリングの利用に関する注意喚起
SNS等を利用した「個人間融資」にご注意ください!

返済金額を知りたい
返済期間を知りたい

借入希望額と返済期間から毎月の返済金額を算出します。

借入希望額
万円
返済月数
ヶ月
借入年率
%
あなたの毎月の返済金額は

になると思われます。

借入希望額と毎月の返済金額から返済期間を算出します。

借入希望額
万円
毎月の返済額
万円
借入年率
%
あなたの返済期間は
ヶ月
になると思われます。

在籍確認なしのカードローンはある?

結論から述べると、在籍確認なしで貸付を行なっているカードローンはありません

カードローンの在籍確認は、申込者が仕事をしていて収入があるかどうかを見極める重要な項目です。在籍確認を含むカードローンの審査は法律でも義務付けられてます。

貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用元:貸金業法

もし在籍確認なしを謳っていたり、審査そのものを行なっていないカードローンは違法業者です。カードローンを利用する際は、十分注意しましょう。

電話での在籍確認なしのカードローンはある!

ここまで解説した通り、在籍確認なしのカードローンはありません。しかし、実は話での在籍確認なしのカードローンは存在します。

ポイント
カードローン会社によってはWEBで在籍確認できるケースがあり、そうしたカードローン会社を利用すれば電話連絡なしで借入できる可能性があります。

「職場や家族にカードローン利用がバレたくない」と考えている人は、電話での在籍確認がないカードローンを利用を行なうカードローン会社に申し込みましょう。

電話・勤務先への在籍確認なしでカードローンを利用する方法

電話・勤務先への在籍確認なしでカードローンを利用する方法

ここからは、実際に電話での在籍確認なしでカードローンを利用する方法を紹介します。在籍確認で周囲にカードローン利用がバレそうで不安という方は、ぜひ参考にしてみてください。

電話連絡なしで借りられるカードローンに申し込む

カードローンの中には、電話での在籍確認なしで借入できるカードローンがあります。例えば、セブン銀行は公式サイトで「電話連絡なし」を明言しています。

セブン銀行
ローンサービスの審査において、原則としてご登録の電話番号、及び勤務先へご連絡することはありません。

引用元:セブン銀行「よくある質問」

在籍確認を避けたい方は、電話連絡なしを明言しているカードローンの利用をまず検討しましょう。この記事ではセブン銀行の他にも、原則電話連絡をしないと明言しているカードローンを紹介しています。

最短即日融資・WEB完結のカードローンも複数紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

状況によっては電話連絡がある場合も

原則として電話連絡をしないカードローンでも、場合によっては電話がかかってくることがあります。

注意点
申し込み書類の不備や虚偽申告・返済の延滞がある場合は、勤務先に電話がかかってくる可能性が否定できないので注意しましょう。

万が一のためにも、申し込み後はコールセンターに必ず連絡して「在籍確認は電話連絡以外を希望する」旨を伝えるのがおすすめです。

申し込み書類や個人情報は、正しく記入しましょう。

コールセンターに連絡

申し込み手続きののち、カードローン会社のコールセンターに「電話による在籍確認をしないで欲しい」と伝えましょう。

電話連絡以外の手段を提案してもらえる可能性があります。主な申し込み手順は以下の通りです。

  1. WEBで申し込む
  2. コールセンターに連絡(職場へ電話をしてほしくないことを伝える)
  3. 必要書類を提出する
  4. 書類による在籍確認が行われる

1WEBで申し込む

在籍確認の電話連絡なしにカードローンを利用するなら、WEBで申し込みましょう

注意点
電話・郵送だとWEBよりも審査担当者の手間がかかるため、電話連絡なしにする交渉に応じてもらえない可能性があります。

また、中にはWEB完結で申し込みしないと在籍確認が必須になるカードローンもあるので、事前に確認してください。

2コールセンターに連絡

WEBで申し込んだ後は、コールセンターに連絡して職場に電話連絡してほしくない旨を伝えましょう

ポイント
申し込みをしたら、なるべく早くコールセンターに連絡するのがコツです。

本記事で紹介しているカードローンは、全て最短即日融資が可能なため、審査時間も短いと考えられます。

電話による在籍確認は審査後に行われるので、審査が終了する前つまり申し込みのすぐ後に連絡をしましょう。

コールセンターに連絡すれば、在籍確認の電話が必要なカードローンでも融通がきく可能性もありますよ。

3必要書類を提出する

コールセンターに職場への電話連絡なしで在籍確認を行いたい旨を伝えた後は、必要書類の提出を求められます。

勤務していることを証明するために、提出を求められる可能性のある書類は以下の通りです。

在籍確認ができる必要書類一覧
  • 社員証
  • 雇用契約書
  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 社会保険証(社名あり)

パート・アルバイトの場合は、社員証・社会保険証がない場合もあるので、給与明細書を持っておくと良いでしょう。

提出方法はカードローン会社によって異なります。提出方法もしっかり確認して不備のないようにしましょう。

4書類による在籍確認が行われる

在籍確認のできる必要書類の提出が終わったら、最後はカードローン会社によって在籍確認が行われます。

ポイント
提出書類が、勤務している証明として十分だと判断されれば、職場への電話連絡なしに在籍確認が無事完了します。

人によって在籍確認が完了するまでにかかる時間は異なります。

融資額が少額

借りる金額が少額の場合、在籍確認の電話連絡なしで対応してもらいやすいかもしれません。

ポイント
一般的に少額というのは、50万円以下だと考えておきましょう。

少額だと、返済できない可能性が低い・審査の時に信用度が上がることが見込まれます。

どうしても電話連絡を避けたい方は、少額でお金を借りる方法もおすすめです。

検証ポイント

ゼロメディアでは在籍確認なしのおすすめカードローン会社を実際に利用して、徹底的に比較検証しました。

  1. バレにくさ

    プロミス

    在籍確認なしのカードローン会社として、「会社や家族にバレにくいカードローン」を評価して、各カードローン会社の検証を行いました。

  2. 限度額

    プロミス 申し込み画面

    在籍確認なしのカードローン会社して、「借入限度額の幅の広さ」を満足度が高いと評価し、各カードローンの限度額について検証を行いました。

  3. 実質金利

    アコム むじんくん

    在籍確認なしのカードローン会社として、借り入れのしやすさ(金利の低さ)を評価し、検証を行いました。

  4. 融資スピード

    プロミス

    在籍確認なしのカードローン会社として、融資までのスピードが満足度につながるとして、申し込みから融資開始までにかかる時間が短いカードローンを評価し、検証を行いました。

-すべての検証はゼロメディア編集部で行っています-

検証検証

電話での在籍確認なし!最短即日融資カードローン7選

【在籍確認なし】おすすめカードローン会社を徹底検証

消費者金融

ゼロメディアでは、在籍確認なしのおすすめカードローンを「会社や家族にバレにくく、低金利で融資スピードが速いカードローン会社」と定義しました。

最もおすすめの在籍確認なしのカードローンを探すため、人気の7社を以下の4つのポイントから徹底比較しました。

①バレにくさ
②金利の低さ
③無利息期間
④融資スピード

今回検証したカードローン

・プロミス
・アコム
・アイフル
・SMBCモビット
・レイク
・セブン銀行カードローン

・みんなの銀行ローン

①バレにくさ

検証


在籍確認なしのカードローン会社として、「家族や会社へのバレにくさ」を評価して、各カードローン会社の検証を行いました。

スコアリング方法

電話での在籍確認を「原則なし」「あり」に分類。また、郵送物なしを「カードレス対応」「カードあり+郵送物なし」「カードあり+郵送物あり」に分けて、各カードローン会社を評価しました。

②金利の低さ

プロミス


在籍確認なしのカードローン会社として、「低金利で借りやすい」を満足度が高いと評価し、実質金利について検証を行いました。

スコアリング方法

最低実質金利を「~3,0%」「~5,0%」「~10,0%」「10,1%~」に、最高実質金利を「~15,0%」「~16,0%」「~17,0%」「17,1%~」に分けて、各カードローン会社を評価しました。

③無利息期間

プロミス


在籍確認なしのカードローン会社として、無利息期間の有無と有効期間を比較し、検証を行いました。

スコアリング方法

カードローンの無利息期間を「最大31日以上」「最大30日以上」「最大29日以下」「なし」に分けて、各カードローン会社を点数付けしました。

④融資スピード

検証


在籍確認なしのカードローン会社として、融資開始までの早さが満足度につながるとして、申し込みから融資までにかかる時間を計測し、検証を行いました。

スコアリング方法

最短融資スピードを「最短数分」「最短1時間以内」「最短即日」「最短翌営業日」「最短2,3営業日以降」に分けて、各カードローン会社を評価しました。

コンテンツの誤りを報告する

カードローン在籍確認のタイミング・内容

ここからは、在籍確認のタイミングを簡潔に説明していきます。

「申し込んだ本人が在籍確認の電話に出る必要がある?」といった疑問にもお答えしているので、実際に電話が来る時に備えましょう。

在籍確認のタイミング

カードローン審査における在籍確認のタイミングを解説します。

カードローン審査の流れ
  1. 申し込み
  2. 年収や信用情報の調査
  3. 在籍確認
  4. 利用開

在籍確認は、審査の過程としてカードローンに申込み手続きをおこなってから審査完了前に行われます

よって、在籍確認が完了しないと融資が受けられません。

注意点
カードローン会社が勤務先に電話連絡をする場合、夜間の申し込みでは在籍確認が取れない場合があります。

最短即日融資は、夜に申し込むと間に合わない可能性があるので、なるべく日中に申し込むようにしましょう。

申込者本人が電話対応する必要はない

在籍確認の電話連絡は、申込者本人が電話口に出れば完了します。

しかし、営業で外回りが多い方や、部署内で電話番が決まっている場合でも在籍確認は可能です。

ポイント
電話を取った人が、申込者が外出中であることや席を外していることを自然と説明できれば、それだけで在籍確認が成立します。

この場合は、電話に出たスタッフが申込者が会社に在籍していることを伝えることが重要です。

在籍確認で利用する電話番号は、部署の番号を伝えるといった工夫をしましょう。

仕事中になかなか電話口に出られない方も安心です。

カードローンの在籍確認に関する注意点

カードローンの在籍確認に関する注意点

在籍確認に関する注意点をまとめて解説します。在籍確認で気をつけるべきポイントは以下の5つです。

在籍確認をスムーズに済ませるためのポイントも紹介しているので参考にしてみてください。

部署直通の電話番号を伝える

カードローン会社に伝える電話番号は、必ず申込者の在籍がわかるスタッフに繋がる電話番号にしましょう。

注意点
代表番号を伝えると、在籍確認がスムーズに行えません。会社によっては、プライバシー保護のために引き継ぎを行わない場合もあります。

大手企業に勤務している方や公務員の方は注意してください。

部署直通の電話番号がない場合は、内線番号を忘れずに申告しましょう。

派遣社員は、派遣元の電話番号を伝える

派遣社員の方がカードローンに申し込む際は、派遣元の情報を申告するのが一般的です。

ポイント
在籍確認も派遣先ではなく、派遣元で行われることがほとんどです。

間違って派遣先の電話番号を伝えると、在籍確認ができないことがあります。

また、申告した勤務先と在籍確認先が異なるとスムーズに在籍確認を行えません。

以上の注意点を踏まえて、審査をスムーズにできるようにしましょう。ここからは状況・職業別に気をつけるべきポイントを紹介します。

パート・アルバイトでも在籍確認はある

パートやアルバイトなどの非正規雇用の方も在籍確認は行われます。

申込みの際には勤務先の連絡がつきやすい電話番号を記入しておきましょう。

ポイント
シフト制で勤務している方でも、電話口の方が不在の旨を伝えれば、在籍確認ができます。

どうしても自分で電話を取りたい場合は、事前にカード会社に伝えましょう。連絡を入れる日時を調整してくれます。

借入先が複数の場合、電話連絡を回避できない

複数の会社からお金を借りている方は、在籍確認の手段として電話連絡以外を回避できない可能性が高いです。

ポイント
理由は、融資額が多額となっている場合が多く、本当に会社に在籍し返済能力に問題ないか、確実に調査するためだと考えられます。

年収の3分の1を超えるお金を貸付してはならない」という総量規制を違反していないか調べるため、念入りに審査されるということも覚えておきましょう。

自営業も電話連絡を回避できない

自営業のも、電話連絡を避けられない可能性が濃厚だと考えられます。

ポイント
自営業の方が源泉徴収や給与明細を自分で作り、収入をかさ増しさせ、多く借入するのを防ぐためです。

よって電話対応以外で在籍確認の方法を取ってもらうことはできないでしょう。

電話連絡の時間指定できるカードローン会社もあるので、従業員の方に電話を取られるのを回避することなら可能ですよ。

在籍確認でカードローン利用が職場にバレる?

在籍確認は、勤務先への電話連絡が広く用いられています。

勤務先に電話確認が入った場合は、必ず同僚にバレてしまうのでしょうか?

【結論】電話確認でカードローン利用がバレる可能性は低い

勤務先への電話確認があった場合でも、カードローンの利用がバレる可能性は低いと言えます。

カードローン各社は、顧客のプライバシー対策に注力しているためです。

ポイント
カードローン会社であることを名乗ったり、申し込みの件で連絡したと言ったりすることは、各社控えています。

カードローン会社の電話スタッフは、個人名で連絡する場合が多いことからも、カードローン利用がバレる可能性は低いと考えられるでしょう。

電話連絡を必要以上に恐れなくてもいいようです。

契約後にバレる可能性はある

審査の過程でバレることがなくても、融資後の状況によってはバレる可能性があります。

注意点
カードローン会社の連絡を無視し続ける・長期に渡って延滞すると、勤務先に電話連絡や郵送物が来ることは否定できません。

特に延滞した場合は、督促状が送られてくる場合もあるので注意しましょう。

また、勤務先が変わった場合はカードローン会社に忘れず申告することも重要です。

契約後にカードローン会社が電話かけてくることは稀ですが、常に連絡は取れるようにしておきましょう。

在籍確認の電話連絡をなしにしやすい人の特徴

「返済能力に不安がない人」は、金融機関からの信用力に対する評価が高くなるため、在籍確認の電話連絡をなしにできる可能性があります。

ここでは、返済能力に不安がない人=在籍確認の電話連絡をなしにしやすい人の特徴を解説していきます。

在籍確認の電話連絡をなしにしやすい人の特徴
  • 正社員や公務員として勤務している
  • 大手や上場企業で勤務している
  • 信用情報が良好に保たれている

正社員や公務員として勤務している

長期間同じ会社で勤務している正社員は、収入の安定性を高く評価されやすく在籍確認の電話連絡をなしにできる可能性があります。特に3年以上の勤務歴があると有利です。

ポイント
公務員として働いている場合も同様です。公務員は職業の特性上、雇用状況はとても安定しています。また、民間企業とは異なり景気に左右されずに一定の収入を確保できます。

これらのことから、金融機関は公務員の信用リスクを低く見積もり、在籍確認の電話連絡を省略する場合があるのです。

一方で、雇用形態がパートやアルバイトの場合、毎月の収入が変動しやすく雇用の流動性も高いため、安定性に対する評価は低くなる傾向があります。

大手や上場企業で勤務している

大手や上場企業で勤務している場合も、在籍確認の電話連絡をなしにしやすいと言えます。

大手企業や上場企業は一般的に雇用が安定しており、会社自体の信用度が高いぶん返済能力を高く評価してもらいやすいことが理由です。

また、中小企業より年収水準が高いことも金融機関にとって安心材料となります。

信用情報が良好に保たれている

クレジットカードやカードローンの返済履歴、公共料金の支払い記録などがまとめられた個人の信用力を判断するための情報のことです。

信用情報は全国銀行個人信用情報センター(KSC)や、株式会社シー・アイ・シー(CIC)などの信用情報機関に保存されています。

ポイント
カードローン会社は審査の際に信用情報を閲覧し、申込者の信用度を判断します。信用情報が良好に保たれていれば、信用度を高く評価してもらえるため、在籍確認の電話連絡が省略される可能性も考えられるでしょう。

信用情報を良好に保つためには、クレジットカードやカードローンの延滞、公共料金の未払いなどを避けることが重要です。

カードローンの電話による在籍確認をなしにしづらい人の特徴

前述したように、カードローンの電話による在籍確認をなしにすることも可能です。

しかし、以下のような場合は、より慎重に審査が行われるため電話による在籍確認をなしにしづらい側面があります。

電話による在籍確認をなしにしづらい人の特徴
  • 年収が低い・収入が安定していない
  • 信用情報に傷がついている
  • 申込内容に虚偽・不備がある

カードローン会社は審査の際に申込者の返済能力を重要視します。年収が低い・収入が安定していない場合には、返済能力を慎重に審査する必要があるため、在籍確認は避けにくい傾向があります。

信用情報に傷がついている場合も同様です。例えば、過去にカードローンやクレジットカードの返済を滞納していたり、5年以内に債務整理を実施している場合には、それらの情報が金融事故として記録されている可能性があります。

注意点
こうしたケースでは、カードローン会社に信用力を評価してもらうことは難しく、審査もより厳しく行われるのが一般的です。

また、申込内容に虚偽や不備がある場合は、内容の真偽を確かめるためにも電話での在籍確認が行われる可能性は高いと言えます。

カードローン審査の流れやチェックポイント

会社によって取り扱いが異なる場合もありますが、基本的に審査は次の流れで進められます。

  1. 申し込み
  2. 必要書類の提出
  3. 審査
  4. 契約手続き
  5. カード発行

申し込み方法

申し込み方法は会社によって異なりますが、その多くはンターネットによるWEB申し込み電話申し込み、あるいは店舗や郵送での手続き方法などがあり、幅広く対応しています。

最近ではネットで申し込みをすることで最短即日融資を可能にしているサービスが増えていますので、すぐにお金を用意したいなど、お急ぎの場合でも対応できるように把握しておいてください。

必要書類の提出

申し込み時には、必要書類を提出しなければいけません。

主に提出が必要な書類は次のものになります。

  • 本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)
  • 年収証明書類(借入額が50万円を超える場合)

本人確認書類については、上に挙げたもの以外にパスポートや住民票、あるいは公共料金の領収証も有効であることも多いです。年収証明書類に関しては、借入希望額が50万円を超える場合や、他社の借入額を含めると100万円を超える場合に提出を求められます。

年収証明書類として有効なものは次のものです。

  • 源泉徴収票
  • 給与支払明細書
  • 確定申告書
  • 納税通知書
  • 年金通知書
  • 所得証明書
  • 青色申告決算書

審査

申込情報をもとに、信用できる人物か、きちんとルールを守り利用できるかを審査で判断されます。

審査でチェックされると予測できる項目には次のものがあります。

 審査時のチェックポイント
  • 信用情報
  • 借入状況
  • 属性

信用情報については、過去に金融事故を起こしていないかを個人信用情報機関に問い合わせて確認します。要はお金に関わる事柄の取引履歴が記録されており、問題があれば名前が登録され、いわゆるブラックリスト入りになるわけです。

ブラックリストは、最長で10年は個人信用情報機関に名前が登録されます。

借入状況は、他社カードローンの借入がいくらあるかを確認することです。仮に年収の3分の1を超える借入をしている場合は、総量規制という法律に引っかかるため貸金業者からの借入れができません。

そして、属性とは申込者の情報のことで、職業・勤務先・雇用形態などをチェックします。収入がいかに安定しているかを確認することで、申込者の返済能力の有無など判断するものです。

申込情報は虚偽申請をしても必ず発覚しますので、正しい情報を申告してください。

契約手続きの後カード発行

審査に無事通過すると、契約手続きに進み完了すればカードが発行されます。カードが発行された時点で借入は可能なため、ATM等で必要な金額を引き出しましょう。

なお、最近ではカードレスでお金を借入できるサービスも登場しており、スマートフォンをATMなどにタッチすることで借り入れできるなど、非常に便利になってきています。

ポイント
在籍確認のタイミングは会社によって異なりますが、基本的には審査の最後に実施されることが多いです。

まとめ

この記事では、カードローン審査の際に行われる在籍確認について解説しました。

カードローンを利用するうえで避けられないものなので、周囲の人から利用していることがバレないようにするためには細心の注意が必要です。

しかし、決して本人が出なくても社内の誰かが対応をして、在籍していることを確認できれば完了となります。


MM 基本的には個人名で電話連絡をしてくれるなど、プライバシーへの配慮はしっかりしているのも最近の傾向です。

電話連絡の日時を指定できる場合もありますので、まずは気軽に問い合わせて相談してみてください。

便利なサービスをうまく活用して充実した日々を送るために、言いにくいことでも一度意見を投げかけてみることで、意外にも柔軟に対応してくれるかもしれません。

 この記事のまとめ
  • 在籍確認は必ず実施されるため避けることは難しい
  • 在籍確認の方法は電話もしくは書類の提出
  • 日時を指定できるなど柔軟に対応してくれる場合もある

在籍確認なしのカードローンについてよくある質問

Q、在籍確認の電話に出ないと審査に落ちる?
A、在籍確認の電話に出ないと審査に落ちる可能性があります

在籍確認は審査の一環で、申込者が会社に属しているかを確認するためのものです。

よって、電話に出ないと会社に在籍していないと見なされ、最悪審査に落ちるでしょう。

申込者本人ではなく同じ会社の方でも良いので、電話で申込者が在籍している旨を伝えられればOKです。
Q、楽天銀行のカードローンは在籍確認なし?
A、楽天銀行のカードローンは在籍確認があります

審査完了後、電話連絡をすると明言しているので、電話連絡は避けられない可能性が高いです。

どうしても電話連絡を避けたい場合は、プロミスやSMBCモビットなどの消費者金融に申し込むのがおすすめです。
Q、在籍確認まで行けば審査に通る可能性が高い?
A、在籍確認まで行けば、審査に通ることが多いでしょう。

在籍確認は審査完了前に行われるためです。

ただ、在籍確認の電話に出なかったり、先に提出した書類に不備があったりした場合は、審査に落ちることもあるので注意してください。
Q、転職をしたら、再び在籍確認が行われることはある?
A、カードローン会社によって異なりますが、二度も在籍確認がされる可能性は低いです。

ただ、転職したことは必ずカードローン会社に伝えましょう

また、引越しをして住所や電話番号などの個人情報が変わった際も必ず伝えてください。
Q、在籍確認の電話は時間指定できる?
A、時間指定できる場合が多いです。

その場合、申込者が必ず会社にいる時間を、申し込んだ直後に伝えましょう

カードローン会社の営業時間もあらかじめ確認しておくのがおすすめです。
Q、在籍確認の電話はどんな内容?
A、一般的に、カードローン会社の担当者が個人名で名乗り、申込者がいるかどうかを聞くことが多いです。

さらに、アコムなら担当者の性別も希望することが可能です。

電話対応は、本人が出なくても問題なく、「いる」もしくは「席を外している」といったもので構いません。
Q、セブン銀行カードローンは電話の在籍確認なしって本当?
A、原則として電話連絡はしないと明言しています。

ただ、場合によっては電話で連絡が来ることもあるので覚えておきましょう。
Q、在籍確認の電話について使える言い訳はある?
A、カードローンを利用したことがばれたくない場合、使える言い訳としては以下のようなものが挙げられます。

・クレジットカードを作った
・銀行口座を開設した
・取引先からの電話
・親戚からの電話

電話がかかってくる前に事前に他のスタッフに伝えておけば、スムーズに取り次いでもらうことが可能です。

カードローン各社は、会社名を出したりカードローンについて触れたりせず、プライバシーに十分配慮したうえで在籍確認を行っています。

以上のような言い訳を考えておき、自分から公表しない限りはカードローンの利用がばれてしまう可能性は低いでしょう。
監修者の紹介
経歴・プロフィール
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。
水野崇
監修者の紹介
経歴・プロフィール
大学卒業後、大手保険会社に入社し4年間生命保険・損害保険の営業職を経験。保険代理店へ転職後、副業として親子向けのマネーセミナーをスタート。2017年にはじんFP事務所を開業し、数字が苦手な女性起業家を専門に「家計」と「事業」2つのマネーサポートを行なっている。マネーセミナーや個別相談、日経WOMAN公式アンバサダーも務めており、一人ひとりに寄り添ったファイナンシャルプランナーとして活動中。著書「私たちの「お金の使い方・貯め方」教えて下さい」ではお金の失敗の実例を踏まえながら、賢いお金の使い方や国の制度を理解することができる。
祖父江仁美
執筆者
ゼロメディア編集部

お金に関するトラブルを抱えると、精神的にやられて苦しくなってしまうことも多いです。そんなお金周りで悩んでいる方向けに、誰にでも分かりやすく情報をまとめることを意識して、日々記事の執筆・編集を行っています。

制作チーム一覧はこちら

ライター

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。