借金地獄からすぐに抜け出す方法は?借金まみれで生活できない原因と対処法
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借金地獄とは、「借金まみれで生活ができないうえ、完済の目処がたたない状態」のことを指し、借金の総額が年収の3分の1を超えていると借金地獄状態だと言われます。
借金地獄に陥る主な原因としてはパチンコや競馬、オンラインカジノといったギャンブル、FXや仮想通貨といった投資などが挙げられ、計画性をもたずにお金を使うといつの日か借金を返せない状態になってしまいます。
なかには「毎月借金を返済しているのに抜け出せない…」「借金地獄になると、元の生活には戻りにくい?」「借金地獄が続くとどうなる?」などと不安に思っている方も多いでしょう。
そこで本記事では借金地獄に陥る原因や借金地獄から抜け出す方法などについて解説していきます。
債務整理や借金減額などを、無料で相談できる弁護士・司法書士事務所もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
借金地獄とはどのような状態?具体的にいくらから?
借金地獄とは一般的に、借金残高が膨れ上がってしまい、地獄のように苦しい状況をさします。いわゆる「借金まみれ」と言われる多額の負債を抱えた状態です。
具体的に借金地獄とはどのような状態を指すのか、以下3つの状態を解説します。
1利息が多く元金が減らない
借金地獄状態に陥ると、返して返しても元金が減らず、いつ完済できるか分からない状態になってしまいます。
借り入れ残高が大きいとその分利息も高額になり、毎月の返済額のほとんどが利息になってしまうためです。
金利18%でお金を借りている状態で返済を行わない場合、4年間で借金が2倍になります。金利が15%~20%というのは、それだけ大きな金利なのです。
そのため、毎月必死にお金をかき集めて請求額を支払っているにもかかわらず、何年たってもほとんど元金が減っていないということも珍しくありません。
返済が滞ってしまうと遅延損害金が発生するので、さらに借金が膨れ上がることに。遅延損害金は「年率20%程度×日数分」となることが多いです。
2複数社からの借入がある
借金地獄の状態として、複数社からの借入がある人も対象です。多方面から借入を行なった場合、多重債務と呼ばれる状態に該当し、返済が困難な状態を指します。
多重債務になると、それぞれの借り入れ先から返済を要求されるので、1か月の間に何度も返済日を迎えることになり、借金生活が続きます。
自転車操業を繰り返すうちにも容赦なく利息が付くので、雪だるま式に借金が大きくなってしまうのです。
そのため、多重債務状態になると、きちんと返済しているにもかからわず、時間の経過と共に借金が増えてしまうことも珍しくありません。
最終的にはお金を貸してくれる業者がなくなり、追い詰められてしまうことも珍しくありません。
3借金の総額が年収の3分の1を超えている
一般的に借金地獄と呼ばれるラインは、借金の総額が年収の3分の1を超えた場合と考えられています。借金総額が年収の1/3を超えると、自力で返済していくのはかなり厳しい状況と言えるでしょう。
その理由は、「総量規制」と呼ばれる貸金業法に基づく法律が制定されているからです。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
日本貸金業協会
総量規制の対象となるのは、消費者金融やクレジットカード会社による貸付のみで、銀行や信用金庫などの借入は対象外となります。
この場合、収入面から考えて通常の返済では追いつくことは難しいでしょう。
借金地獄に陥る主な6つの原因・理由
ここでは具体的にどのような状態だと借金地獄に陥りやすいのか、借金地獄に陥る原因について解説していきます。
1パチンコや競馬などのギャンブル依存
よくある借金地獄に陥る要因として、ギャンブル依存症が挙げられます。パチンコや競馬などのギャンブルは、自由に使える金額で趣味として楽しむ分には何の問題もありません。
また、ギャンブル依存になると、負けたときにもやめることができず、もっとお金をつぎ込むことで取り戻そうとするのもよくある話です。
最悪の場合、家庭問題・虐待・犯罪などにまで発展してしまう人もいるため、早い段階で制限しておきましょう。
歯止めが効かなくなる前に、カウンセラーや病院で相談してみるのもおすすめです。
2クレジットカードの使い過ぎ
クレジットカードの使い過ぎも、借金地獄に陥る要因になりえます。クレジットカードは現金を出さずに決済できるため、現金を使っている感覚がなくなりやすいです。
さらに、クレジットカードは使いすぎた場合にリボ払いを利用できるのも、借金地獄に陥る要因の1つと言っていいでしょう。
クレジットカードは、ショッピング枠を使い切るまで、自分の収入や貯金に関係なく欲しいものを買うことが可能です。
そのため、ついつい返済できないほどにお金を使ってしまい、リボ払いに変更したことが借金地獄の第一歩となる可能性もあります。
リボ払いは計画的に使えば決して危険なものではありませんが、無計画に使ってしまうと借金地獄の入り口になるかもしれません。
3低収入・収入の減少
そもそも低収入である、もしくは収入が減少したという場合も借金地獄に陥る主な原因・理由として挙げられます。
実際、金融庁が調査した「財務局等に寄せられた多重債務に関する相談の概況」に掲載されているデータによると、借金をしたきっかけは「低収入・収入の減少」である方が多く見られます。
【2020年】相談者の借金をしたきっかけ(複数回答可) | |
低収入・収入の減少 | 2211件 |
商品・サービス購入 | 1348件 |
ギャンブル等 | 397件 |
その他の遊興費 | 275件 |
事業資⾦の補てん | 547件 |
他⼈の債務保証・借⾦の肩代わり | 338件 |
借⾦の返済またはクレジットカードの利⽤代⾦ | 754件 |
医療費 | 332件 |
冠婚葬祭 | 30件 |
新型コロナウイルス感染症の影響 | 462件 |
その他 | 737件 |
上記の結果からも分かるように「低収入・収入の減少」で借金をすると返済が困難になるため、家計が厳しい場合は収入アップが見込める職場に転職するといったことも検討すると良いでしょう。
住居費・食費・生活費などを支払うだけで借金が増えていき、時間の問題でこれ以上借金できないところまで追いつめられてしまいます。
4介護・医療費など生活環境の変化
介護費も借金地獄に陥る理由となることがあります。家族の介護が必要になった場合、介護施設の利用や介護用品の購入に費用が掛かるためです。
とくに、老人ホームなどの施設に入居させる必要がある状況だと、まとまったお金が必要になり借金地獄に陥る要因となりがちです。
また、医療費も借金地獄の要因になりえます。病気や怪我で高額な治療費が必要になった場合、治療を受けずに放置することはできません。
そのため、借金をせざるを得ない状況になる可能性があり、その結果借金地獄に陥ることがあるのです。
5住宅ローンなどによる返済負担
一般的にマイホームや車を購入した際はローンを組むことになりますが、住宅ローンなどの返済負担が重いと生活を圧迫してしまい、借金地獄に陥る可能性があります。
ある程度の貯金があれば一時的な収入減少には対応できるかもしれませんが、住宅ローンは何年も払い続けなければならないため、働けない時期が長くなればなるほど借金地獄に陥る可能性が高まります。
6収入と支出を把握しておらず、無計画にお金を使う
収入と支出を把握できておらず、無計画にお金を使ってしまうのも借金地獄に陥る原因の一つです。
そのため、借金をせざるを得ない状況にならないよう、日頃から収入と支出を把握しておくことが大切です。また、無計画にお金を使ってしまっている場合も生活が危ぶまれる前に家計簿をつけるなどして、日々の支出を管理しておきましょう。
貯金があるからといって、収入と支出を把握せず無計画にお金を使うのは非常に危険です。
借金地獄に陥りやすい人の特徴とは?
借金地獄に陥りやすい人にはいくつかの共通点があります。
具体的に以下のような特徴に当てはまる方は借金地獄に陥りやすい傾向があるので十分に注意する必要があるでしょう。
ギャンブル依存している人
ギャンブルに依存している人は特に借金地獄に陥りやすいです。パチンコ•競馬•オンラインカジノ•宝くじ・株以外にも、最近ではFXや仮想通貨にのめり込み借金地獄に陥るケースも見られます。
借金を負ってまでお金をつぎ込んでしまう人はギャンブル依存症の可能性があります。
ギャンブル等依存症とは、ギャンブル等にのめり込んでコントロールができなくなる精神疾患の一つです。これにより、日常生活や社会生活に支障が生じることがあります。
消費者庁
一度ギャンブル依存になると高額の借金を負うことになるため、抜け出すことが大変難しくなります。ギャンブルといった賭け事は、余裕資金で嗜む程度にしておくと良いでしょう。
物事の計画を立てるのが苦手な人
物事の計画を立てて生活するのが苦手な人も借金地獄に陥る可能性があります。
毎月どのくらいの出費があり、いくら使用することができるのか現状を把握していなければ不足分を借金で補おうとするでしょう。
このような特徴を持つ人は、「たとえ借金をあってもなんとかなる」という考えの一点張りで、いつの間にか借金まみれに陥ってしまっていることが多くあるため注意が必要です。
最低でも1ヶ月〜半年分の生活資金は常に担保しておくと良いでしょう。
「計画を立てるのが苦手」と理解している方は、自分の収入支出や貯蓄管理を日頃から計算することをおすすめします。
他人に対して見栄を張ってしまう性格の人
他人につい「見栄」を張ってしまう性格の人も借金地獄に陥る性格ひとつです。
他人に羨ましがられることに快感を持っているため、つい周りの人が持っていない物や場所に行くため借金をしてまで煌びやかに見せます。
当然ながら高価なものばかり手に入れようとすると収入に見合わず、借金地獄に陥りやすくなるでしょう。
ストレス解消法としてショッピングや浪費を多くする人
ストレス発散のためにショッピングや過度な浪費をする人も借金地獄に要注意です。
このような方は「物を買う」ことによってストレスを解消しようとしているため、所持金で賄うことができなければ借金をしてでも買い物を続けようとするでしょう。
ストレス発散を理由に買い物すると、日常生活には不要な物を大量に購入してしまう上に、借金まみれになってしまいます。
もちろん、自分のためにお金を使うことは悪いことではありません。
しかし、「ストレス発散」を理由とした不要な買い物や過度な浪費は、たとえそれなりの収入があっても借金地獄に陥りやすいので、避けるようにしましょう。
物事に依存しやすい性格の人
何か特定の物事に対して依存しやすい性格の人も借金地獄になりやすいタイプの1つです。
特に借金地獄に陥る女性は以下のような場合に多く共通しています。
- 趣味や嗜好品に興味を持つと他のことが手につかなくなる
- 好きなアイドルや芸能人のためにグッズを大量購入したり、遠征したりする
- キャバクラやホストクラブといった所に通い続ける
こういった人は依存しやすい性格なので、たとえ所持金が足りなくなっても借金を繰り返す傾向があります。
自分の収入を理解し、その範囲内で楽しむようにすると良いでしょう。
お金について深く考えたくない・考えられない人
お金について日頃から深く考えている人がいる一方で、深く考えるのが面倒だったり現実を見たくないなどの理由からお金について深く考えたくない、考えられない人もいるでしょう。
お金について深く考えたくない、考えられない人はお金に無頓着であることから、計画性のある使い方をせずに借金地獄へ陥ってしまう可能性が高いため危険です。
お金について深く考えすぎてしまう人は「ケチ」だと言われることもありますが、考えすぎないのもよくないため、日頃から収入と支出は把握しておきましょう。
借金地獄に陥るとどうなる?
借金地獄に陥ってしまった場合、以下のようなことが起こります。
多額の借金を抱えることでなぜこのような状態になってしまうのか、それぞれ解説していきます。
財産の差押え
借金地獄に陥ると、最終的に貯金や家、車などの財産を差押えられる可能性があります。
滞納をし続けてしばらく経過すると、金融機関から支払い督促が送られてきますが、この段階で誠実に対応し支払いを行えば返済完了となり、それ以上大事になることはありません。
いずれが送られてきた場合でも、書類には債務を一括返済するよう求める内容が書かれていますが、「一括での支払いができないので、分割返済したい」と希望することができます。
具体的には指定の日に裁判所に出廷、もしくは書類を裁判所に送付することで、分割で返済したい旨を申し立てることができるのです。
裁判所から届いた書類も無視した結果、裁判所の決定によって財産の差押えが可能となり、借りたお金を強制的に回収されることになります。
貸金業者からの訴訟
借金生活が続き返済が滞ると、貸金業者から訴訟される可能性があります。毎月の返済金額が高額になり、返済できなくなると、滞納してしまうこともあるでしょう。
本来返済すべき日にお金を支払わなければ、賃貸業者から電話がかかってきますが「電話に出ても返済できない」「何を言われるか分からないので怖い」とついつい無視してしまいがちです。
しかし督促の電話が嫌だからと無視し続けていると、その後もコンスタントに電話が鳴り続け、頻度の高い着信に悩まされることとなります。
さらに電話を無視し続けると、返済の意思がなく悪質と判断され、貸金業者から訴訟を起こされることとなります。
闇金での借入
借金地獄に陥りお金に困った結果、闇金で借り入れしてしまうことも珍しくありません。多重債務状態になると、複数の借り入れ先からの督促によって、追い詰められ精神的に消耗していることも多いです。
家賃や光熱費が満足に払えなくなり、いつ電気やガスが止まるか分からず、おびえながら暮らしている可能性もあるでしょう。
その結果、唯一お金を貸してくれる違法業者である、闇金からお金を借りてしまうのです。闇金は法を守って運営されておらず、当然金利や取り立ての手段も違法な手段を利用します。
そのため、10日で1割などの超高金利が付いたり、滞納した際に恫喝されるなどの違法な取り立てにあう可能性もあります。
また、しつこく電話されたり、会社や実家にまで連絡されるなど嫌がらせをされることもあり得ます。
取り立てに悩まされる
借金地獄状態になると、電話や郵送物での取り立てに悩まされることもあります。お金を借りた場合、毎月決まった日に引き落としされます。
そのときに、引き落としができないと電話や郵送物で督促が行われ、返済すべき金額を支払うまで取り立ての連絡が止まることはありません。
複数業者で滞納していると、毎日のように電話がかかってきたり、郵送物が大量に届いたりすることになります。
場合によっては、自宅まで取り立てに来る可能性もあります。
返済遅延によって借金が増える
借金地獄に陥ってしまうと借金を返す余裕がなくなることから、返済が滞ってしまうケースがほとんどでしょう。しかし、借金の返済が遅れると遅延損害金が請求されるため、結果的に借金が増えてしまいます。
遅延損害金は通常の利率よりも高く設定されていることから、延滞日数が伸びれば伸びるほど借金がどんどん増えていきます。遅延損害金の計算方法は以下の通りです。
- 遅延損害金=延滞している金額×遅延損害金利率÷365日×延滞日数
借金を返せずさらに借金が上乗せされていくという悪循環に陥らないよう、借金は計画的に返済しなければなりません。
家族の生活に影響が出る
借金地獄に陥り、闇金からお金を借りてしまうと過激な取り立てにあい、家族の生活に影響が出てしまうケースもあるでしょう。
近所の人に知られれば自身だけでなく家族も周囲からの目線が常に気になり、精神的に追い詰められることでまともな生活を送れなくなる危険性があります。
また、学費や給食費などの支払いを滞ってしまうと子供は学校にいづらくなり、最悪の場合進路にも支障をきたすことがあるでしょう。
借金は自分の人生だけでなく、家族の人生も狂わせてしまうことがあります。
離婚や家庭崩壊
結婚している方や子供がいる方など、家庭がある方が借金地獄に陥ってしまうと離婚や家庭崩壊の危機にもさらされる可能性があります。
また、夫婦だとしても保証人になっていなければ基本的に配偶者の借金を支払う義務はありません。そのため、籍を入れていても借金が分散されることはないのです。
もし家庭をもっている方で借金を抱えている場合は、金額が大きくなる前に家族へ打ち明け、早い段階で今後について話し合うことをおすすめします。
借金地獄を抜け出す方法は?返済のコツ7つを紹介
借金まみれだった人の中には一攫千金を成し、借金地獄からお金持ちへと這い上がった人も中にはいますが、多くはそううまくはいきません。
そこで、借金地獄の生活から抜け出すための対処法をいくつかご紹介します。
債務整理をする
債務整理は、借金地獄から抜け出すための非常に有効な手段で、いち早く借金問題に関する手続きをしてもらうことができます。
債務整理には以下の3種類があり、借金を無理なく返済できるようになったり、借金の減額などが可能になったりします。
任意整理 |
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個人再生 |
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自己破産 |
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いずれの手段を利用した場合も、信用情報に記録が残る(ブラックリストに載る)というデメリットはあります。しかし、それ以上に苦しい借金地獄から脱出できるのは非常に大きなメリットと言えるでしょう。
債務整理は、基本的に弁護士や司法書士に依頼して進めていきます。相談は無料となっている場合も多いので、返済が苦しい時にはまずは相談してみるのがおすすめです。
過払い金請求をする
借金を長期間高い金利で支払い続けている場合、過払い金が存在する可能性があります。過払い金が存在する場合、返済中であれば減額が可能となり、完済済みの場合はお金が戻ってくることもあります。
そもそも以前日本には「出資法」という法律により、金利が年29.2%に定められていましたが、2010年6月18日に20%に引き下げられました。
そのため、以下の条件に当てはまっている人は過払金請求の対象といえます。
- 2010年6月17日以前に借り入れをしている
- 最後の借り入れor最終取引から10年以内
したがって、2010年6月17日以前に借り入れをした借金がある場合には、過払い金が無いか専門家に相談してみるといいでしょう。
ただし過払い金は請求期間が完済後10年と決まっているので、早めに手続きしないと取り戻せなくなる可能性もあります。
親族など身近な人に相談する
借金地獄に陥ってしまったら、まずは親族など身近な人に相談することをおすすめします。借金問題は繊細な話であるため、以下のように後ろめたい気持ちになるかもしれません。
- 「借金の悩みを打ち明けにくい」
- 「多額の借金を抱えていることがバレたら恥ずかしい」
- 「破産者というイメージがついてしまう」
しかし、誰にも話さず一人で抱え込んでしまうことの方がより精神的に追い込まれ、冷静な判断ができなくなってしまいます。
また、身内に相談し、いくらかまとまったお金を集めることができれば借金返済として充てることもできます。特に身内からお金を借りた場合、金利を抑えることができるのが最大のポイント。
ただし、身内だからといって適当に済ませるのではなく、借用書を用意しておきましょう。できれば返済方法や月々の返済額など具体的な詳細まで記載することで、返済の見通しが立つでしょう。
おまとめローンを利用する
状況によっては、おまとめローンを利用することが状況の改善につながることもあります。
おまとめローンでは金利や月々の返済金額を抑えられることが多く、毎月の負担が小さくなり楽になる可能性があります。
また、多重債務の場合は毎月複数個所に返済を行う必要がありますが、おまとめローンを利用すれば返済回数を減らせるので、返済が楽になるメリットも。
おまとめローンは審査があり、滞納期間が長かったり債務残高が多かったりすると、審査通過できない可能性があるものの、利用を検討する価値はあるでしょう。
おまとめローンは総量規制の対象外なので、すでに年収の1/3に近い金額を借り入れている場合でも審査通過の可能性があります。
ローンを借り換えることで状況がよくなることもあります。借り換えが有効になるのは、クレジットカードのリボ払いなど金利が高い借金を抱えている場合です。
リボ払いは金利が15%~18%程度に設定されていることが多いですが、他のローンに借り換えをすることで金利を抑えられることがあるためです。
金利が低くなれば、当然発生する利息も低く抑えられるため、月々の負担とトータルの返済金額がともに小さくなります。
そのため、金利が高い借金を抱えているのであれば、金利の低いローンを探して申し込んでみてもいいでしょう。
月々の出費を見直す
借金地獄を抜け出したいのであれば、月々の出費を見直す必要があります。返済自体の負担が減るわけではありませんが、無駄な出費をなくすことで生活に余裕がうまれるでしょう。
特に携帯料金や保険代、サブスクリプション代といった固定費は一度見直すのがおすすめです。契約プランを変更する、利用していないサブスクリプションは解約するなど、少しでも削れるコストは削減しましょう。
固定費を見直すことで、年間で見たときに大きな差が生まれます。
転職して収入をアップさせる
収入の少なさが原因で借金地獄に陥ってしまっている場合は、転職して収入をアップさせるのがおすすめです。
また、転職しなくても副業をすることで収入を増やすことも可能です。収入が少ない方は現状よりも収入を増やすことで生活に余裕がうまれます。
ただ、収入が増えたからといって、その分返済額を増やすと結果的に生活が圧迫されてしまうため注意が必要です。
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サンク総合法律事務所は、月600件以上の豊富な債務整理の相談実績がある、借金や債務整理を特に得意とする法律事務所です。
また、借金問題の相談は何度でも無料で対応してもらえるため、借金に不安を抱えている人も納得するまで相談ができます。
さらに、契約後すぐに債権者に受任通知を送ることで、債権者からの督促を止められるため、借金の督促に悩まされることなく、安心して債務整理手続きをすすめられます。
女性弁護士が在籍しているので、男性には話しにくい借金の相談がある場合にも、話しやすい環境が整っています。
無料相談 | 何度でも無料で対応 |
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債務整理の料金例(税込) | 【任意整理の場合】
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所在地 | 東京都中央区八丁堀4-2-2 UUR京橋イーストビル2階 |
利用可能地域 | 全国対応 |
借金地獄に陥らないための注意点【年代別】
借金地獄は誰にでも陥る可能性がありますが、その理由は年代ごとに様々です。
たとえば、20代では、しっかりとした金銭感覚がないままクレジットカードを利用しすぎて借金地獄に陥ってしまったり、学生時代に借りた奨学金の返済に追われたりなどの理由から借金地獄に陥る可能性があります。
そのため、ここからは年代ごとに借金地獄に陥る要因や注意点について解説していきます。
今後、借金地獄に陥らないためにもぜひ参考にしてみてください。
借金地獄に陥る要因や注意点 | |
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20代 |
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30代 |
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40代 |
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50代 |
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60代 |
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中でも、30〜40代は借金地獄に陥りやすい年代と考えられています。その理由としては、マイホームの購入や子供の養育費用が必要になり高額なローンを組むことが考えられます。
30代以降は安定した収入があるため、社会的信用度も高くローンは組みやすいでしょう。しかし20代と違い、立て続きに高額なローンを組むことで返済が追いつかなくなり借金地獄に陥る可能性が高まります。
借入をする際は計画性を持ち、返済の目処を立ててから借りると良いでしょう。
借金地獄に陥っているときにやってはいけないこと
ここでは借金地獄に陥っているときにやってはいけないNG行動をいくつかご紹介します。
返済催促の連絡を無視する
借金地獄に陥り、返済が滞っていると借入先から何度も返済催促の連絡がきます。誰しも催促の連絡には出たくないものですが、だからといって無視してはいけません。
催促の連絡を無視し続けると、自身の携帯だけでなく自宅や勤務先に連絡がきたり、法的措置をとられる時期が早まる可能性があります。
そのため、借金地獄で返済が間に合っていなくても借入先からの連絡には出るようにし、誠実な態度で返済日を遅らせてもらうようお願いするなどの対応が必要です。
会社などへの連絡といった過度な取立ては法律により禁止されていますが、連絡を無視し続けていると認められる場合があります。
新たに借金をする
借金地獄に陥っている状態で新たに借金を増やすはやめましょう。返済を間に合わせるためにお金を借りても、借金地獄にはまっていくだけです。
こういった状態は自転車操業と呼ばれ、いずれ自身の力ではどうしようもない金額の借金を抱えることになるため、早めに対処することが大切です。
闇金を利用する
闇金は通常のカードローンでは考えられない法外な金利を設定し、誰にでもお金を貸す悪徳業者です。
闇金からお金を借りて返済が遅れてしまうと過剰な取り立てや、あらゆる嫌がらせ行為を受け、精神的にもかなり追い詰められてしまいます。
また、最悪の場合は返済の代わりに違法薬物の運び屋や振り込め詐欺の出し子など、犯罪に加担させられ人生を棒に振る危険性があるので、闇金は絶対に利用してはいけません。
生活するお金がないくらい困っており、どうしてもお金が必要な場合は金融庁の貸金業者登録一覧に掲載されている貸金業者を利用しましょう。
夜逃げをする
住民票を移さずに夜逃げすると、罰金を課せられたり書類の手続きで不便を被ることになるので、借金地獄に陥っても夜逃げするのは避けるべきです。
また、夜逃げは家族だけでなく親しい友人や住宅の管理会社、大家さんなど、周りの人に心配や迷惑をかけることとなり、借金自体もなくなるわけではないため絶対にやめましょう。
夜逃げするとその後の生活にさまざまな制限がでてくるので、デメリットしかありません。
ギャンブルや宝くじで一攫千金を狙う
借金地獄に陥ると、日々の返済から逃れたいが故にギャンブルや宝くじで一攫千金を狙おうと考える方もいるでしょう。
しかしギャンブルや宝くじは当たる可能性が非常に低いため、ほとんどの場合、今よりも状況を悪化させてしまいます。
ギャンブルや宝くじなどによって状況を悪化させないためにも、借金は着実に返済していくことをおすすめします。
闇バイトに応募する
近年ではSNSを使ってバイトを探す方も増えていますが、なかには詳細を明かさず高額報酬で募集をかけているバイト、通称「闇バイト」も紛れています。
借金地獄に陥り、すぐにでもお金を用意したいからといって闇バイトに応募すると、借金を返済するどころか犯罪の片棒を担がされる可能性があるため、絶対に手を出してはいけません。
[frame-alert text=”闇バイトの内容は特殊詐欺の電話応対や運び屋などがあり、募集の段階では仕事内容の詳細は伏せられて仕事を開始してからようやく全容がわかるという場合が多いです。”]中には強盗といった明らかな犯罪がありますが、加担してしまった人の中には「犯罪行為だとわからなかった」と証言する人もおり、巧妙な手口で勧誘を行っていることが理解できるでしょう。
また、1度でも闇バイトに応募してしまうと就労時に把握された個人情報を盾にして犯行グループに危害を加えられることをほのめかされ、その後も続けさせられる危険性があります。
実際に闇バイトへ応募し、警察に逮捕されている人がいます。
闇バイトの特徴としては「身分証明書を持っている状態の顔写真を撮影される」があるので、このような状況になった場合は闇バイトの疑いがあるのですぐに離れましょう。
クレジットカードを現金化する
クレジットカードの現金化は、多くのクレジットカード会社が利用規約で禁止しているため、借金地獄でお金がなくてもやらないようにしましょう。
利用規約で禁止されているにも関わらずクレジットカードを現金化してバレると、規約違反となり強制解約や利用した分の一括返済が求められるといったペナルティを受ける可能性があります。
ペナルティによって借金地獄がより深刻になる危険性があるため、クレジットカードの現金化は行わないよう注意が必要です。
借金地獄のよくある質問
また、借金地獄の状態が続いてまったく返済できないと、最悪の場合、財産の差し押さえ•貸金業者による訴訟といった裁判沙汰になる可能性もあります。
複数社から少しずつ借りていて、1つずつ返済すれば借金地獄の状態を抜け出せそうなら、計画を立てるのがおすすめ。一方、どうしても借金を返済できない場合は、債務整理を検討するのがよいでしょう。
また、法外な利息で貸し付ける闇金の利用や、ギャンブル・宝くじで一攫千金を狙うのも非常に危険です。闇金はすぐにお金を貸してくれますが、返済できないと過剰な取り立てや嫌がらせ行為を受けることになります。ギャンブルや宝くじに関しても当たる確率は低いため、お金がないときに手を出すのは避けましょう。
借金地獄のまとめ
この記事では、借金地獄に陥る原因やその対処法について解説してきました。さまざまなところからお金を借りたり、返済のためにさらに借金を重ねると、いずれ借金地獄に陥ってしまいます。
そのため、借金地獄にならないよう借入の際は本当に必要な借金かを考えることが大切です。FXや株、仮想通貨などの投資、オンラインカジノやパチンコなどのギャンブルを行う際は、自制することを心がけましょう。
「借金が多すぎて返済がきつい」といった借金地獄に陥ってしまったら、専門家に相談するのがおすすめです。何度でも無料で相談に乗ってくれる弁護士・司法書士事務所や窓口があるので、ぜひチェックしてみてください。
無料相談を活用して、早い段階での解決を目指しましょう。
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