光回線

光回線プロバイダ20社の料金&速度比較一覧!おすすめ18社を解説

プロバイダ おすすめ
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光回線を利用している方の多くが、下記のような悩み・疑問を抱えているでしょう。

  • インターネット料金を安くしたい
  • 通信速度の早い光回線・プロバイダに乗り換えたい
  • プロバイダを変更すれば、料金・通信速度を改善できる?

結論、プロバイダだけを変更しても料金や通信速度に大きな変化はありません。また、数あるプロバイダを一つずつ比較することは非常に困難です。

そこで今回は、プロバイダ・光回線20社の料金・通信速度を比較し、おすすめの18社を紹介します。

この記事でわかること
  • プロバイダを選べる光回線は
    フレッツ光・ドコモ光・auひかりのみ
  • 通信速度・料金を本気で改善するなら
    別の光回線・プロバイダへ乗り換えよう
  • コスパ重視ならスマホとのセット割が大切
  • 通信速度の早さで選ぶなら
    NURO光・auひかりなど独自回線がおすすめ

「どのプロバイダ・光回線を選べばわからない」という方に向けて、選び方についてもわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

プロバイダ・光回線選びで絶対に失敗したくない方は、必見の内容です!

プロバイダとは?初心者向けにわかりやすく解説

プロバイダとは、光回線(光ファイバー)をインターネットに接続するためのサービスです。

ポイント
光回線は通信設備、プロバイダはインターネットに接続するためのサービスを提供しています。

そのため、自宅でインターネットを利用するためには「光回線+プロバイダ」を契約しなければなりません。

プロバイダを自分で選べる”プロバイダ選択型の光回線”は、下記3つのみです。

プロバイダ選択型の光回線対応プロバイダ
フレッツ光【全300社以上】
・AsahiNet
・@nifty
・hi-ho
・Yahoo!BB など
ドコモ光【全24社】
・GMOとくとくBB
・BIGLOBE
・BB.excite
・OCN など
auひかり【全9社】
・@TCOM
・au one net
・GMOとくとくBB
・auひかりちゅら など

※2024年9月時点

フレッツ光やドコモ光は、選択肢が多く、各プロバイダの料金や通信品質などを比較することは困難です。このような背景から、最近では、プロバイダ一体型の光回線が主流になっています。

自分でプロバイダを比較・検討する必要がなく、誰でも簡単にインターネット環境を整えられるところが最大のメリットです。

また、プロバイダ選択型の光回線よりも、料金が安くなる可能性があります。特に「フレッツ光」を契約している方の場合、プロバイダ一体型のの光回線に乗り換えることで、通信料を節約できる可能性が高いでしょう。

なお、フレッツ光とプロバイダ一体型のサービスのことを総称して「光コラボレーション」と呼びます。



「光回線・プロバイダのそれぞれに料金を支払う必要がなく、窓口を一本化できる」といったメリットもあります。
【例】プロバイダ一体型の光回線
  • ソフトバンク光
  • NURO光
  • eo光
  • 楽天ひかり
  • ビッグローブ光
  • GMOとくとくBB光 など

プロバイダ選択型の光回線にメリットはない?

プロバイダ選択型の光回線における代表的なメリットは下記の通りです。

  • プロバイダの変更で通信速度を改善できる
  • プロバイダ独自のキャンペーンを利用できる

プロバイダを変更すると、通信速度を改善できる可能性があります。

注意点
先述した通り、大幅な改善は難しい傾向にあります。これは、そもそも利用している大元の光回線(光ファイバー)が変わらないためです。

ただ「乗り換え先のプロバイダに申し込み、ルーターを設定するといった手順で乗り換えられるため、誰でも簡単におこなえるでしょう。

また、プロバイダ独自のキャンペーンを利用できるところもポイントです。プロバイダ独自のキャンペーンといえば、高額なキャッシュバック特典が挙げられます。

乗り換えで数万円もらえるキャンペーンもあるので、プロバイダのみの変更を検討している方は、積極的に利用してみてください。

プロバイダを選ぶ前に光回線を決めよう

プロバイダを選ぶ前に、まずは利用したい光回線を決めましょう。

ポイント
プロバイダは、基本的に光回線の提供エリアに依存しているからです。

たとえば、全国対応の光回線であれば、選べるプロバイダも地域問わず利用できる可能性が大いにあります。

中には、一部地域でしか利用できないプロバイダもありますが、先に光回線の候補を絞り込んだ方が効率よく比較・検討できるでしょう。



なお、光回線は種類によって提供エリアが異なります。光回線の種類は、大きく分けて全4種類です。
光回線の種類提供エリア
フレッツ光全国

コラボ光
(ドコモ光、ソフトバンク光など)
ダークファイバー
(auひかり、NURO光)
一部の地域
電力会社系
(eo光、コミュファ光など)

プロバイダの選び方!比較すべきポイントを8つ紹介

ここからは、プロバイダを選ぶときに比較すべきポイントを8つ紹介します。

「プロバイダ選びで絶対に失敗したくない」という方は、以下のポイントについて確認してみてください。

  • 月額料金
  • スマホとのセット割
  • 通信速度
  • 特典・サービス
  • キャッシュバックキャンペーン
  • エリア
  • 希望日
  • 乗り換えの手軽さ

月額料金

インターネット料金を安くしたい方にとって、月額料金は見逃せないポイントです。

ポイント
ただ、同じ光回線の場合、プロバイダの変更で料金が大きく変わるケースはほとんどありません。

そのため、月額料金の安い光回線を選ぶことが重要だと言えます。

また、光回線の月額料金を比較するときは”実質料金”を計算しましょう。

光回線の実質料金とは?

「月額料金×利用期間+初期費用-キャッシュバック金額」の計算式で算出できる、実際に支払う料金のことです。

たとえば、月額料金が5,000円のA社と、月額料金が4,000円のB社があったとしましょう。

初期費用に含まれる工事費や事務手数料はどちらも無料。A社では、新規申し込みで50,000円のキャッシュバック特典がもらえると仮定します。

  • A社:5,000円×24ヶ月-50,000円=70,000円
    →1ヶ月あたりの実質料金:2,916円
  • B社:4,000円×24ヶ月=96,000円

単純な月額料金を比較するだけでは、B社のほうがお得に思えますが、実はA社のほうが安いことがわかります。

以上のことから、インターネット料金を安くしたい場合は、実質料金の安い光回線を契約するといいでしょう。

本記事で紹介している光回線・プロバイダの実質料金は下記の通りです!

表は横にスクロールできます>>

光回線

【マンション】
実質料金

【戸建て】
実質料金

ドコモ光
(GMOとくとくBB)

総額:43,900円
月額:1,829円
ドコモ光タイプA
(2年定期契約あり)

総額:75、580円
月額:3,149円
ドコモ光タイプA
(2年定期契約あり)

auひかり
(GMOとくとくBB)

総額:19,620円
月額:817円
※タイプV16

総額:43,940円
月額:1,830円
※ずっとギガ得

ソフトバンク光
(プロバイダ一体型)

総額:67,620円
月額:2,817円
マンション・ギガスピード

総額:104,580円
月額:4,357円
ファミリー・ギガスピード

NURO光
(プロバイダ一体型)

総額:68,100円
月額:2,837円
※NURO光 2ギガ
(3年契約)

総額:68,100円
月額:2,837円
※NURO光 2ギガ
(3年契約)

eo光
(プロバイダ一体型)

エリア・物件により異なる

総額:97,236円
月額:4,051円
※1ギガコース

※2024年9月7日時点で開催されているキャンペーンをもとに算出しています。
※料金はすべて税込
※利用期間は2年(24ヶ月)

スマホとのセット割

毎月の通信料を安くしたい方は、スマホとのセット割を使える光回線・プロバイダを選びましょう。

ポイント
セット割の割引額は、月々1,000円程度です。年間12,000円ほど通信料を節約できます。

また、家族それぞれのスマホ料金が毎月1,000円程度割引されるケースが一般的です。

仮に4人家族で同じキャリアを使っている場合、毎月4,000円ほどスマホ代が安くなります。

光回線・プロバイダの月額料金に1,000円ほどの差があるケースはほとんどないので、コスパよくインターネットを利用したい方は、セット割の有無を比較してみてください。



本記事で紹介している光回線・プロバイダのセット割については下記の通りです!
ドコモ光・docomo
→毎月最大1,100円割引
auひかり・au
→毎月最大1,100円割引
・UQ mobile
→毎月最大858円割引
ソフトバンク光・SoftBank
→毎月最大1,100円割引
・Y!mobile
→毎月最大1,650円割引
NURO光・SoftBank
→毎月最大1,100円割引
・NUROモバイル
→1,100円/月割引
※1年間
eo光・au
→毎月最大1,100円割引
・UQ mobile
→毎月最大1,100円割引
・mineo
→毎月330円割引

通信速度

光回線・プロバイダを選ぶときは、通信速度を比較しましょう。

光回線・プロバイダの通信速度はどのくらいが普通?

上り200Mbps、下り220Mbps程度です。

ポイント
平均通信速度は、みんなのネット回線速度(みんそく)というサービスで調べられます。

利用したい光回線の名前を入力すると、直近3ヶ月に測定された平均通信速度が表示されます。

みんそく、ドコモ光

※出典:みんなのネット回線速度(みんそく)

また、ドコモ光やauひかりなど、プロバイダ選択型の光回線を契約する場合は、プロバイダごとの平均通信速度を比較しましょう。

メジャーなプロバイダであれば、通信速度に大きな差はありませんが、マイナーなところは遅い可能性があるので注意が必要です。

たとえば、ドコモ光で選べるプロバイダ5社の平均通信速度は下記の通りです!
OCN平均下り速度
305.37Mbps
平均上り速度
369.92Mbps
GMOとくとくBB平均下り速度:
255.63Mbps
平均上り速度
340.69Mbps
plala(ぷらら)平均下り速度
240.93Mbps
平均上り速度
248.21Mbps
@nifty平均下り速度
259.0Mbps
平均上り速度
349.17Mbps
BIGLOBE平均下り速度
220.87Mbps

平均上り速度
258.58Mbps

※2024年9月7日時点

特典・サービス

プロバイダを選ぶときは、特典・サービスを比較しましょう。

なお、プロバイダが提供する特典・サービスの代表例は、下記の通りです。

  • 工事費が無料になる特典
  • 他社からの違約金を負担する特典
  • Wi-Fiルーターのレンタルサービス
  • セキュリティサービス

特に工事費違約金に対する特典があるのかは重要です。

ポイント
数万円の費用に対してサポートを受けられれば、お得にインターネットを利用できます。

また、Wi-Fiルーターのレンタルサービスや、セキュリティサービスなど、オプションサービスの料金はプロバイダごとに異なります。

もしオプションサービスの利用を検討しているのであれば、特典に加えて、オプションサービスの料金についても比較してみてください。



本記事で紹介している光回線・プロバイダの特典・サービスは下記の通りです!
ドコモ光
(GMOとくとくBB)
・新規工事費無料
・Wi-Fiルーターレンタル
・違約金を最大15,000円まで負担
・セキュリティサービスが1年間無料
auひかり
(GMOとくとくBB)
・Wi-Fiルータープレゼント
・工事費実質0円
・セキュリティサービスが
最大3ヶ月間無料
ソフトバンク光
(プロバイダ一体型)
・Wi-Fiルータープレゼント
・工事費実質無料
・違約金を満額負担
・開通前無料WiFiレンタル
NURO光
(プロバイダ一体型)
・基本工事費が実質無料
・Wi-Fiルーターレンタルが
最大3ヶ月間無料
・開通前無料WiFiレンタル

eo光

(プロバイダ一体型)

・標準工事費が実質無料
・違約金・撤去費用を
最大60,000円まで負担
・無線ルーター12ヶ月無料

※2024年9月7日時点

キャッシュバックキャンペーン

光回線やプロバイダを選ぶうえで、キャッシュバックキャンペーンのお得さは見逃せないでしょう。

ポイント
高額なキャッシュバック特典が多く、高いほど実質料金が安くなります。

なお、同じ光回線でも、申し込み窓口によってキャッシュバック金額は異なる点に注意が必要です。

auひかり
申し込み窓口

キャッシュバック特典

auひかり
(公式)

au PAY残高へ
最大10,000円相当還元

GMOとくとくBB
(プロバイダ)
最大153,250円相当プレゼント
フルコミット株式会社
(代理店)
合計最大126,000円還元
NNコミュニケーションズ
(代理店)
72,000円キャッシュバック
株式会社NEXT
(代理店)
最大126,000円還元

※2024年9月7日時点

たとえば、auひかりをWEBから申し込める代表的な窓口は上記の通りです。

公式サイトから申し込むよりも、プロバイダ・代理店経で申し込んだほうがお得なことがわかります。

キャッシュバック金額に数万円以上の差が生まれることは珍しくないので、どの窓口からの申し込みが1番お得か比較してみてください。

家電量販店も窓口の候補にあがりますが、家賃や人件費などのコストがかるため、WEB経由の窓口よりもキャッシュバック金額は下がります。

エリア

光回線・プロバイダを選ぶ際には、提供エリアで選ぶのも一つの方法です。ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボはフレッツ光の回線を使用しているため、日本全国で利用可能です。

一方で、auひかりやNURO光、地域の電力会社が提供する光回線は、エリアが限定されている場合も多く、利用できる地域が限られています。

ポイント
そのため、自分が住んでいるエリアで対応可能な光回線・プロバイダを選ぶことが大切です。

ほとんどの光回線・プロバイダの公式サイトには、エリア検索機能が用意されているため、住所を入力するだけで利用可能かを簡単に確認できます。あらかじめエリアを確認することで、申し込み後に対応外だったというトラブルを避けられるでしょう。

希望日

希望する開通日に合わせて選ぶのも一つの方法です。光回線の導入には開通工事が必要な場合が多く、工事までに数週間の待ち時間がかかることも珍しくありません。

注意点
また人気の高い光回線・プロバイダは予約が埋まっており、申し込みから開通まで2ヶ月以上かかることもあります。そのため利用開始時期が明確な場合は、工事スケジュールを考慮して選ぶのが重要です。

なお引っ越し先などでインターネットを早く利用したい場合は、開通工事までのつなぎとしてポケットWi-Fiをレンタルする方法も選択肢の一つです。ポケットWi-Fiなら、工事不要で即日利用可能なため、急ぎの場合に役立ちます。

乗り換えの手軽さ

乗り換える際の手軽さから選ぶのもおすすめの方法です。乗り換え方法は大きく「新規契約」「転用」「事業者変更」の3つに分けられ、それぞれに特徴があります。

転用

「転用」は、フレッツ光からドコモ光やソフトバンク光といった他の光コラボに移行する方法です。

この場合、現在のフレッツ光の設備をそのまま使用できるため、開通工事が不要です。なお転用には「転用承諾番号」の取得が必要ですが、スムーズな手続きができます。

事業者変更

「事業者変更」は、現在利用している光コラボから、他の光コラボに移行する方法です。

たとえば、ドコモ光からソフトバンク光に変更する際などです。この場合も、既存の回線設備をそのまま使えるため工事不要で、事業者変更承諾番号の取得だけで乗り換えができます。

新規契約

「新規契約」は、光回線の利用が初めての場合や、現在の回線を解約して別の回線に新たに申し込む場合です。

例えば、フレッツ光からNURO光に乗り換える場合は、異なる回線を使用するため、新たな工事が必要となり、手間と費用がかかります。



手軽さを重視して選ぶなら転用や事業者変更で済む光回線・プロバイダを選ぶのがよいでしょう。

プロバイダ・光回線20社の料金・速度一覧

プロバイダを選ぶときの注意点

プロバイダを選ぶときは、以下に注意しましょう。

プロバイダを選ぶときの注意点
  • 単体で契約するとプロバイダ利用料金が別途かかる
  • 一部地域でしか契約できないプロバイダもある
  • 開通までに日数がかかる
  • 同じプロバイダでも戸建てタイプとマンションタイプがある
  • キャッシュバックは条件を確認する
  • 解約違約金も比較しておく
  • プロバイダのメールサービスは解約後使用できなくなる

単体で契約するとプロバイダ利用料金が別途かかる

光コラボなどの光通信サービスでは、回線とプロバイダがセットで提供されるので、別途プロバイダ料金が発生しないケースが一般的です。

ただし、プロバイダを光回線とは別に単体契約する場合は、光回線の利用料に加えてプロバイダ利用料もかかるので注意しましょう。

ポイント
プロバイダは、光回線で引かれた通信回線をインターネットに接続する役割を持っており、これ自体は独立したサービスです。そのため、光回線の種類によっては、プロバイダ契約が別途必要な場合もあります。

光回線を選ぶ際には、セット契約の有無や月額料金の仕組みを事前に確認して、予算に合ったプランを選ぶようにしましょう。

一部地域でしか契約できないプロバイダもある

光回線やプロバイダーによっては、特定地域のみしか契約できないものもあるので注意が必要です。

たとえばNURO光のエリアは全国的に広がっていますが、中国地方では広島県や岡山県、九州地方では福岡県や佐賀県と一部地域では限定されています。

注意点
またエリア内の都道府県でも、一部の市区町村では利用不可の場合もあるので注意が必要です。

関西地方限定の「eo光」のように、特定の地域に特化したサービスも存在します。光回線・プロバイダの導入を検討するときは、公式サイトや提供エリアマップで、詳細なエリアを確認するようにしましょう。

開通までに日数がかかる

光回線の開通には工事が必要なため、申し込みから利用開始までにある程度の日数がかかることがあります。開通工事は通常1〜2時間ほどかかり、1日の作業可能件数には限りがあるためです。

そのため人気の光回線プロバイダでは予約が混み合い、数週間から数ヶ月待ちになる場合も少なくありません。

ポイント
引っ越し先や新居ですぐにインターネット利用が必要な場合は、開通までにかかる期間も考慮して、計画的に手続きするようにしましょう。

また、工事完了までのつなぎとして、ポケットWi-Fiやホームルーターをレンタルするのも1つの方法です。

同じプロバイダでも戸建てタイプとマンションタイプがある

同じ光回線・プロバイダを利用する際でも、戸建てタイプとマンションタイプの2種類があります。


戸建てマンション
速度速い戸建てより遅い
月額料金マンションより高い安い

マンションタイプのプランは、複数の住人が同じ回線を共有するので、アクセスが集中しやすく、通信速度が戸建てプランよりも遅くなる傾向があります。特に、夜間や週末など多くの人がインターネットを利用する時間帯は、速度低下が発生しやすくなります。

戸建てタイプは専用の回線を一家で独占して利用できるので、より安定した高速通信が期待できるでしょう。

ポイント
一方、料金に関しては、マンションタイプの方が比較的安価です。これは回線を複数世帯で共有するため、設備や通信コストが分散されるためです。

なお場合によっては、マンションに住んでいても戸建てプランしか利用できない場合があるので、契約前に事前に提供エリアやプラン内容を確認しておく必要があります。

キャッシュバックは条件を確認する

多くのプロバイダではキャッシュバックキャンペーンを行っていますが、その際のキャッシュバック条件には注意が必要です。

キャッシュバックは通常、新規契約や一定期間の継続利用が条件とされることが多く、さらにオプション加入が必須条件の場合もあります。また、複雑な手続きや申請手順が求められることもあるので注意しましょう。

注意点
長期利用が条件のキャッシュバックでは、申請のタイミングが数ヶ月後に設定されているケースもあるので、気をつけないとキャッシュバックを受け取れないことがあります。

たとえば、GMOとくとくBB光では、キャッシュバックの申請案内メールがGMO発行の基本メールアドレスにのみ届き、登録時に入力した個人のメールアドレスには通知されません。

キャッシュバック申請を忘れないように、入会時にあらかじめリマインダーを設定しておくなど工夫が必要です。

解約違約金も比較しておく

契約期間の縛りがある光回線プランでは、途中解約した場合に解約違約金が発生します。

多くのプロバイダでは、違約金が月額基本料金と同程度の金額ですが、月額料金が高めのプランではその分、解約時の違約金も高額になる傾向があります。



そのため、もし契約期間内に解約する可能性がある場合、事前に各プロバイダの違約金を比較して、リスクを考慮したうえで光回線・プロバイダを選ぶようにしましょう。

プロバイダのメールサービスは解約後使用できなくなる

光回線プロバイダを契約すると、プロバイダ提供のメールアドレスが使用できるようになります。

ただ、プロバイダの契約を解約するとそのメールアドレスは利用できなくなるので、仕事やプライベートでプロバイダメールを使用している場合、解約後に支障が出るので注意してください。

ポイント
どうしてもプロバイダ発行のメールアドレスを継続して使いたい場合、月額数百円でメールサービスを引き続き利用できるオプションを用意しているプロバイダもあります。

このようなオプションを利用すれば、解約後も引き続きメールアドレスを使用することが可能です。

光回線のプロバイダに関してよくある質問

Q、プロバイダとは?
A、プロバイダは、光回線事業者が提供する回線をインターネットに接続する役割を担う事業者のことです。インターネットを利用するには、NTT東日本やNTT西日本などの回線事業者とプロバイダの両方を契約する必要があります。

最近では、ドコモ光やソフトバンク光など光コラボを呼ばれる、回線事業者とプロバイダが一体化したサービスも増えています。光コラボなら、回線とプロバイダ個別の契約が不要なため、料金を一括管理できますし、手続きも簡単です。

Q、プロバイダのみの変更は可能?
A、回線事業者とプロバイダが別契約になっている場合は、プロバイダのみを変更することが可能です。たとえば、「フレッツ光」で、プロバイダを「OCN」から「BIGLOBE」に変更するなどです。

ただし、光コラボなど、回線事業者とプロバイダが一体のプランでは、プロバイダのみの変更ができない場合もあります。なおプロバイダを変更する場合は、契約内容を確認して、違約金が発生するかどうかを確認しておくようにしましょう。

プロバイダを変更することで、通信の安定性が向上することもあるので、使用感の改善が期待できる場合もあります。

Q、プロバイダによる違いとは?
A、プロバイダによって最も異なる点は、月額料金やサポート体制・キャンペーン内容などです。たとえば、一部のプロバイダでは、契約時に数万円のキャッシュバックが受けられるなど、プロバイダ独自の特典がよういされています。

またサポート体制に関しても、24時間対応のカスタマーサポートを用意しているプロバイダもあれば、電話受付が平日のみというところもあるので、自分の利用スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

なおプロバイダ間の通信速度の差は、回線自体が同一のもののため、大きな違いはありません。ただし、各プロバイダの設備やネットワーク混雑状況によって、若干の違いが生じることはあります。

Q、プロバイダを乗り換える場合は工事が必要?
A、プロバイダのみの変更なら、基本的には回線工事は不要です。同じ回線を引き続き利用するため、プロバイダの変更のみでインターネット環境が整うからです。

ただし回線とプロバイダが一体化した光コラボなどのサービスから、異なる種類の光回線へ乗り換える場合は、回線そのものが異なるので、新たに回線工事が必要になります。

たとえば、光コラボからNURO光など別の回線サービスへ変更する場合は注意しましょう。なおプロバイダのみの変更でも、契約期間が定められている場合、違約金に注意が必要です。

Q、光コラボとフレッツ光は何が違う?
A、「フレッツ光」はNTTが提供している光回線サービスです。一方、「光コラボ」は、フレッツ光の回線を他の事業者が借りて、独自のブランドで提供する仕組みを指します。たとえば、「ドコモ光」や「ソフトバンク光」などが光コラボです。

どちらも同じ回線設備を使っているので、通信速度に大きな違いはありませんが、月額料金や契約方法に違いがあります。

光コラボでは回線とプロバイダが一体型のサービスとして提供されるため1契約で済み、手続きがシンプル。請求もまとめて管理できます。

一方、フレッツ光では、回線事業者とプロバイダを別々に契約する必要があるので、手間がかかりますし、料金も高くなりがちです。

コストを抑えたい方や手続きの手間を減らしたい方は光コラボの利用が適しています。

Q、プロバイダと代理店は何が違う?
A、プロバイダは、回線をインターネットに接続する役割を担っており、ユーザーがインターネットを利用できる環境を提供する事業者です。

一方、代理店はプロバイダや光回線サービスの契約手続きをサポートする業者で、プロバイダや回線事業者の公式パートナーとして契約の窓口を務めるものです。そのため両者の意味合いは全く異なります。

同じ光回線でも代理店ごとにキャンペーン内容や特典が異なり、キャッシュバックが充実している場合も多いので、代理店の特典を比較検討して選ぶのもおすすめです。

Q、プロバイダ一体型と選択型のどちらがおすすめ?
A、多くの方にはプロバイダ一体型がおすすめです。ただし、それぞれにメリット・デメリットがあるため、利用者の希望に応じて異なります。

プロバイダ一体型の場合、回線とプロバイダがセットになっているため契約もシンプルで、月額料金が割安になるケースが多いのが特徴です。

一方、プロバイダ選択型は、回線事業者とプロバイダを別々に契約するので、通信環境やサービス内容にこだわりたい場合に向いていますが、契約や管理の手間が増えるのがデメリットです。

コストを重視する方や契約手続きを簡単に済ませたい方はプロバイダ一体型を、サポートやサービス内容に重点を置きたい方は選択型を選ぶとよいでしょう。

まとめ

ここまで、おすすめのプロバイダや、各プロバイダの料金・通信速度などの比較結果について紹介してきました。

繰り返しになりますが、プロバイダを選べる光回線は下記の3社のみです。

  • フレッツ光
  • ドコモ光
  • auひかり

上記の光回線を利用する場合は、プロバイダを自由に選択できます。

ただ、プロバイダごとの料金や通信速度に大きな差はありません。そのため「セット割との相性」や「キャンペーンのお得さ」を比較して選ぶといいでしょう。

もし通信速度や料金を改善したいのであれば、別の光回線・プロバイダに変更することをおすすめします。



あらたに光回線・プロバイダを契約するときは、本記事で紹介している比較結果を参考にしてみてください!
制作チーム
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お金に関するトラブルを抱えると、精神的にやられて苦しくなってしまうことも多いです。そんなお金周りで悩んでいる方向けに、誰にでも分かりやすく情報をまとめることを意識して、日々記事の執筆・編集を行っています。

ライター

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