ライトコイン（LTC）の将来性は？今後の価格予想や半減期について解説

「仮想通貨ライトコイン（LTC）はもうオワコンなのだろうか？」「今から投資をしても将来性はないだろうか？」とお悩みではありませんか？その悩みはライトコインの特徴を知れば解決できるかもしれません。

最近のライトコインの動きやニュースを知ることで、LTCへの投資判断ができるでしょう。

この記事では、ライトコイン（LTC）の特徴や現在の価格、過去のチャートについて紹介します。また、価格予想プラットフォームによる、2030年までの価格予測も掲載しているので要チェックです。

ライトコインを購入できるおすすめの仮想通貨取引所も記事内で紹介しています。

監修者の紹介

金子 賢司

経歴・プロフィール

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。

ライトコイン（LTC）とは？特徴を解説

ライトコイン（LTC）には、以下のような特徴があります。

初期段階で「Segwit」を導入した

仮想通貨ライトコインは、ビットコインのソースコードをもとに作られたコインでビットコインの抱える問題を解決するために開発されました。そのため、似ている点も多いですが、異なる点（異なっていた点）もいくつかあります。

代表的なのが、「Segwit（Segregated Witness）」というシステムを初期段階で取り入れた点であり、ブロックチェーンに書き込む「取引データ」と「署名データ」のうち、署名データは別の場所に書き込み容量を節約するシステムです。

また、ライトコインとビットコインの違いとして、発行上限枚数もあります。ビットコインの発行上限枚数は2,100万枚に設定されていますが、ライトコインはその4倍の8,400万枚に設定されていることも特徴の1つです。

トランザクション処理が高速

前述したように、ライトコインはビットコインの抱えるスケーラビリティ問題を解消するためにつくられた通貨です。

ビットコインが1ブロック生成にかかる時間は約10分とされていますが、ライトコインの生成時間は2分半でビットコインより4倍速く、承認が可能です。そのため、ビットコインよりも速く決済処理を行うことができます。

半減期が設定されている

ビットコインと同様、ライトコインにも「半減期」が設定されています。半減期とはマイニング報酬が半分になるイベントのことで、供給を抑えることで価値を下げさせない、つまりインフレを防ぐための予防策です。

半減期が訪れると希少価値が高まるので、半減期前後は価格が上昇する傾向にあることは見逃せないでしょう。ただし、半減期間近になると下落するケースもあるので要注意です。

ライトコイン（LTC）の最新ニュース

2027年8月に半減期の予定

ライトコインの半減期は840,000ブロックごとに行われ、およそ4年に1回訪れます。前々回のライトコインの半減期が、2019年8月5日、前回の半減期が2023年8月2日であったため、次回の半減期は2027年8月ごろの予想です。

半減期前後は価格に影響を与えることが多いので、注視しておくと良いでしょう。

ライトコイン（LTC）のリアルタイムチャートと過去の価格推移

【最新】ライトコイン（LTC）のリアルタイムチャート

ライトコイン（LTC）の過去のチャート推移

ライトコインは、アルトコインの中でも老舗の仮想通貨で、誕生したのは2011年です。はじめの頃はあまり知名度もなく約500円で価格推移していましたが、2013年頃になると一時約4,000円まで高騰します。

しかし、当時は仮想通貨自体の認知が低く、すぐに暴落して500円〜1,000円前後を推移していました。大きく高騰したのは仮想通貨の最初のバブルとも言える2017年。ビットコインがメディアでも扱われたことで、12月にはライトコインも約36,000円まで高騰しました。

2019年8月の半減期前に価格上昇はありましたが、基本的にはレンジ相場が続いている状況でした。ただ、2021年にビットコインと同様に再び価格上昇したことで、5月には約41,000円に。これは2回目の仮想通貨バブルの影響が大きいでしょう。

出典：Litecoin -CoinMarketCap

ライトコイン（LTC）の現在価格

2021年以降は再び下降トレンドに入りました。2022年はプライバシー機能「MWEB」を含む大型アップデートなどもあり、価格上昇に期待されていましたが、アメリカの金融政策やFTX破綻などネガティブなニュースが多くなり、多くの仮想通貨が下落。

2023年8月に半減期を迎えたはずのライトコインですが、7月の急騰から反転して急落。2024年10月現在では、約1万円という価格帯に落ち着いています。

出典：Litecoin -CoinMarketCap

【2024年】ライトコイン（LTC）は今後いくらまで上がる？将来性を予想

著名人・AIによる10年後の予想

海外では、AIを利用した仮想通貨価格予測プラットフォームが多数あり、ライトコインに対しては以下のような価格を予測しています。あああ

CoinPriceForecastでは、価格は上下しながらも緩やかに上昇すると予測。一方、DigitalCoinPriceの予測では価格は徐々に下がり、2027年末には59ドルまで低下するとされています。

また、CryptoPredictions.comは毎年価格の大幅な上昇を予測しており、2030年には963ドルに達するとの予想です。

出典：Litecoin Price Prediction 2023 – 2025 – 2030 -CoinPriceForecast
出典：Litecoin Price Prediction for 2023, 2024-2027 -Cryptopredictions.com
出典：Litecoin Price Prediction – LTC Forecast -DigitalCoinPrice

海外サイトによるライトコイン（LTC）2024年の展望

With projected network growth, increased adoption, and the bullish support anticipated from the Bitcoin halving, LTC’s price could significantly surge in 2024. Our analysis suggests that Litecoin could reach a high of $187.27 by mid-2024.

Litecoin Price Prediction 2024 – 2030: Will LTC Price Cross $100 in 2024?

2024年1月時点では、1LTC＝70USD（約10,200円）であることを考えると、年内にライトコインの価格が2倍以上になる可能性が示唆されています。

ライトコイン（LTC）の買い方を4STEPで解説

実際にLTCを購入する手順を解説します。今回は仮想通貨取引所DMM Bitcoinでの取引方法を紹介しますが、他の取引所でも基本的な操作は同じです。

まず、DMM Bitcoinの公式サイトにアクセスし、「口座開設」をタップします。メールアドレスを入力して、「確認して登録します」をタップしましょう。

その後メールが届くので、メール内に記載されているリンクをタップ。パスワードを設定した後、契約締結前交付書面等の内容を確認したら必要事項を入力、最後に「確認画面へ」をタップします。

審査が完了したら「入金・入庫」を選択、「日本円入金(クイック入金)」か「日本円入金(銀行振込)」を選択して、ウォレット口座に入金をしましょう。

なお、DMM Bitcoinには「ウォレット口座」と取引用の「トレード口座」の2種類があります。そのため、「口座振替」ー「ウォレットからトレードへ」「JPY」を選び、「振替を行う」をタップしましょう。

「暗号資産取引」ー「現物取引」をタップ、銘柄選択で「現物LTC/JPY」を選択した後、注文タイプと数量を入力して「買い注文にすすむ」を押せばライトコインの購入手続きは完了です。

ライトコイン（LTC）が購入できるおすすめ仮想通貨取引所

Coincheck

Coincheckは、ライトコインやビットコインなどメジャー通貨から、サンドやエンジンコインなど話題になったメタバース通貨まで幅広い銘柄を取り扱っている取引所です。

また、スマホアプリのみで入出金や購入・分析などを行うことも可能です。時間・場所に関係なく取引できるため、忙しい方でも利用しやすい取引所と言えるでしょう。

2018年にマネックスグループの傘下となったため、セキュリティも大きく向上しており、安心して利用できます。

Coincheckの基本情報

DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは、大手DMMグループが運営している仮想通貨取引所。レバレッジ取引に対応しているので、資金の最大2倍でLTCを取引できます。

さらに、入金や取引手数料だけでなく、出金手数料も無料なので、コストを抑えて取引できることも魅力的でしょう。

DMM Bitcoinは不定期で新規口座開設キャンペーンを行っています。利用すればお得に口座開設をすることができるでしょう。

DMM Bitcoinの基本情報

まとめ

今回の記事は、ライトコインの特徴や過去チャート、AIが予想した将来性について紹介しました。

ライトコインはビットコインよりも高速処理が可能です。「EDX Markets」での上場や、「PayPal」の決済手段にも採用されていることから、通貨としての期待値が高いのは間違いありません。

また、2027年には半減期も予定されており、今後の価格変動には注目しておいた方がよいでしょう。

ライトコインを購入するなら、この記事で紹介した取引所を活用してみてください。