外資系に強い転職エージェントおすすめ5選を人気比較！

転職を成功させるためには、転職エージェントの利用がおすすめです。特に外資系企業への転職を考えている人は、外資系に強い転職エージェントを選ぶことが重要になります。

しかしいざ転職活動を始めようとすると、「選び方がわからない」「そもそも外資系に強い転職エージェントを選ぶメリットはある？」「おすすめはどれ？」と悩んでしまうかもしれません。

ここでは、外資系に強い転職エージェントを利用するメリットや特徴、選ぶ際のポイントなどに触れながら、外資系に強いおすすめの転職エージェントを5つ紹介します。

監修者の紹介

五十嵐 郁一

経歴・プロフィール

人材に関わる事業領域において、キャリア・アドバイザーや経営計画策定プロジェクトの企画・推進、人材採用企画、事業企画など、幅広い実務経験を持つ。令和元年5月にプレイフルキャリア研究所を創業し、キャリアコンサルティング事業の経営に専念している。

外資系に強いおすすめの転職エージェント

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外資系おすすめ 転職エージェント	ビズリーチ	エンワールド	JACリクルートメント	LHH転職エージェント	ランスタッド
公開求人数	約144,000件	–	約21,000件	約14,000件	–
外資系公開求人数	約4,000件	約1,000件	約130件	約630件	約1,300件
運営会社	株式会社 ビズリーチ	エンワールド ・ジャパン 株式会社	株式会社JAC リクルートメント	アデコ株式会社	ランスタッド 株式会社
スカウト	〇	×	×	×	×
英文レジュメ作成	×	〇	〇	〇	〇
英語面接対策	×	〇	〇	〇	△ (担当コンサルタントによる)
対応エリア	全国、海外	全国、海外	全国、海外	全国、海外	全国、海外
詳細	公式	公式	公式	公式	公式

ビズリーチ

ビズリーチは、登録するだけで企業やヘッドハンターから直接スカウトを受け取れます。31,700社を超える企業が掲載されている大手転職エージェントです。

高年収層やミドル層の転職において30代の転職後の平均年収は840万円、40代の転職後の平均年収は960万円と、年収アップの実績は非常に高い水準です。

登録ヘッドハンターは7,800人以上在籍。一定の基準を満たしている優秀なヘッドハンターなので、安心して相談することができます。

企業やヘッドハンターからスカウトを受け取ることで、現在の自分の市場価値を知ることが可能です。業界やキャリアの選択肢を増やすことにもつながるでしょう。

エンワールド

エンワールドは、語学力を活かした転職を専門とする転職エージェントです。日本国内の約87％を超える外資系企業と繋がりがあり、外資系・日経グローバル企業の求人をメインで扱っています。

経営幹部、管理職、専門職などのハイクラス求人を多数保有しているので、年収アップを狙う人にもおすすめです。

個人の目標・要望・経験スキルを把握するための密なコミュニケーションが行われているため、企業とのミスマッチングが少ないのも特徴のひとつです。

豊富な情報量と面接対策による支援も受けられるため、万全な状態で企業と向き合うことができるでしょう。

また「入社後活躍」というミッションがあり、入社後1年間に渡ってアンケートをベースとしたコミュニケーションによって支援を行っています。初めての転職でも安心して利用することができますね。

JACリクルートメント

おすすめポイント

• オリコン顧客満足度 ハイクラス・ミドルクラス転職ランキングで6年連続1位※1
• 管理職・専門職のハイクラス転職に特化
• 外資専任のコンサルタントが在籍
• 英文レジュメ作成や英語面接対策の支援アリ

JACリクルートメントは、東証プライム市場の上場企業が運営しています。管理職・専門職のハイクラス転職に特化していて、登録者と企業が直接取引できるコンサルタント型の転職エージェントです。

一般的には求人数が減ってしまう課長・マネージャークラスの求人も多数あるほか、若手向けサイトでは見つけづらい部長・役員クラスの求人も、非公開求人として保有しています。

ポイント

ロンドン発祥の日系転職エージェントなので、外資系企業や海外進出企業の求人が多いのが特徴です。

また、外資系企業転職情報の特集ページがあるため、外資系企業に関するものに絞って情報を入手することもできます。

約1,200名のコンサルタントが在籍しており、複数人でサポートしてくれます。中には外資系を専任としているコンサルタントもいるため、豊富な知識をもとに的確なアドバイスを受けることができます。

英文レジュメ作成や英語面接対策の支援などの外資系ならではの手厚いサポートもしてくれるため、非常に心強いでしょう。

公開求人数	約21,000件
外資系公開求人数	約130件（「外資系」で検索）
運営会社	株式会社JAC リクルートメント
サポート内容	英文レジュメ作成 英語面接対策
対応エリア	全国

大手企業・外資系企業求人が豊富

JACリクルートメント
登録はこちら（無料）

出典・注釈

JACリクルートメント　公式サイト

※1:オリコン顧客満足度ランキング　ハイクラス・ミドルクラス転職

LHH転職エージェント

LHH転職エージェントは、スイスに本社を置くアデコグループの転職エージェント。利用者が転職した後の年収アップ金額が平均101万円と高いのが特徴です。

10人に1人が年収1,000万円以上の転職に成功しており、更なる高収入を望む人におすすめできます。

アデコグループやLHHのグローバルネットワークを持っているため、多くの魅力的な求人との出会いが期待できるでしょう。

業界別ではなく職種別の担当コンサルタント制を採用していることから、専門領域に対する理解が深く、安心してアドバイスを受けられますよ。

また企業と求職者の両者を同じ担当者が担当するスタイルで、コンサルタントが肌で感じた情報を提供してくれるという特徴があります。

コンサルタントの紹介ページでは、ひとりひとりの紹介動画や担当事例が掲載されていて、実際にどのようなコンサルティングを行っているのかが非常にわかりやすく、参考にしやすいです。

ランスタッド

外資系、ハイクラス向け転職を専門としているランドスタッドは、10,000社以上の企業を取り扱っており、年収800万円以上の求人が常時2,500件以上掲載されている転職エージェントです。

各業界に精通したコンサルタントによるキャリアコンサルティングを受けることで自分に合った企業を探すことができます。

英語や中国語に対応しているバイリンガルコンサルタントも在籍しているため、必要に応じて相談可能です。

プロフェッショナル派遣として年収800万円から1,500万円にフォーカスした派遣求人も掲載されています。

外資系企業を中心として語学力を活かした求人が多くあり、外資系における新たな働き方の参考にすることが可能です。

外資系に強い転職エージェントの選び方

外資系に強い転職エージェントは様々ありますが、ここでは転職エージェントを選ぶ際に参考にしたいポイントを4つ紹介します。

1. 求人件数

求人件数は自分のキャリアの選択肢の数であり、求人件数が多ければ多いほど自分に合った企業に出会える可能性が高まります。出来るだけ外資系企業の求人件数が多い転職エージェントを選びましょう。

今回紹介した転職エージェントでは、ランスタッドの求人の約8割は非公開求人です。

理想に近い求人に出会える可能性がより高まるため、一度登録してチェックしてみてください。

2. 外資系ネットワークの有無

外資系に特化した転職エージェントの中には、独自のグローバルネットワークを持っている転職エージェントがあります。

外資系企業とのつながりが広い転職エージェントほど紹介を受けられる企業の質は上がり、数も増えるでしょう。

外資系企業や海外進出企業への転職における成功実績が豊富な企業であればあるほど、強い外資系ネットワークを持つ転職エージェントであると言えます。

利用者の体験談やコンサルトの担当事例などをぜひ参考にしてみてください。

3. 自分の年齢や役職、希望年収に合っているか

特に広く扱っている求人の年収の範囲や役職は、転職エージェントごとに異なります。

ハイクラス転職に特化しているのか、どの範囲の役職の求人が充実しているのか、第二新卒でも利用しやすいのかなど、転職エージェントによってその特徴は様々です。

外資系においても特にハイクラス求人を探している場合は、会員登録することでハイクラス転職に特化したコンサルティング制度を採用している転職エージェントもあるため、ぜひ活用してみてください。

今回紹介した転職エージェントでは、LHH転職エージェントとランスタッドがこの制度を取り入れています。

4. 志望業界・職種の求人やサポートが充実しているか

志望業界・職種の求人が豊富であるかどうかは、転職エージェントを選ぶ際に非常に重視するべきポイントです。

より自分に合った企業と出会うために、志望業界・職種の求人件数や内容を確認してから転職エージェントを選びましょう。

また、自分が志望している業界を専門とするコンサルタントに相談しサポートを受けることで、安心して転職活動を進めることが可能です。

そのため、志望業界や志望職種の専任コンサルタントが在籍しているかどうかも確認する必要があります。

自分に必要なサポート内容が充足しているかも確認してみてください。

外資系に強い転職エージェントを利用するメリット

外資系企業への転職において、外資系に強い転職エージェントは大きな力になってくれます。ここでは、外資系に強い転職エージェントを利用するメリットを5つ紹介します。

1. 非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントは、一般公開していない非公開求人を保有しています。

採用の効率化を図りたい、公にしたくない案件を担当してほしい、社内秘で重要な役職の採用を行いたいなど、様々な理由から求人を非公開にする企業が多いです。

2. 専門のコンサルタントに相談できる

転職エージェントには、業界や職種に精通した専門のコンサルタントが多数在籍しています。

知識豊富な専門のコンサルタントに相談することで、安心して転職活動を進めることが可能です。

3. 外資系ならではの選考のサポートを受けられる

外資系企業の選考では、履歴書や職務経歴書の提出を英語で求められる場合が多いです。

知識が豊富なコンサルタントからアドバイスを受けることで、外資系企業ならではの重要ポイントを押さえることが可能です。書類選考の通過率を高めるためにも、利用するメリットは大きいでしょう。

また外資系に強い転職エージェントなら、英語での面接対策もしてくれます。

英語での模擬面接の他、コンサルタントから外資系企業の面接に関するアドバイスを受けることができるのは外資系に強い転職エージェントを利用するメリットといえるでしょう。

4. 企業との条件交渉をしてもらえる

外資系企業への転職の際に、給料アップが叶う給与交渉を行うことが可能です。

しかし、相場を考慮した金額提示や交渉のタイミングなど様々なことに注意しなければいけません。

転職エージェントを利用すれば、外資系企業の知識が豊富なコンサルタントが自分に見合った年収を最適なタイミングで提示し交渉してくれるため、安心して条件交渉を行うことができます。

5. 個人では得られない情報を提供してもらえる

外資系に強い転職エージェントのコンサルタントは、業界や外資系企業の最新情報を常に収集しています。

また、企業によって異なる文化や雰囲気もあらかじめコンサルタントから聞くことができます。

企業と求職者の双方を同じ担当者が受け持つ場合、より詳細で実際の雰囲気に近い情報を入手できるでしょう。

外資系企業の特徴

1. 即戦力が求められる

外資系企業では、職務内容を明確に定義し特定した上でそれに適したスキルや資格、実務経験を持つ人材を採用するジョブ型雇用を取り入れている企業がほとんどです。

自分のスキルをしっかりと高めて準備しておくことが必要です。

2. 給与の水準が高い

外資系企業は、日系企業に比べて給与の水準が高い傾向にあります。

エンワールド・ジャパン株式会社の調査によると、年収1,000万円以上の40代の男女について、日系企業では全体の15％であるのに対して、外資系企業では全体の30％にまで上っています。※2

外資系企業は日系企業よりも、高所得者の割合が高く、給与の水準が高いと言えるでしょう。

3. 社内の公用語が「英語」の場合がある

外資系企業の中には、社内の公用語を「英語」としている企業があります。

外資系という性質上外国の方と働く機会が多いため、基本スキルとしてビジネスレベルの英語力が求められるでしょう。

企業の公用語を事前に調べておくことが大切です。

外資系企業と日系企業の違い

外資系企業は日系企業と様々な違いがありますが、ここでは4つの観点から外資系企業の特徴を見ていきます。

雇用制度

外資系企業は職務内容を明確に定義し特定した上でそれに適したスキルや資格、実務経験を持つ人材を採用するジョブ型雇用を取り入れています。

対して多くの日系企業が採用している雇用制度は、職務内容や勤務地を限定せずに人材を採用するメンバーシップ型雇用です。

そのため外資系企業は特定の仕事に専念することが求められ、専門的なスキルを向上させやすいという特徴があります。

評価基準

外資系企業は実力が重視される成果主義を採用しているため、評価の中心は実績です。高い成果を出すほど昇給・昇進の機会が増えていきます。

一方で日系企業は、年齢や勤続年数によって昇給・昇進が決定する年功序列制を採用している企業が多いため、評価基準も外資企業と日系企業における大きな違いです。

働き方

日系企業の多くには、組織を重んじて全体の調和の維持を意識した集団主義の考え方が根付いています。

そのため、日系企業に比べて早いスピードで仕事が進行していくという特徴があります。

転職回数が与える影響

日系企業では転職回数が多いことは選考において不利に働いてしまい、転職の難易度を上げる要因になることが多いです。

しかし、外資系企業で最重要視されるのは実力であるため、転職回数そのものが選考において悪影響を与えることはありません。しっかりと転職の背景と意図を伝えることが大切です。

まとめ

外資系企業は日系企業と大きく異なるため、外資系企業への転職において外資系に強い転職エージェントは非常に大きな力になってくれます。

非公開求人の紹介や英文レジュメ作成のサポートなど、外資系に強い転職エージェントを利用するメリットは様々です。

また5つのおすすめの転職エージェントを比較してわかるように、外資系に強い転職エージェントはそれぞれ異なる特徴を持っています。

求人件数は十分か、自分の希望に転職エージェントの特性がマッチしているかなど、選ぶ際のポイントはいくつかあります。

今回紹介した選び方のポイントを参考にしながら、自分の理想の企業に出会える転職エージェントを選んでみてはいかがでしょうか？