北海道・札幌でおすすめ電力会社9選！安い料金プランを徹底比較
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北海道にお住まいなら、冬のエアコンやストーブなどの暖房器具を多く使う時期に電気代が一気に高くなるとお悩みの人も多いのではないでしょうか。
北海道の電気代平均は2002年時点では月間6,065円でしたが、2010年前後では月間7,000円前後、2018年には9,130円と2002年時点の1.5倍にもなっています。
電気代を少しでも安く抑えたいなら、新電力会社への乗り換え検討がおすすめです。そこで本記事では、北海道でおすすめの新電力会社9選を紹介します。
出典：電気・ガス・水道料金の平均目安(北海道) – 新電力ネット
「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広くつたえること」「デジタルテクノロジーと環境・エネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆・講演活動などを行う。大学卒業後、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社。エネルギー/化学産業本部に所属し、電力会社・大手化学メーカー等のプロジェクトに参画。その後、RAUL株式会社を設立。主に環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援を実施している。
2023年に入社し「ゼロメディア」を担当。執筆をはじめ、ディレクションや画像作成など仕事内容は多岐に渡る。比較する項目が多く、選ぶのが難しい商品やサービスを、少しでも比較しやすくするコンテンツ作りを心掛けている。
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Contents
北海道電力より電気を安くする方法
北海道では、基本的に北海道の大手電力会社である北海道電力の電気を使用しますが、電力自由化により新電力を利用できる形になりました。
もちろん北海道電力でも、使用量・ライフスタイルに合ったプランを選べますが、新電力の中にはさらに電気料金を安くできる会社もあります。
特に寒さが厳しい冬の時期は電気料金が高くなりやすいため、家庭に合った新電力を選ぶのがおすすめです。
新電力の中には、基本料金がかからないものもあるのでお得です。また、電力会社によっては一人暮らし用のプランなどを用意していることもあるので、各電力会社のプランや特徴を押さえておきましょう。
新電力とは？仕組みをわかりやすく解説
電力の小売り全面自由化が実現してから参入した、電気を販売する事業者を新電力と言います。
以前は、住まいのエリアによって決められた大手電力会社が、独占して電気の小売りを行っていました。しかし、2016年の電力自由化からは、大手電力会社以外の企業も電気の小売ができるようになったのです。
新電力の仕組み
どのような仕組みで新電力が電気を販売しているのか理解するために、まずは新電気の供給の仕組みについて知る必要があります。
普段各家庭で使用している電気は、以下の3つを経由して届きます。
- 電気を作る「発電部門」
- 電気を送る「送配電部門」
- 電気を販売する小売部門
電力自由化が開始する以前は、上記全てを電力会社が独占していました。しかし、現在では3つめの小売部門に電力会社以外の企業も参入可能です。
新電力会社はどのように電気を供給する？
電力小売全面自由化後も、物理的な電力供給の仕組みには原則変更はありません。
電線を使って一般家庭まで電気を届ける「送電」は、大手電力会社が所有している送配電網を借りています。
新電力会社は、大手電力会社に送配電網を利用する際「託送料金」を支払い、送配電網を使用して各家庭に電気を供給しています。
新電力会社の電気の質は劣る？
契約後、問題なく利用していくためにも、新電力会社の電気の質や停電時の対応などについて、気になる方もいるでしょう。
新電力会社はあくまで電気の小売りを行っているだけで、電気が送られてくる「送配電」の部分は従来のものと変わりありません。つまり、電気が物理的に送られてくる方法は変わらないのです。
新電力会社にはどのような会社がある？
さまざまな業種において、企業が自由に電気事業を運営できるようになりました。
電気とガスのお得なセット割などを導入している新電力会社も多いため、新電力から電気を購入する消費者も増加し続けているのです。
北海道でおすすめの電力会社9選
fa-arrow-circle-o-right表は右にスクロールできます。
| おすすめ 電力会社 | Looopでんき | HTBエナジー | おうちでんき | TERASELでんき | J:COMでんき | ミツウロコでんき | トドック電力 | idemitsuでんき | ENEOSでんき |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
 |  |  |  |  |  |  |  |  | |
| 基本プラン 月額料金 （税込/30A） | 0円 | 550円 | 1,207.8円 | 1,166.88円 | 1,207.80円 | 1,207.80円 | 1,207.80円 | 1,207.8円 | 1,207.80円 |
| 電気量料金(税込) | 30分ごとに変動 | 31.80円/kWh ※一律 | 35.35円/kWh | 34.40円/kWh ※〜120kWhの場合 | 35.35円/kWh から0.5％割引 ※〜120kWhの場合 | 36.37円/kWh | 35.12円/kWh ※〜120kWhの場合 | 35.35円/kWh ※〜120kWhの場合 | 35.17円/kWh ※〜120kWhの場合 |
| プラン | スマートタイムONE | ベーシックプラン ママトクプラン MUSUBIブロジェクト LOVE地球 | おうちでんき | 超TERASELでんき TERASELでんき | 基本メニュー グリーンメニュー | 従量電灯B シングル応援プラン など | 再生可能エネルギー100%メニュー スタンダードプラン 灯油セット割プラン とく得Mプラン など | Sプラン オール電化プラン | 北海道Ⅴプラン |
| キャンペーン | ー | ー | 対象の通信回線につき 110円割引（2年間） | 2,000円相当 の契約特典 | ー | ー | ー | ー | ー |
| 詳細 |
※上表の月額料金・電気量料金は、北海道電力エリア・30Aの料金を記載しています。
Looopでんき
- 基本料金・燃料費調整額・初期費用・解約金が無料
- 30分ごとに変動する電力量料金で、日中・深夜が安い
- オプション「eneco」で実質CO2排出ゼロの電気を使える
Looopでんきは、基本料金・燃料費調整額が0円、30分ごとに変動する電力量料金が特徴の料金プランが強みの電力会社です。
初期費用や工事の立ち会いが原則不要で解約金も0円なので、まずは試したいという人も申し込みしやすいでしょう。
変動する電力量料金の単価は、専用アプリで簡単に確認できます。アプリのダウンロード＆ログインで100円分の電気代割引も適用されるので、申し込みをしたらまずはアプリをダウンロードしてみましょう。
申し込み後、オプション「eneco」に申し込めば、実質再生エネルギー100%使用の環境にやさしい電気の使用も可能！CO2削減に貢献したい人にも向いていますよ。
基本情報
| 基本料金（税込） | 0円 |
|---|---|
| 電力量料金（税込） | 30分ごとに変動 |
| 解約金（税込） | 0円 |
| 対応エリア |
※一部離島は除く |
| 運営会社 | 株式会社Ｌｏｏｏｐ |
出典：Looopでんき
HTBエナジー
- 基本料金・従量料金が最大5％OFF
- Webで簡単に手続きできて切り替え0円
- ベーシックプランにスマホ保険つき駆けつけサービスが無料付帯
HTBエナジーは、一般家庭用のプランが豊富であり、基本料金と従量料金が最大5％オフになるためお得です。
また、ベーシックプランにはスマホ保険付きの駆けつけサービス「あんしんサポート365 プラス」が無料で付帯しており、手厚いサポートも魅力です。
| 基本料金（税込） ※北海道電力エリア | 550円 |
|---|---|
| 電力量料金（税込） ※北海道電力エリア | 一律31.80円 |
| 解約金（税込） | 2,200円 |
| 対応エリア |
|
| 運営会社 | HTBエナジー株式会社 |
出典：HTBエナジー
おうちでんき
- スマートフォン1回線につき110円/月の割引
- スマートフォンの料金と支払いをまとめられる
- 水回り・ガス・ガラスの自宅トラブルへの対応2年間0円
おうちでんきは、ソフトバンクが運営している新電力サービスです。ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら、電気料金とスマートフォン料金をまとめることで、スマートフォンの料金が割引になります。
また、自宅で起きる水回り・ガス・ガラスのトラブルに24時間365日対応してもらえるサポートを2年間0円で利用できます。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーがお得になる電気サービスです。
| 基本料金（税込） ※北海道電力エリア | 1,207.8円（30A） |
|---|---|
| 電力量料金（税込） ※北海道電力エリア |
|
| 解約金（税込） | 2,200円 |
| 対応エリア |
|
| 運営会社 | ソフトバンク株式会社 |
出典：おうちでんき
TERASELでんき
- 毎月の電気代に応じて楽天ポイントがもらえる
- 伊藤忠エネクスグループによる安定的な電気調達力
- 節電ポイントキャンペーン中！※1
TERASELでんきは、60年以上の歴史がある伊藤忠エネクスグループによる安定した調達力が特徴の電力会社です。
月々の電気料金200円につき１ポイントずつ貯まっていくので欲しかったものが貯めたポイントで買えるかもしれません。固定費である電気代でポイントが貯まっていくのは嬉しいポイントですよね。
| 基本料金（税込） ※TERASEL北海道B | 1,166.88円(30A) |
|---|---|
電力量料金（税込） |
|
| 解約金 | 0円 |
| 対応エリア |
|
| 運営会社 | 株式会社エネクスライフサービス |
出典：TERASELでんき
※1：2024年9月30日まで
J:COMでんき
- 一般のプランと比べて最大3%お得！
- 縛りなしの契約期間
- 初期費用や解約手数料0円
- J:COMの電力単体でも契約することができる
J:COMでんきは、一般のプランと比較して最大3%お得になる新電力会社です。
解約手数料も無料となっているため、気軽に利用をスタートしやすいでしょう。
| 基本料金（税込） ※ 北海道電力/従量電灯B | 1,207.80円(30A) |
|---|---|
| 電力量料金（税込） ※ 北海道電力/従量電灯B |
|
| 解約金 | 0円 |
| 対応エリア |
管内 （*）一部地域・離島を除く |
| 運営会社 | 株式会社ジェイコム |
参照：J:COMでんき
ミツウロコでんき
- リーズナブルな料金で電気を利用できる
- 24時間365日の無料サポートで安心
- 一人暮らし向けのプランもある
ミツウロコでんきは、自社発電と各発電事業者から電気を調達しており、低コストを実現しています。
また、月別の電気料金を簡単にチェックできる「電気代の見える化」サービスを提供しており、月々の電気料金も管理しやすい特徴があります。
再生可能エネルギーを使用しており、環境にも優しいです。
| 基本料金（税込） ※北海道電力エリア/従量電灯B | 1,207.80円（30A） |
|---|---|
電力量料金（税込） |
|
| 解約金 | 0円 |
| 対応エリア |
|
| 運営会社 | 株式会社ミツウロコヴェッセル |
出典：ミツウロコでんき
トドック電力
- 電気料金に合わせてポイントが貯まる
- 宅配トドックの手数料も安くなる
- 手続き簡単で切り替え費用もなし
トドック電力は、コープさっぽろの電力事業の1つであり、株式会社トドック電力が運営している電力サービスです。
コープのでんきを契約することで、宅配トドックのシステム手数料1回につき220円（税込）が無料になるため、コープ利用者におすすめにメリットがあると言えるでしょう。
2021年4月には、再生可能エネルギー100%メニューの体制を実現しているため、環境保全に興味がある方も契約を検討してみてください。
| 基本料金（税込） ※スタンダードプラン（ベーシック電気メニュー） | 1,207.80円（30A） |
|---|---|
| 電力量料金（税込） ※スタンダードプラン（ベーシック電気メニュー） |
|
| 解約金 | 0円 |
| 対応エリア | 北海道電力 |
| 運営会社 | 株式会社トドック電力 |
出典：トドック電力
idemitsuでんき
- 電気代がお得になる料金プラン
- カーオプションでガソリン代もお得に
- 送配電設備は今まで通り
idemitsuでんきは、全国に展開しているガソリンスタンドである「シェル（出光興産）」が提供している電気サービスです。通常のプランに加え、オール電化プランも用意されています。
今までと同じ送配電設備なので、停電リスクは変わらず、解約時にも料金はかかりません。
また、ガソリン・電気自動車をお得に利用できる「カーオプション」をつけると、1ヶ月に100Lまでガソリン代が2円/L割引されることも嬉しいポイントでしょう。
電気自動車の場合も、月の電気代が200円割引になりお得です。
| 基本料金（税込） ※シェルプランS | 1,207.8円（30A） |
|---|---|
| 電力量料金（税込） ※シェルプランS |
|
| 解約金 | 0円 |
| 対応エリア |
|
| 運営会社 | 出光興産株式会社 |
出典：idemitsuでんき
ENEOSでんき
- 自社の発電施設を使い低コストな電力を供給
- 今までと同じ送電線を利用
- 電気料金が割引になるプランもある
ENEOSでんきは、2016年から家庭用の電気を販売するサービスを行っておりますが、電気事業自体は20年以上の実績があります。
それ以外にもガソリン代がお得になる特典やポイントが貯まりやすい特約が豊富であることも魅力のポイントです。
| 基本料金（税込） ※北海道Ⅴプラン | 1,207.80円（30A） |
|---|---|
電力量料金（税込） |
|
| 解約金 | 0円 ※にねんとく2割の場合、契約期間中に解約すると1,100円（税込）が発生 |
| 対応エリア |
|
| 運営会社 | ENEOS株式会社 |
出典：ENEOSでんき
北海道の新電力会社に切り替えるメリット3つ
電力自由化が導入されたことで、北海道の新電力会社に切り替えるメリットが3つあります。
- 自分に合った電気会社が選べる
- 電気料金が安くなる可能性がある
- スマートメーターへの交換で節約が可能
1.自分に合った電気会社が選べる
自分の生活スタイルや、自分の好みから選べることは、非常に大きなメリットといえるでしょう。今までは電気やガス、通信費などの固定費を別々に支払っていた人がほとんどでしたが、電力会社によっては固定費の支払いをまとめられます。
また環境に優しい「再生可能エネルギー発電」の電気や、「二酸化炭素排出量」が少ない電気など、環境問題に配慮した電力を選んで契約も可能です。
一人暮らし向けプラン、ファミリー向けプラン、エンタメが好きな人向けのプランなど、コースも充実！自分の生活スタイルに合わせて選べますよ。
2.電気料金が安くなる可能性がある
電気料金が安くなることが多いことも、電力自由化の大きな恩恵でしょう。新しい電力会社では、従来の地域電力会社の料金から割引をしているケースが多く、基本料金・従量料金が安くなります。
各電力会社は、競争をして消費者を奪い合っています。さまざまな仕組みや企業努力で、さらにお得に電気を利用できるサービスを展開する電力会社も出てくることでしょう。
電気自体の品質はどの電力会社でも変わりません。同じように使用できて、電気料金が安くなれば、家計の助けになりますね。
3.スマートメーターへの交換で節約が可能
新電力会社に乗り換えるためには、各家庭に設置されている電気メーターがスマートメーターである必要があります。
従来の電気メーターはアナログで、月1回検針員が電力量を確認し、電気料金を算出して電気代を請求する仕組みでした。
スマートメーターは、東京電力のプレスリリースを確認すると、2014年から徐々に交換作業を開始しています。
なお、2021年3月末時点で「一部取り替え作業が困難な場所などを除く全ての世帯・事業所」に設置完了したという東京電力の発表もあるため、多くの家庭ではスマートメーターに切り替わっていると考えてよいでしょう。
スマートメーターは30分ごとに電気使用量を計測！電気の使用状況を随時確認できれば、電気代の節約に役立てられるでしょう。
出典：電力会社を切り替えるには？ -経済産業省 資源エネルギー庁
北海道でお得な電力会社の選び方
基本料金0円の電力会社を選ぶ
北海道エリアで電力会社を選ぶときは、基本料金が0円の会社を候補にするのがポイントです。
全国エリアに対応している電力会社の料金プランを見てみると、北海道の電気代では基本料金が高いケースがほとんどであるため、基本料金がかからない新電力を選ぶとお得になるでしょう。
そのため「とにかく電気料金を安くしたい」という方であれば、基本料金がかからない会社を選ぶのがおすすめです。
セット割でなく電気料金の安さを意識する
各電力会社は、電気とガス・インターネットなどもまとめると安くなる「セット割」を実施していることが多いですが、電気料金の安さを追求した方がお得になりやすいことは確認しておきたいポイントです。
先程の通り、北海道は電気料金が高いエリアなので、基本料金・従量料金が安くなる会社を選ぶようにしましょう。
よくある質問
会社によって料金が違うのは、電気を調達するコストなどに違いがあるからです。
大規模な設備投資が不要であるケースが多く、電気料金を抑えていることが特徴と言えるでしょう。
他にも、電力消費量が多くなることでも電気代は高くなります。
まとめ
今回は、北海道でおすすめの電力会社について詳しく紹介しました。
電力会社の中には基本料金が無料のものもあるため、電気料金を安く抑えられるケースもあるでしょう。
お金に関するトラブルを抱えると、精神的にやられて苦しくなってしまうことも多いです。そんなお金周りで悩んでいる方向けに、誰にでも分かりやすく情報をまとめることを意識して、日々記事の執筆・編集を行っています。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
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