債務整理の費用相場は?平均や払えない時の対処法も解説
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「債務整理」と聞くと自己破産のイメージを持たれる方が多く、「人生これで終わりだ」と頭をかかえてしまう方が多くいらっしゃいます。
しかし、債務整理はむしろ人生をここから始めるための、新しいスタートをもたらしてくれるための手続きです。
そんな債務整理ですが、「債務整理の費用相場はどれくらい?」「債務整理費用が払えない・高い場合はどうする?」「債務整理の安い相談所はどこ?」と気になっている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、債務整理の費用相場を中心に詳しく解説します。他にも、債務整理の費用が払えない時の5つの対処法や、債務整理費用が何に左右されるかなど詳しく紹介しています。
- 債務整理の費用相場は任意整理…5〜10万円、個人再生…40〜80万円、自己破産…30〜100万円
- 債務整理の費用が払えないなら分割払いできる事務所を選ぶ
- 債務整理の費用が安い+分割払いできる弁護士・司法書士事務所がおすすめ
費用が安い債務整理におすすめな弁護士・司法書士事務所6選も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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Contents
債務整理の費用相場はどのくらい?
借金を減額したいと思ったら債務整理をするのがおすすめです。しかし、債務整理と聞くと費用が高いのでは?と債務整理の費用について不安になってしまう方もいるでしょう。
債務整理は大きく分けて3つの方法があり、それぞれかかる費用が異なります。それぞれの方法についておおよその費用を紹介します。
- 任意整理…5〜10万円
- 個人再生…40〜80万円
- 自己破産…30〜100万円
任意整理の場合:5〜10万円
任意整理は借金の利息をカットできる方法で、費用は5〜10万円と債務整理の中では最も安く済ますことができます。費用を抑えられるのは、裁判所を介さずに借金を減額できるからです。
複数の借入先に対して債務整理をしたい時も、任意整理がおすすめです。同じ弁護士・司法書士事務所で一気に任意整理すれば、費用が割安になることもあります。
個人再生の場合:40〜80万円
個人再生は借金を5分の1〜10分の1まで減額できる方法です。費用相場は40〜80万円程度となっており、借金を本格的に減額したいなら個人再生を検討してみましょう。
個人再生は裁判所とのやり取りが発生するため、弁護士・司法書士費用とは別に裁判所への費用がかかってきます。また、個人再生は用意する書類が多いので、弁護士・司法書士事務所に依頼したほうがスムーズです。
自己破産:30〜100万円
自己破産は裁判所から免責許可がおりれば借金がゼロになります。自己破産にはいくつかの種類があり、どれに分類されるかによって費用が大きく変わってきます。
自己破産の種類 | 裁判所に納める予納金 |
---|---|
同時廃止事件 …破産者に財産がないと判断された場合 | 10〜30万円 |
管財事件 …破産者に一定の財産があるとみなされた場合 | 20〜50万円 |
基本的に同時廃止事件のほうが費用は安くなる傾向にあります。管財事件と判断された場合は、費用が高くなることを把握しておきましょう。
債務整理の弁護士・司法書士費用とは
債務整理を弁護士や司法書士に依頼すると、専門家の立場から具体的なアドバイスをもらえたり、書類や手続きを代行してくれたりします。債務整理をスムーズに進めるには依頼したいところですよね。
ここでは、弁護士や司法書士に依頼する時にかかる債務整理費用について解説します。
債務整理を弁護士に依頼するときの費用
弁護士に依頼する時は主に以下3つの債務整理費用がかかってきます。ただし、費用は弁護士事務所によって異なるので、依頼する前に必ず費用を比較するのがおすすめです。
相談料 | 債務整理について相談するときの費用。無料の事務所も! |
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着手金 | 実際に債務整理を依頼すると決まったらかかる費用 |
減額報酬 | 債務整理が成功したときに支払う費用 |
当サイトがおすすめしている弁護士事務所のサンク総合法律事務所なら、何度でも無料で相談ができるので相談料は不要です!初期費用は0円なので、弁護士事務所の中では手軽な費用で依頼できます。
債務整理を司法書士に依頼するときの費用
弁護士よりも対応できる業務は限られますが、借金が膨大でない場合は司法書士に依頼することもできます。司法書士事務所は弁護士事務所と比較して費用が安く済むのがメリットです。
ただし、借金が140万円以上あると司法書士では対応できません。また、裁判に発展しそうな借金問題の場合は弁護士のほうがより手厚いサポートをしてくれます。
司法書士に一度相談してみて、業務外のケースであれば弁護士事務所に依頼してもよいでしょう。
債務整理の費用が払えない場合の5つの対処法
債務整理の費用が払えない場合にどうするかについては、基本的には相談した弁護士と一緒に考えるのがベターです。
ここでは、これから弁護士へ相談に行くという方向けに、考えられる対処法を紹介していきます。
- 弁護士・司法書士に相談する
- 借金の請求を一旦ストップする
- 法テラスを利用する
- 自分で手続きをする
- 分割払いにする
弁護士・司法書士に相談する
債務整理費用が払えないときは、弁護士・司法書士にまずは無料相談するのがおすすめです。
債務整理を検討している人の生活の状況もよく知っているので、寄り添った提案がもらえると言えます。
借金の請求を一旦ストップする
弁護士を代理人として債務整理手続をはじめる旨の通知を貸付業者へ送付すると、通知時点で直接の請求がいったんストップするので返済に追われることがなくなります。
任意整理で各業者との交渉がまとまるまで、あるいは個人再生や自己破産なら裁判所へ申立てをするまでに時間の猶予があるので、その間に返済にあてるはずだったお金を積み立てて債務費用とする方がとても多いです。
法テラスを利用する
収入が一定額以下の方は『法テラス』というしくみを利用することができます。
法テラスに所属している弁護士しか紹介してもらえないので人選には限りがありますし、あくまで費用の「立て替え」なのでチャラになるわけではありませんが、それでも精神的な安心度はとても高くなります。
立て替えてもらえる費用は、原則として債務整理にかかる費用の額です。
法テラス利用の条件である収入の上限額については、その世帯の人数や住宅ローンの有無などによって異なります。
債務整理について、1人で悩まずにまずは法律の専門家に相談してみましょう。
自分で手続きをする
債務整理を自分で行うのも対処法の1つ。ただ、自分ひとりで1から10まで行うのは決してかんたんではありません。
また、借入先と裁判所とのやり取りなども自分で行うとなると、周囲にバレてしまう可能性もあるでしょう。
弁護士・司法書士事務所に債務整理と依頼すると、ある程度の費用はかかってしまいますが、以上のことを考えると、専門家への依頼がおすすめです。
債務整理費用を分割払いにする
「債務整理費用を弁護士・司法書士に頼んで行いたいけど、費用が一括で払えそうにない。」という人は、分割払いを利用して債務整理を行うのも1つの手と言えます。
10回以上に分割して払えるところもありますよ。
債務整理費用が安い弁護士・司法書士事務所おすすめ5選【無料相談可能】
ここでは債務整理費用が安い弁護士・司法書士事務所を紹介します。できるだけ費用を抑えて債務整理を依頼したい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
*紹介している弁護士・司法書士事務所の評価および選定はランキング根拠に基づいて行っています。紹介している各事務所の基本情報は弁護士・司法書士事務所一覧をご覧ください。
司法書士法人はたの法務事務所
- 任意整理の相談料や着手金は無料!費用の分割払いも
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司法書士法人はたの法務事務所は、債務整理に関する相談が可能で、東京と大阪に事務所を構えます。
任意整理を依頼する際の相談料、着手金は無料なので、費用面に不安のある方にもおすすめ。分割払いにも対応しています。
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全国出張相談が無料なので、「近くに事務所がないけれど、電話やメールでの相談だと少し不安…」という方にも向いている法務事務所です。
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任意整理する場合にかかる費用
相談料や着手金は無料、10万円以下の過払い金請求の場合は報酬額14%と低めに設定されています。
着手金 | 無料 |
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報酬金 | 1社22,000円(税込)~ |
減額報酬 | 減額できた債務の金額の11%(税込) |
過払い報酬 | 過払い金額の22%(税込) 10万円以下の場合は14%(税込) ※別途11,000円(税込)の計算費用が発生 |
経費 | 別途発生 |
所在地 | 〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-16-12 荻窪NKビル5階・6階(東京本店) |
対応 業務 | 債務整理、過払い金請求、相続・贈与関連、不動産・商業登記業務など |
弁護士法人サンク総合法律事務所
- 相談料は無料!費用の分割払いも相談できる
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弁護士法人サンク総合法律事務所は、東京都中央区に事務所を構えます。また豊富な実績やノウハウを元に、依頼者一人ひとりにあった債務整理方法を提案してくれます。
債務整理にかかる費用は、分割払いに対応しています。「すぐに支払えるお金がない」という場合でも安心です。
また借金の取り立てで困っている場合は、早めに相談してみましょう。債務整理の手続きを進めながら、最短即日で催促をストップしてもらえる可能性があります。
オンラインや電話での相談も可能で、通話料は無料です。24時間365日、全国に対応しているので、近くに信頼できる法律事務所が見つからないという方にもおすすめします。
プライバシーにも十分配慮してくれるので、家族に内緒で債務整理を進めたいという方も相談してみてください。
任意整理する場合にかかる費用
弁護士法人サンク総合法律事務所で任意整理を依頼した場合の相談料は無料、費用の分割も相談可能です。
着手金 | 55,000円(税込)/1件〜 |
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報酬金 | 債権者1件につき11,000円(税込)~ |
減額報酬 | 11%(税込) |
過払い報酬 | 過払い金回収額の22%(税込) ※訴訟による場合は過払い金回収額の27.5%(税込) |
経費 | 要問合せ |
所在地 | 〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-2-2 UUR京橋イーストビル2階 |
対応 業務 | 債務整理、貸金問題、離婚・相続・遺言、民事事件一般、不動産取引、刑事事件など |
ベリーベスト法律事務所
- 債務整理の相談件数は累計36万件以上!
- 弁護士への依頼費用は分割払いを相談できる
- 過払い金回収に関しては、後払いにも対応
- 電話での受付は24時間365日対応
- 380名ほどの弁護士が在籍
ベリーベスト法律事務所は、債務整理の相談をはじめ、さまざまな法律問題を扱っています。
弁護士は約380名在籍しており、どのような弁護士が在籍しているのか、債務整理に強い弁護士が近くの事務所にいるかなど、公式サイトで細かくチェックできます。
債務整理の相談件数は、10年間で累計36万件超※。過払い金に関しては、これまでに累計1,067億円以上を回収しています。
債務整理の費用に関しては、契約前に見積もりを作成して内訳を丁寧に説明してもらえます。
分割払いにも対応しているので、準備資金が少なくても大丈夫です。
※集計期間:2011年2月~2022年12月末まで
任意整理する場合にかかる費用
下記は、利息の支払いがなくなった際に3年~5年で借金完済の見込みがある方を対象とした、任意整理にかかる費用です。手数料は0円〜、分割払いに対応しています。※1
手数料 | 0円〜/1社〜※2 |
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報酬金 | 22,000円(税込)/1件〜 |
減額報酬 | 取り戻した過払い金の22%(税込) ※裁判ありの場合:27.5%(税込) |
過払い報酬 | 要問合せ |
事務手数料 | 4万4,000円(税込)/1案件※3 |
※1費用が発生した時点で税法の改正により消費税の税率が変わっていた場合、 税法改正後の税率の消費税がかかることとなります。
※2 負債額に応じます。手数料が0円になるのは負債額が10万円未満の場合です。
※3金額は状況によって異なります。
所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木1丁目8−7 MFPR六本木麻布台ビル 11階 |
対応 業務 | 債務整理、ネットトラブル、離婚相談、相続問題など |
出典:ベリーベスト法律事務所
東京ロータス法律事務所
- 相談料は回数に関わらず無料!債務整理にかかる費用は分割払い対応
- これまでに7,000人以上受任
- 土日・全国対応
- 電話で相談した場合にも、通話料は発生しない
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東京ロータス法律事務所は、「借金の支払いができずに困っている」「借金を整理するために債務整理を検討したい」といった悩みを解決してくれる法律事務所です。
事務所は東京のJR山手線御徒町駅周辺にありますが、全国どこからでも依頼できます。
これまでの受任件数は、7,000人以上。依頼者の事情や希望に応じて、ベストな解決策や債務整理の方法を提案してくれるでしょう。
土日(10時〜19時)の面談にも対応しており、問い合わせはメールや電話でも可能です。携帯電話からかけても、通話料は発生しません。
家族に内緒で債務整理をしたいという場合にも、安心して任せられます。
任意整理する場合にかかる費用
東京ロータス法律事務所の報酬金は22,000円(税込)/1件と一律、費用の分割払いにも対応しています。
着手金 | 22,000円(税込)/1件 |
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報酬金 | 22,000円(税込)/1件 |
減額報酬 | 11%(税込) |
過払い報酬 | 回収額の22%(税込) |
経費 |
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所在地 | 〒110-0005 東京都台東区東上野1丁目13番2号成田第二ビル2階 |
対応 業務 | 債務整理、借金問題、離婚相談、相続問題、不動産トラブル、刑事事件など |
出典:東京ロータス法律事務所
弁護士法人ひばり法律事務所
- 2名の弁護士は経験25年以上
- 相談料は無料!着手金の分割払いも相談可
- 女性弁護士が在籍しているので安心
- 家族や同居人にバレないような配慮
- 全国対応
東京を拠点としている弁護士法人ひばり法律事務所は、2名の弁護士が在籍しており、そのうち1名は女性弁護士です。
債務整理の相談を中心に扱っており、依頼者の悩みに合わせてベストな解決策を提案してくれます。
債務整理を検討しているけれど、家族や同居人にはバレたくないという方のために、プライバシーの配慮も徹底しています。
例えば事務所無記名の封筒を使用したり、郵送物の局留め指定ができたりといった点です。
全国どこからでも依頼可能なので、「実績が豊富な弁護士に相談したい」という方は、相談を検討してみてください。問い合わせフォームを使用すれば、簡単に申し込めます。
任意整理する場合にかかる費用
相談料無料、着手金の分割にも対応しています。
着手金 | 22,000円(税込)/1社 |
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報酬金 | 22,000円(税込)/1社 |
減額報酬 | 11%(税込) |
過払い報酬 | 回収金の22%(税込) ※訴訟上の返還請求だと27.5%(税込)+実費 |
経費 | 5,500円/1社(税込) |
所在地 | 〒130-0022 東京都墨田区江東橋4丁目22-4 第一東永ビル6階 |
対応 業務 | 債務整理、ネットトラブル、離婚相談、相続問題など |
債務整理の費用は何に左右される?
ここまで、債務整理の方法ごとに初期費用や弁護士費用をみてきました。それぞれの項目にも書いていますが、整理前の状況によってかかる債務整理費用は異なってきます。
ここで今一度、その条件を整理してみましょう。
任意整理の場合:借入している業者の数と金額で変わる
任意整理の場合は、弁護士(一定の案件であれば認定司法書士でも可能)にお願いして貸付業者と減額交渉をしてもらうことになります。
その際の弁護士費用は、基本的に交渉をした相手の数と減額できた金額で決まります。
なお、3つの整理方法の中で弁護士費用がいちばん大きく変わるのは任意整理であることが多いです。
交渉がうまくまとまったらいくら、減額できたらいくら、という設定が法律事務所によって微妙に異なり、どこの事務所でも細かく定められています。
個人再生の場合:住宅ローン特則を使うかどうかで変わる
個人再生の場合、住宅ローン特則を使う場合と使わない場合で弁護士費用の設定を変えている事務所がほとんどです。
そのため、必要経費が変わるポイントとしてはマイホームを残すかどうか、となります。
また貸付業者と直接交渉するわけではないため、任意整理のように業者の数によって費用が変わることも稀でしょう。
自己破産の場合:同時廃止か管財事件かで変わる
自己破産の場合、ここまでなんどか触れていますが「同時廃止」と「管財事件」2つのパターンがあります。
同時廃止 | 20万円を超える財産がない場合などで、裁判所へ破産の申し立てをするとその場で免責のための手続きが始まり、免責許可が確定すれば借金がなくなります。 |
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管財事件 | 財産を持っている場合などで、裁判所へ破産の申し立てをすると財産の調査や現金化などの手続きをする必要があるため、そのステップに追加で費用がかかることになります。 |
自己破産は、弁護士をつけなくても裁判所に払う予納金は増えません。自己破産手続きは自力で頑張れば、その分のコストカットは可能です。
債務整理の費用を支払うタイミング
債務整理の費用を支払うタイミングは着手金があるかないかによって異なります。
着手金が必要な場合は、弁護士に依頼する段階で支払いが開始されますが、着手金がないのであれば債務整理が完了した時点で費用を支払うということです。
分割払いや後払いが可能な場合もあるので、事務所によって支払い方法と支払うタイミングは異なります。
債務整理では弁護士費用や借金の返済など多くのお金が必要になるため、手続きが完了する前から早めにお金を貯めておきましょう。
債務整理の費用に関するまとめ
債務整理は、返済に苦しむ人には積極的に考えてほしい方法です。生活に一時的な制限はかかることがありますが、債務整理をしてもこれまでどおりに生活していける場合がほとんどです。
債務整理費用や内容について説明してきましたが、とにかく何よりも優先してほしいのは「信頼できる法律家に相談する」こと。
自分ひとりで悩んでいても解決できなかったことが、法律家に相談することで一気に解決に向かうことはよくありますし、なにより「誰かに聞いてもらえた」ということは想像以上に大きな安堵をもたらしてくれるものです。
まずは信頼できそうな法律事務所を探してみましょう。「相談」という第一歩を踏み出してみてください。きっと後で振り返って「あのとき動いてよかった」と思える日が来ることでしょう。
債務整理の費用に関するよくある質問
債務整理は大きく分けて3つの方法があり、それぞれかかる費用は異なります。任意整理の場合は約5万円~10万円、個人再生は40万~80万円ほど、自己破産の場合は30~100万円程度です。
債務整理を弁護士に依頼するときに掛かる費用は、主に相談料と着手金、減額報酬です。事務所によって金額は異なりますが、相談料は無料に設定されているケースがほとんどです。
任意整理の場合は、借入している業者の数と金額で変わります。借入をしている業者の数が多ければ多いほど費用は多額に。債務整理の中で、最も費用に差が生じるのは任意整理です。
個人再生の場合は、住宅ローン特則を使うかどうかで変わり、自己破産の場合は同時廃止か管財事件かで異なります。
基本的には、相談した弁護士と一緒に考えるのがベターですが、請求ストップ中の返済分を積み立てておいたり、法テラスを活用したりする方法が挙げられます。
司法書士事務所は、弁護士事務所と比較して費用が安い傾向にあります。ただし、借金が140万円以上ある場合は、司法書士には依頼できません。裁判に発展しそうな借金問題の場合は、弁護士のほうが対応できる業務が幅広いのでおすすめです。
司法書士法人はたの法務事務所がおすすめです。任意整理の相談料や着手金は無料で、費用の分割払いも相談できます。相談実績20万件を突破しており、依頼者からの満足度は95.2%です。
弁護士法人サンク総合法律事務所がおすすめです。相談料は無料、費用の分割払いも可能です。月の問い合わせ件数600件以上と、多くの依頼者から支持されている弁護士事務所であることが分かります。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。