JCBカードWの審査難易度

JCBカードWの審査は厳しい?審査難易度・審査基準を紹介

審査基準

審査基準は、18歳〜39歳の年齢であることの他、本人もしくは配偶者に安定した収入があることです。

年会費無料かつ利用限度額も少なめに設定されるので、アルバイトで収入がそれほどなくても、安定した収入と認められば審査に通る可能性は十分にあります。

注意点
安定した収入と認められる条件は、同じ職場で働き続けていることや収入の変動が少ないこと。短期のアルバイトを繰り返していたり、無収入の月があったりすると、審査に落ちる可能性があります。

同じ職場で最低6ヶ月以上は働いており、毎月一定の収入があれば、問題なく審査に通るでしょう。

転職直後や就職した直後であれば、申し込むタイミングを少し待った方がいいかもしれないな。

学生でも申し込み可能?

JCBカードWは、学生でも申し込むことが可能です。ただし、申し込みの際には条件があり、18歳以上であることと、本人または配偶者に安定した継続収入があることが求められています。また高校生は申し込み対象外です。

ポイント
そのため18歳以上の大学生や専門学校生であれば、審査を通過するチャンスは十分にあるでしょう。

学生でアルバイトなどで一定の収入がある場合は、比較的スムーズに審査を通過できる可能性は高いですし、収入がなくても、親権者に返済能力がある場合には、審査を通る可能性があります。

JCBカードWの審査で落ちた場合に考えられる原因とは

JCBカードWに申し込んだものの審査に落ちてしまったという方もいるでしょう。そのような場合に考えられる原因は、以下のとおりです。

審査落ちで考えられる原因
  • 申し込み資格不足で審査落ちの可能性
  • 申込内容のミスや虚偽申告による可能性
  • クレジットヒストリーの影響の可能性
  • スーパーホワイトの可能性
  • 高額なキャッシング枠や限度額の可能性
  • 本人確認や在籍確認が取れなかった可能性

申し込み資格不足で審査落ちの可能性

JCBカードWの審査に落ちる原因のひとつとして、申し込み資格を満たしていない場合があります。クレジットカードにはそれぞれ特定の申し込み資格が定められており、それらを満たしていないと審査に通らない可能性が高いです。

ポイント
JCBカードWの場合、申し込み条件は「18歳以上39歳以下」であること。さらに、「本人または配偶者に安定した継続収入があること」が求められます。

また、一部の学校では学生でも申し込み対象外となる場合があるので注意してください。

申込内容のミスや虚偽申告による可能性

申込内容に誤りがある、しっかり入力をしていないなどが原因で、審査に落ちてしまう可能性があります。名前や住所、職業、会社などは審査に影響を与えるので申し込みの際は正確かつ丁寧に情報を入力しましょう。

注意点
またどうしても審査に通りたいがために、年収や勤続年数で虚偽の内容を入力する方もおられます。しかし年収の申告が現実とかけ離れすぎていると必ずバレますし、収入証明書の提示を求められることもあるでしょう。

勤続年数についても健康保険証の確認などからバレることは多いです。万が一、虚偽申告で審査に通過したとしても、後から発覚すれば強制解約となり、今後のクレジットカード発行に影響を与える恐れがあります。

そのため、申し込み内容は正確に嘘のないように記載しましょう。

クレジットヒストリーの影響の可能性

クレジットカードの審査においては、個人の信用情報「クレジットヒストリー」が審査結果に大きな影響を与える要素です。クレジットヒストリーとは、過去のクレジットカードやローンなどの利用履歴を指し、これに基づいて個人の支払い能力は評価されます。

もし過去にローンの返済が遅れたり、複数のクレジットカードを短期間に申し込んだりしている場合、その信用情報が記録されており、審査に悪影響を及ぼして審査落ちの原因となることがあるのです。

今後の審査通過を目指すためにも、毎月の支払いや返済は確実に行い、良好なクレジットヒストリーを積み重ねるようにしよう。

スーパーホワイトの可能性

一方スーパーホワイトが原因で、JCBカードWの審査に落ちてしまう可能性があるでしょう。スーパーホワイトとは、信用情報機関にクレジットカードやローンなどの利用履歴が一切登録されていない状態を指します。

一見問題ないように思えますが、この状態では、カード会社が個人の信用を評価する基準がないため、信用情報が不明なままとなり、結果として審査に落ちることがあるのです。

注意点
また、過去に債務整理を行った場合、履歴はリセットされ「ホワイト」の状態になります。ホワイトとスーパーホワイトが信用情報機関から区別ができないので、審査に落ちてしまう可能性があるのです。

若い世代、特に18歳や20代前半であればスーパーホワイトでも審査に大きな影響はないことが多いですが、30代後半になると信用情報の不足が懸念され、審査に不利になることがあります。

高額なキャッシング枠の可能性

JCBカードWの申し込み時に、キャッシング枠の希望額を選択することができますが、過度に高いキャッシング枠を設定すると審査に落ちる可能性が生じるでしょう。この審査基準には、2010年に導入された「総量規制」というルールが関わっています。

総量規制は、貸し過ぎや多重債務を防止するために制定されたもので、個人が借り入れできる金額を年収の3分の1までに制限する法律。たとえば、年収が300万円の場合、キャッシングの限度額は100万円までに制限されます。

ポイント
これにより、消費者が借り過ぎて返済困難に陥ることを防ぐ仕組みが整えられているのです。

クレジットカード会社も、この総量規制に基づいてキャッシング枠を設定しているので、年収の3分の1を超えるキャッシング枠を希望した場合、審査に通らないリスクが高くなります。

JCBカードWでは、申し込み時にキャッシングサービスの「ご利用希望枠」を入力する項目があります。審査に通過しやすくするために、キャッシング枠を低く設定するか、キャッシング自体を「なし」に設定するのも1つの方法です。

本人確認や在籍確認が取れなかった可能性

審査落ちの原因として、本人確認や在籍確認が取れなかった場合も考えられます。提出した本人確認書類と申し込み内容が一致していなかったり、在籍確認の電話に出なかったりした場合は、審査に通らないことがあるのです。

在籍確認は必ず実施されるわけではありませんが、カード会社が必要と判断した場合に行われます。

審査に通過するためにも在籍確認の電話には必ず対応できるようにするのじゃ。

JCBカードWの審査で落ちた場合の対処法

JCBカードWの審査で落ちた場合の対処法は、以下のとおりです。

審査で落ちた場合の対処法
  • 再申し込みは6ヶ月後に行う
  • 他社の借入を減らす
  • 別のクレジットカードに申し込む

再申し込みは6ヶ月後に行う

クレジットカード審査に落ちた場合、すぐに再度申し込むのは避けましょう。過去の申し込み状況や審査落ちに関する情報は信用情報機関に6ヶ月間保存されているので、6ヶ月以内に申し込んでも再び落ちる可能性が高いからです。

ポイント
そのため最低でも6ヶ月の期間をあけて、信用情報機関から過去の記録が削除されてから、再申し込みをしてください。

なおこれは他社クレジットカードで申し込みをして審査に落ちた場合も同様です。

6ヶ月以内に複数のクレジットカードに申し込んでいる場合、その履歴が審査に影響する可能性が高いので、6ヶ月間の期間を置いてからJCBカードWを申し込む方が良いでしょう。

他社の借入を減らす

クレジットカード会社は信用情報機関を通じて申込者の借入状況を確認し、返済能力に問題がないかを判断します。申し込み時点で他社からの借り入れがあったり、負債が残っていたりする場合は審査に通りにくい状態のままです。

そのため、審査前に他社の借入を可能な限り減らすようにしましょう。

ポイント
なお信用情報を確認したい方は、自身で信用情報機関に開示請求を行うことも可能です。

手数料はかかりますが、過去の借入やクレジットカードの利用状況、事故情報などをチェックできるので、審査に落ちた原因を特定し、次回の申し込みに向けて改善することもできます。

別のクレジットカードに申し込む

それでも審査に通らない場合は、期間を空けてから別のクレジットカードに申し込むのも1つの方法です。クレジットカード会社ごとに審査基準が異なる場合があるので、他社なら審査に通る可能性があります。

また、クレジットカード以外の選択肢として、デビットカードを利用するのも有効です。デビットカードは審査が不要で、カードによっては15歳以上であれば発行できます。

ポイント
デビットカードは利用した金額が即座に銀行口座から引き落とされるので、クレジットカードとはやや用途が異なりますが、ネットショッピングでも利用可能です。

また、家族のクレジットカードに家族カードとして追加してもらう方法もあります。家族カードなら審査が行われないものがほとんどなので、問題なくカードを所有できるでしょう。

家族カードでも基本的な性能は変わらないことが多いぞ。