仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)とは?今後や将来性を予想
ゼロメディア(以下、当メディア)はユーザーがより有益な意思決定を行えるように独自で定めた「コンテンツ制作・編集ポリシー」に基づき制作に努めています。紹介する商品の一部または全部に広告が含まれておりますが、公平性を欠いた特定商品の過大評価や貶める表現などをポリシーで禁止事項として取り決めており、各商品の評価や情報の正確さに一切影響する事はありません。また、各商品に関して「評価方針・比較基準」を作り込み、客観的且つ中立的な観点より情報提供することを第一としています。詳細および免責事項につきましては、広告掲載ポリシーをご確認いただきますようお願いいたします。
【数字で見る本記事の信頼性】
・日本暗号資産取引業協会登録の33社から15社を抜粋。
・各案件を当メディア独自の5項目基準で採点化。
・実際使っている取引所はどこか仮想通貨歴5年の方にインタビュー。
・各案件を実際に利用した人からのコメントを150件(各10個)取得。
イーサリアムクラシック(ETC)は、時価総額ランキングでも常に50位以内に入っている人気のある暗号資産(仮想通貨)です。
しかし、仮想通貨は10,000種類以上が誕生しており、新しい技術や仕組みを採用した通貨もたくさんあります。
結果的にこれまで人気だった仮想通貨が陳腐化し、将来的な成長性が低下することも少なくないため、イーサリアムクラシックへの投資でリスクを避けるためには通貨の特徴を理解することが重要なポイントでしょう。
そこでこの記事では、イーサリアムクラシックの特徴や過去チャート・AIが予想した価格予想などを紹介します。
記事後半にはおすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所もご紹介します。
- イーサリアムクラシック(ETC)の特徴
- イーサリアムクラシック(ETC)の現在の価格と過去のチャート
- AIによるイーサリアムクラシック(ETC)の将来予測
- イーサリアムクラシック(ETC)の購入方法
この記事を読んでイーサリアムクラシックに関する知識を深めれば、きっと投資判断に役立てられるでしょう。
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。
当メディアでは金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けている且つ「関東財務局」に登録されている仮想通貨(暗号資産)取引所のみを掲載しています。コンテンツ内で紹介する商品の一部または全部に広告が含まれています。しかし、各商品の評価や情報の正確さに一切影響する事はありません。仮想通貨のおすすめのランキング等は取引手数料、取扱銘柄数、口コミ等を元に独自に採点しています。当コンテンツは株式会社ゼロアクセルが管理を行なっております。詳細は広告ポリシーと制作・編集ガイドラインをご覧ください。 |
Contents
仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)とは?特徴を解説
仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)は、以下のような特徴があります。
- 「The DAO事件」後にイーサリアムから分岐
- 非中央集権的な通貨
- IoT分野への展開を見せている
「The DAO事件」後にイーサリアムから分岐
イーサリアムクラシック(ETC)はイーサリアムからハードフォークして誕生した仮想通貨です。
ブロックチェーンの仕様を変更してルールを変え、新しいシステムと従来のシステムに分かれること。分岐したあと、それぞれの互換性はなくなります。
イーサリアムクラシックが誕生した2016年は、様々なプラットフォームでイーサリアムが活用されていました。分散投資組織「The DAO」もイーサリアムプラットフォームですが、このThe DAOが脆弱性を突かれ、約360万ETHが盗まれる事件が発生したのです。
しかし、この運営の介入が仮想通貨ならびにイーサリアムの非中央集権制に「不適切である」という意見が挙がり、巻き戻しを主張したイーサリアムと非中央集権制を主張したイーサリアムクラシックに分岐したのです。
非中央集権的な通貨
仮想通貨は非中央集権通貨とも呼ばれています。これは円やドルのような通貨とは異なり、意思決定を下す中央機関が存在せず、ユーザーで分散して管理する通貨のこと。そのため、ブロックチェーン技術そのものが非中央集権を実現させる技術とも言えるでしょう。
機能面ではイーサリアムクラシックとイーサリアムに大きな違いはありません。しかし、イーサリアムクラシックの方がより非中央集権的な通貨として位置づけられています。
IoT分野への展開を見せている
イーサリアムクラシックは、IoT分野での活用を目指していることも特徴の1つです。
家電製品や建物・車など、様々なモノがインターネットと接続された技術のこと。スマートスピーカー・スマートホーム・自動運転車などの先端テクノロジーが当てはまります。
イーサリアムクラシックでは、すでにIoT対応の仮想マシンの開発も取り掛かっていることは注目したいポイントでしょう。
イーサリアムクラシックはイーサリアムと同じ特性であり、大きな違いはありません。しかし、スマートコントラクト分野に関しては、イーサリアムがシェアを広げているため、差別化を図るためにIoT分野への展開を見せているのです。
イーサリアムクラシック(ETC)のリアルタイムチャートと過去の価格推移
イーサリアムクラシック(ETC)のリアルタイムチャート
イーサリアムクラシック(ETC)の過去のチャート推移
2016年にイーサリアムのハードフォークをきっかけに誕生したETCは、100〜200円前後で値動きをしていました。2017年に入ると、ビットコインを中心に仮想通貨が注目を集め、ETCも徐々に価格を伸ばし始めます。
また、2017年12月11日には「Gothamハードフォークアップグレード」によって、ETCの総供給が変更されました。その影響もあり12月21日には約5,000円まで高騰します。
イーサリアムとの相互運用性を高めるハードフォーク「Agharta」などを実施したことで一時的な高騰はありましたが、基本的には2020年末までレンジ相場が続きます。
そして、再び価格上昇を見せたのが2021年4月〜5月です。この時期は仮想通貨市場が盛り上がりを見せており、特にアメリカの大手投資アプリ「Robinhood」で取り扱っている通貨は軒並み高騰。ETCも同様に約14,500円まで高騰しました。
出典:Ethereum Classic -CoinMarketCap
イーサリアムクラシック(ETC)の現在価格
2021年5月6日には前日比46%高を記録したETCですが、1ヶ月後には約6,000円まで下落。仮想通貨市場に勢いがなくなってしまったこともあり、下降トレンドに入ります。
しかし、5月にテラUSDのドル連動が外れるテラショック、11月のFTX破綻などネガティブなニュースが多くあり、一時2,000円を下回るときも。結果的に2022年は仮想通貨冬の時代と呼ばれています。
そして、2024年10月現在は約3,000円の価格を推移しており、レンジ相場を抜け出せていません。
出典:Ethereum Classic -CoinMarketCap
【2024年】イーサリアムクラシック(ETC)の今後は?将来性を予想
著名人・AIによる今後の予想
海外のAIを利用した仮想通貨価格予測プラットフォームでは、イーサリアムクラシックに対して以下のように予測しています。
スクロールできます>>>
2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 | 2027年 | 2028年 | 2029年 | 2030年 | |
CoinPriceForecast | 21ドル | 17.53ドル | 20.2ドル | 24.1ドル | 29.5ドル | 33.5ドル | 33.1ドル | 37.3ドル |
DigitalCoinPrice | 16.9ドル | 17.5ドル | 25.2ドル | 31.2ドル | 36.2ドル | ー | ー | ー |
CryptoPredictions.com | 35.6ドル | 45.4ドル | 65ドル | 82.8ドル | 82.8ドル | 99.8ドル | 136.3ドル | 196.5ドル |
CoinPriceForecastは、2024年までは価格が下落すると予想していますが、2025年以降は少しずつ価格上昇を予想しています。
また、仮想通貨に関してやや弱気予想の多いDigitalCoinPriceは、イーサリアムクラシックは2023年以降価格が上昇し、2027年には36ドル(2023年7月現在のレートで約5,000円)に達すると予測している状況です。
CryptoPredictions.comは大幅な価格上昇を予測しており、2030年には196ドル(2023年7月現在のレートで約27,000円)に達すると予想しました。
出典:Ethereum Classic Price Prediction 2023 – 2025 – 2030 -CoinPriceForecast
出典:Ethereum Classic Price Prediction for 2023, 2024-2027 -Cryptopredictions.com
出典:Ethereum Classic Price Prediction – ETC Forecast -DigitalCoinPrice
海外サイトによるイーサリアムクラシック(ETC)の2024年価格予想
According to the technical analysis of Ethereum Classic prices expected in 2024, the minimum cost of Ethereum Classic will be $$11.24. The maximum level that the ETC price can reach is $$31.70. The average trading price is expected around $$52.15.
Latest Ethereum Classic (ETC) Price Prediction
2024年に予想されるイーサリアムクラシック価格のテクニカル分析によると、イーサリアムクラシックの最低コストは11.24ドルになります。ETC 価格が到達できる最大レベルは $$31.70 です。平均取引価格は52.15ドル前後と予想される。
2024年1月時点のイーサリアムクラシックの相場は、1ETC=27ドル(約4,000円)です。順調にいけば更なる値上がりも期待できる反面、価格が半分以下になるリスクも抱えています。
イーサリアムクラシック(ETC)の買い方を4STEPで解説
ここからは実際にETCを購入する手順を解説します。例として、仮想通貨取引所DMM Bitcoinを使用しますが、他の取引所でも基本的な操作は同じです。
- 取引所で口座開設を行う
- 開設口座に日本円を入金する
- 「ウォレット口座」から「トレード口座」へ移動する
- ETCを購入する
まずDMM Bitcoinの公式サイトから「口座開設」をタップ、メールアドレスを入力して「確認して登録します」ボタンを押しましょう。
登録のメールアドレスに確認メールが届くので、メール内記載のリンクをタップします。その後、口座開設フォームに移動するのでパスワードを入力、契約締結前交付書面等の内容を確認して、必要事項を入力しましょう。
そして、審査が完了したらマイページのメニュー「日本円・暗号資産の入金」から「日本円入金(振込入金)」を選択しましょう。振込先の口座情報が表示されるので、金融機関より振込手続きを行います。
なお、DMM Bitcoinで取引を行うためには「ウォレット口座」から「トレード口座」に資金を振り替える手順が必要です。「口座振替」を選択して、「ウォレットからトレードへ」「JPY」を選び、「振替を行う」をタップしましょう。
イーサリアムクラシック(ETC)が購入できるおすすめ仮想通貨取引所
Coincheck
- 「貸暗号資産」でETCがもらえる
- アプリの使い勝手がよい
- 販売所の取り扱い通貨数が多い
- サービスが豊富
Coincheckは、マネックスが運営している国内取引所。コールドウォレットでの管理やマルチシグ・二段階認証などしっかりとしたセキュリティ対策を行っており、顧客資産は分別管理をしているので万が一のときも安心です。
また、取引以外のサービスも提供しており、「貸暗号資産」では通貨を取引所に貸し出すだけで年率最大5%を受け取ることができるため、リスクを抑えてETCを稼ぐことも可能です。
Coincheckの基本情報
取扱銘柄数 | 30種類 |
最小取引数量 | 0.001BTC(販売所) 0.001BTC(取引所) |
取引手数料 | 販売所:0.1%~5.0% 取引所:Maker:0%~0.5% Taker:0%~0.1% |
日本円の入金手数料 | 銀行振込:無料(振込手数料は、お客様負担。) コンビニ入金:3万円未満770円、3万円以上30万円以下1,018円 クイック入金:3万円未満770円、3万円以上50万円未満1,018円、50万円以上入金金額×0.11% + 495 円 |
日本円の出金手数料 | 407円(税込) |
仮想通貨の送金手数料 | 0.0005 BTC 0.005 ETH0.01 ETC |
その他サービス | ・Coincheck貸暗号資産サービス ・Coincheckつみたて ・Coincheck NFT(β版) |
出典 | Coincheck公式サイト |
DMM Bitcoin
- トレードアプリは投資スタイルによって使い分けられる
- 大手DMMグループ運営なのでセキュリティが強固
- LINEによる問い合わせに対応
- 最短30分で取引を開始できる※2
DMM Bitcoinは、大手DMMグループが運営している国内取引所。レバレッジ取引の取り扱い数は国内No.1※1であり、ETCもレバレッジをかけて取引できます。
また、入金手数料や取引手数料・出金手数料などが無料。コストを抑えられるため利益を最大化しやすいことは見逃せないポイントでしょう。
DMM Bitcoinの基本情報
取扱銘柄数 | 38種類 |
最小取引数量 | 0.01 ETC 0.0001 BTC |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:- |
日本円の入金手数料 | 無料 ※銀行手数料はお客様負担 |
日本円の出金手数料 | 無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 0円〜 |
その他サービス | ・レバレッジ取引 ・IEO ・BitMatch注文 |
出典 | DMM Bitcoin公式サイト |
※1 2023年4月現在、国内暗号資産交換業者のWEBサイト調べ
※2最短手続きで本人認証が完結した場合の申込完了から登録審査完了までの時間。当社休業日や申込内容等に不備があった場合は除く。
まとめ
今回の記事は、イーサリアムクラシックの特徴や過去チャート、AIが予想した将来性について紹介しました。
- イーサリアムクラシックは非中央集権を実現するために誕生した
- IoT分野への展開を見せている
- AI予想では将来性が高く、数年後価格上昇している
- ETCはCoincheckやDMM Bitcoinで購入可能
イーサリアムクラシックは、イーサリアムから分岐した仮想通貨です。しかし、イーサリアムよりも非中央集権的な通貨であり、IoT分野に特化していることが特徴と言えるでしょう。
2024年現在は価格上昇の兆しは見えていませんが、様々なプラットフォームで数年間の間に価格が上昇すると予想されています。また今後のビットコインの半減期をきっかけに価格が変動していく可能性もあるでしょう。
この記事を読んで興味を持ったら、イーサリアムクラシックへの投資を検討してみてください。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。