三井住友カード（NL）の評判は？気になるデメリットも徹底解説

三井住友カード（NL）は、満18歳以上から作ることができる年会費無料のクレジットカード。クレカデビューをしたい若年層にも比較的持ちやすいクレジットカードと言えるでしょう。

三井住友カード（NL）は券面にカード番号の記載がないのが大きな特徴。安全性の高さでは、業界でも高い評価を誇っています。

しかし利便性やお得度については、あまり知らないという方もいるでしょう。

「三井住友カード（NL）はタッチ決済もできるの？」「審査基準や審査期間を知りたい！」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、三井住友カード（NL）のメリット・デメリットを解説。利用者の口コミ評判や審査・キャンペーン情報も紹介します。

三井住友カード（NL）はおすすめクレジットカードのひとつです。検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

監修者の紹介

水野 崇

水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。

水野崇のプロフィール情報

三井住友カード（NL）の基本情報

三井住友カード（NL）は年会費永年無料。両面ナンバーレスの安心・安全なカードです。カード利用時に周りの人にカード番号を盗み取られることなしに利用できます。

また、便利なVpassアプリでカード情報を管理できます。利用時に通知が届く設定に変更可能。心配な人はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

ぜひ得に買い物してくださいね。

三井住友カード（NL）の口コミ・評判

三井住友カード（NL）の利用者からの評価は良いのでしょうか？実際に利用している方の口コミをまとめました。

>>三井住友カード（NL）の詳細はこちら

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良い口コミ・評判

まずは、良い口コミについてまとめました。

特に意見が多かったのが、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7％還元です。※他のカードにはないこのカードならではの特典と言えるでしょう。

カード情報が記載されてないため、デザインもスッキリして見た目も良いとの意見もありました。

さらに、三井住友カードでは初の年会費永年無料である点も好評です。やはり、年会費を気にするユーザーは多く、年会費永年無料も選ぶ決め手になるようです。

SBI証券の投信積立でポイントが貯まるのもメリットとの声もありましたよ。

イマイチな口コミ・評判

続いては、イマイチな口コミです。特に多かったのが以下の2点です。

ナンバーレスで安心感があるのがメリットではありますが、カード番号確認が面倒になるというデメリットも出てきます。

基本ポイント還元率が低い点も不評でした。還元率が優待される店舗を使わない方にとっては、お得度は薄いでしょう。

コンビニなどで還元率を上げるにはVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済の利用が必要です。店舗側でタッチ決済を理解していないケースもあり、結果的に還元率を上げられないことも多いようです。

カード自体の不備ではありませんが、普及されてないと使いにくさもありますね。

三井住友カード（NL）のデメリット

多くのメリットがある三井住友カード（NL）ですが、デメリットもあります。主なデメリット3つを紹介していきます。

基本ポイント還元率はあまり高くない

基本ポイント還元率は0.5％です。年会費無料カードでも基本還元率1.0％以上のカードも増えてきているため、還元率0.5％はあまり高いとは言えないでしょう。

ただし、コンビニ・マクドナルド専用のカードと割り切れば有効に使えます。年会費も永年無料なので、カード発行しておくだけでも損はないでしょう。

他のカードをメインカードにして、サブカードとして保有している方も多いです。

専用のスマホアプリが必須

カード券面に情報が記載されていないので、専用スマホアプリ「Vpass」でカード情報の確認をしないといけません。スマホを持ってない方はもちろん、慣れていない方も使いにくさを感じるでしょう。

スマホが電池切れの場合は、情報確認できない点も辛いですね。

ショッピング保険・国内旅行傷害保険の付帯なし

付帯保険は最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険（利用付帯）がつきます。ただし、ショッピング保険や国内旅行傷害保険の付帯はありません。このカードだけでは、付帯保険は決して十分とは言えないでしょう。

しかし旅行や出張に行かない方であれば旅行保険は不要です。ショッピング保険に関しても、無料カードでは国内の買い物は適応外のカードがほとんどです。

使い方次第では、そこまで不便にはならないでしょう。

付帯保険が不十分の場合、他のカードの付帯保険で足りない分をカバーする事も検討してください。

三井住友カード（NL）のメリット

三井住友カード（NL）の主なメリットを5つ解説していきます。

ナンバーレスでセキュリティも安心

このカードの大きな特徴が、券面にカード番号と有効期限の記載がないナンバーレスカードである点です。カード盗み見が防止されるので、セキュリティ面でも安心できるでしょう。

なおカード情報は、会員専用アプリの「Vpass」から確認できます。

年会費永年無料

年会費は永年無料です。永年無料になる条件もなく、年に1度も利用しない場合でも年会費はかかりません。

さらに、家族カードも永年無料・ETCカードも年1回以上の利用で無料（通常税込550円）なので、お得に追加カードも利用できます。

三井住友一般カードを保有している方も、切り替えることで年会費を無料にできますよ。

対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7％還元※1

他のカードのにはない大きな魅力が、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7％還元※1です。

どのエリアでも比較的恩恵を受けやすいでしょう。

なお、最大7％ポイント還元には条件があります。以下の条件全てを満たした場合に最大10％となるので覚えておきましょう。※1

三井住友カード（NL）は家族の人数に応じて高いポイントが貯まるので、おすすめの家族カードの中でも高い人気を誇ります。

家族がいない方でもお得に使えます。対象店舗ではVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済を利用しましょう。

利用金額200円未満では還元率0％なので、気をつけましょう。

Apple Pay・Google PayでiD支払いにも対応

電子マネーやスマホ決済では、Apple Pay・Google Pay・iDに対応しています。スマホにカードを登録することで、iD対応店舗にてスマホ決済が可能です。

スマホ決済ができるために、カードを持ち歩く必要がなくなるのは大きなメリットと言えるでしょう。

ポイントが貯まりやすい

対象のコンビニ・飲食店以外でも、ポイント還元率がアップするサービスがあります。主なサービスをまとめました。

利用できるサービスは、積極的に活用してポイントをお得に貯めましょう。各サービスの詳細は、公式サイトで確認してください。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合があります。

三井住友カード（NL）がおすすめな人

三井住友カード（NL）がおすすめな人は以下のような人です。

三井住友カード（NL）の最大の特徴であるナンバーレスとは、券面にカード番号が記載されていないカードを指します。

また基本還元率は0.5%と平均的な還元率であるものの、セブンイレブンやローソンなどの対象コンビニ、ガストやモスバーガーなどの対象飲食チェーンで決済に利用すると最大で7％のポイントが獲得できますよ。

普段から対象店を利用している方は、三井住友カード（NL）を利用するだけで以前よりお得にポイントが貯まるので申し込むことをおすすめします。

また、SBI証券の投資信託積立をやっている方、これから始める方は決済を三井住友カードでクレカ積立すれば資産運用しながら毎月積立額に応じてVポイントを貯められるので、やらない手はないでしょう。

三井住友カード（NL）の審査

ここからは、三井住友カード（NL）の審査について解説していきます。

審査基準

審査基準は公表されていないため、明確に通る基準というのは不明です。ただし、一般カードに分類されるため、ゴールドカードなどの上位カードよりは審査は厳しくないと推測されています。

実際の基準はわかりませんが、一般カードの審査に通りやすいと言われている基本条件をまとめたので、参考にしてください。

重要視されるのは返済能力です。安定収入がない場合は返済能力を疑われるので、無職の方や収入が著しく低い方は審査に通らない可能性があります。

他のカードとの多重申し込みも、お金に困っていると疑われて信用力を落とします。極力、他のカードと同時期に申し込むことはやめましょう。

審査期間

審査期間は即時発行を選択した場合は最短10秒※です。発行後は、専用アプリの「Vpass」でカード番号を確認可能。カード本体が不要なネットショッピングなどですぐに利用できます。※即時発行ができない場合があります。

なお、最短10秒の即時審査を受けるには条件があります。以下の条件を確認してください。
※即時発行ができない場合があります。

申し込み時間が決まっている点に注意しましょう。金融機関のメンテナンスなどと重なり、口座振替設定ができない場合も即時発行の対象外です。

即時発行できない場合は、最短で翌営業日での発行となります。

三井住友カード ゴールド（NL）との違いは？

三井住友カード（NL）には、上位カードである三井住友カード ゴールド（NL）があります。三井住友カード（NL）との違いを以下にまとめました。

特典での主な違いは、付帯保険と空港ラウンジです。一般のNLカードにはない国内旅行傷害保険（利用付帯）とショッピング保険が付帯します。空港ラウンジも国内主要空港においては無料利用が可能です。

年間100万円以上の利用では、ポーナスで10,000ポイント付与されるのも魅力です。実質的にポイント還元率が最大1.0％アップになるので、活用したい特典です。

申し込み条件は、本人に安定継続収入がある18歳以上になっています。

よくある質問

まとめ

今回は、三井住友カード（NL）について解説しました。

ナンバーレスで高い安全性、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7％還元※などのメリットがあります。新規入会でお得なキャンペーンもあるので、気になる方は申し込んではいかがでしょうか。

※最大7％内訳（通常ポイント0.5％+スマホのタッチ決済利用6.5％）
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額（原則1万円）を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
　その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
　上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

コンビニやマクドナルドをよく利用する方なら、発行しておいて損はないでしょう。