仮想通貨のレバレッジ取引とは?メリット・デメリットとやり方を解説
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レバレッジ取引とは、仮想通貨取引所に一定額の証拠金を預けることによって、自己資金以上の金額を取引できる方法です。
自己資金以上の金額を取引できるようになるので、資金効率が向上するというメリットがあります。しかし中には、「レバレッジ取引をやってみたいが方法が分からない」「レバレッジ取引は怖い気がする」という方も多いでしょう。
そこで今回は、仮想通貨のレバレッジについて、海外との違い、メリット・デメリットなど詳しく紹介。おすすめの仮想通貨取引所も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。
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Contents
暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引とは?
レバレッジ取引とは、自己資金を現物の購入に使用するのではなく、担保に預けることで、当初の資金額よりも大きな取引を可能にする取引手法です。
例えば5万円の資金で、2倍のレバレッジ取引を行うと、10万円分の仮想通貨を取引できます。この際、10%の利益が出た場合、現物取引だと5,000円なのに対して、レバレッジ取引を行った場合1万円の利益が出る計算になります。
2倍のレバレッジをかけると、利益も2倍になりますが、損失も2倍になることを意味します。よって通常の現物取引よりもハイリスクハイリターンとなると覚えておきましょう。
金子さん
国内でも多くの仮想通貨取引所がレバレッジ取引を導入しています。
現物取引との違い
現物取引とは、その時の相場で仮想通貨を取引する取引方法です。レバレッジ取引とは異なり、仮想通貨をそのままの相場で保有できます。
5万円の資金を保有していると、5万円分の仮想通貨を取引でき、初心者にもおすすめの取引方法です。
現物取引では、自己資金以上の金額の取引を行えないというデメリットもあります。またレバレッジ取引は少額でも大きな取引に参加できるので、利益を出せるチャンスが増えます。
金子さん
ただし同時に、保有資産以上の損失を受ける可能性もあるので、注意が必要です。
暗号資産(仮想通貨)でレバレッジ取引をするメリット
仮想通貨取引でレバレッジ取引を導入することによって、さまざまなメリットを受けられます。
ここでは仮想通貨でレバレッジ取引をするメリットについて解説していきます。主なメリットとしては以下の通りです。
- 通常の2倍の利益を狙える
- 利益を狙えるチャンスが増える
- 24時間365日いつでも取引できる
通常の2倍の利益を狙える
仮想通貨のレバレッジ取引の最大のメリットは、少額でも大きな利益を狙える可能性があるという点です。
国内では、暗号資産取引に最大2倍のレバレッジをかけることができるため、通常の現物取引の2倍の利益を狙うことができます。
現物取引では自己資金以上の金額を取引できませんが、レバレッジ取引で自己資金以上の金額を取引できるので、資金効率が非常によくなります。
レバレッジ倍率を操作することはできませんが、保有するポジションの数量はユーザー側で操作できるので、リスクヘッジも可能です。
金子さん
海外の仮想通貨取引所を利用すれば、高レバレッジでの取引が行えます。
利益を狙えるチャンスが増える
仮想通貨取引を行う際に、レバレッジ取引を取り入れることによって、利益を狙えるチャンスが増えます。現物取引は、買い注文からしか取引を開始できません。
そのため仮想通貨を購入した価格よりも、売却する価格が高かった場合にしか利益は発生しない仕組みです。
レバレッジ取引の場合、買い注文(ロング)売り注文(ショート)どちらからでも取引をスタートできます。売り注文から取引をスタートする場合は、注文した価格よりも安く買い注文できれば、利益が出る仕組みです。
1万円で売り注文をスタートし、5,000円で買い注文をかけた場合、5,000円の利益が出たことになります。
金子さん
下落相場でも利益を狙えるので、柔軟な取引が可能です。
保有する暗号資産の価格下落リスクをヘッジすることができる。
先述の売り注文を活用することで、すでに保有する暗号資産の価格下落リスクに備えることも可能です。
例えば1BTC=1,000万円のときに購入したビットコインが1BTC=900万円まで下落した場合、普通なら100万円の損失となりますが、ビットコインをレバレッジ取引でショートポジションを取っていた場合、損失を相殺することが可能です。
24時間365日いつでも取引できる
仮想通貨取引は、基本的に24時間365日いつでも取引できるのも大きなメリットです。当然レバレッジ取引も例外ではありません。
平日仕事や学校で忙しい人でも、土日に取引できるので、自分のライフスタイルに合わせた投資が可能です。
株式やFXでもレバレッジ取引に対応していますが、株式の場合平日9時〜15時、FXの場合は平日にしか取引を行うことができません。
金子さん
時間の限られている社会人の場合は、仮想通貨取引のほうが向いているともいえます。
暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引するデメリット
仮想通貨のレバレッジ取引を行うとさまざまなデメリットもあります。
ここでは仮想通貨のレバレッジ取引するデメリットを解説していきます。主なデメリットとしては、以下の通りです。
- 保有資産以上の損失を生む可能性がある
- 長期運用には向いていない
- 他のウォレットへの送金などができない
- レバレッジ手数料がかかる
- ロスカットのリスクがある
保有資産以上の損失を生む可能性がある
レバレッジをかけて取引を行うと、保有資産以上の損失を生む可能性があります。仮に5万円に2倍のレバレッジをかけて取引して、損失を抱えたとします。
現物取引の場合は5万円の損失で済みますが、レバレッジ取引の場合は10万円の損失を抱えたことになるのです。
足りない分は追加で仮想通貨取引所の口座に入金しなくてはなりません。初心者がレバレッジをかけるのはリスクが高いので、現物取引から始めてみるとよいでしょう。
金子さん
レバレッジ倍率が高ければ高いほど、リスクは高まります。
長期運用には向いていない
レバレッジ取引は長期運用に向いていないとされています。仮想通貨は、ちょっとしたきっかけで大きな価格変動を起こす点が特徴的です。
現物取引で運用していれば保有資産以上の損失を抱えることはありません。しかし、レバレッジをかけている場合、資産がマイナスになってしまう可能性が広がってしまいます。
長期運用をするのであれば、現物取引で仮想通貨を保有するのがおすすめです。また長期保有すればするほど手数料を支払い続けることになります。
金子さん
余計なコストを削減したいという方は、レバレッジにかかる手数料が無料の仮想通貨取引所を利用するのがおすすめです。
他のウォレットへの送金などができない
仮想通貨のレバレッジ取引は、「差金決済(CFD)」の一種であり、購入価格と売却価格の差額に相当する金銭の授受のみが行われるため、現物の受け渡しは発生しません。
よって、レバレッジ取引を行なっても、暗号資産(仮想通貨)そのものを保有することにならないため、他社口座への移動や暗号資産を利用した決済などは行えない点に注意しましょう。
レバレッジ手数料がかかる
仮想通貨でレバレッジ取引を行うとき、ポジションを管理するためのレバレッジ手数料がかかります。
レバレッジ手数料は、ポジションを保有したまま日を跨ぐとかかる手数料です。レバレッジ手数料の金額は、仮想通貨取引所によって異なります。
主な仮想通貨取引所のレバレッジ手数料をまとめてみました。
- Coincheck(コインチェック):レバレッジ取引非対応
- DMM Bitcoin:建玉金額×0.04%/日
- BITPoint:レバレッジ取引非対応
- マネックスビットコイン:建玉数量×対象銘柄の時価×日々更新する手数料率
- GMOコイン:買建数量×買値・売値(終値)×0.04 %
- bitbank:レバレッジ取引非対応
- LINE BITMAX:無料
- bitFlyer:建玉金額×0.04%/日
主要な仮想通貨取引所では、レバレッジ取引にそこまで大きな違いはありません。少しでもコストを抑えたいという方は、手数料が無料になっている仮想通貨取引所を利用しましょう。
ロスカットのリスクがある
ロスカットとは保有しているポジションで一定水準以上の損失を被った場合、それ以上の損失を受けるのを防ぐために強制的に決済されるシステムです。
ロスカットが執行されるタイミングは、証拠金維持率によって決定します。
300万円分の仮想通貨レバレッジ取引を2倍で行う際、必要となる必要証拠金は150万円です。この場合ポジションを保有するのに必要な証拠金維持率は200%です。
この基準を下回ってしまうとポジションが強制的に決済されてしまい、大きな損失を抱える可能性があるので、注意が必要です。
暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引で失敗を避けるには?【初心者必見】
レバレッジ取引はちょっとした失敗で、大きな損失を負ってしまうことも珍しくありません。ではどのようなことに気をつければよいのでしょうか?
ここでは初心者の方向けに、レバレッジ取引での失敗を避けるポイントについて解説します。レバレッジ取引を行う際には、以下のような点に気をつけましょう。
- 証拠金維持率を高く保つことを意識する
- 余剰資金で投資を行う
- 損切りを徹底する
- 「寝ポジ」には要注意
- 情報収集を積極的に行う
証拠金維持率を高く保つことを意識する
証拠金維持率とは、建玉を維持するのに必要な金額に対する、投入した資金(証拠金)の割合のことで、レバレッジ取引を継続するためには、証拠金維持率を高めに保っておくことが失敗を避ける一番のポイントです。
証拠金維持率を高く保つには、レバレッジ倍率を下げるか、資金を多めに投入することが有効です。
しかし、暗号資産のレバレッジ取引の倍率を変更することは難しいため、やはり資金に余裕を持たせることが最も有効と言えるでしょう。
損切りを徹底する
仮想通貨取引に限らず、投資において損切りを徹底することは非常に重要です。
どんなに投資に慣れている人でも、100%勝てるということはあり得ず、時には損失を抱えることもあります。
投資を行う際には事前に損切りするタイミング・価格などをマイルールとして決めておき、それに則って淡々と取引するのがおすすめです。
損切りルールを決めないと、ついつい熱くなってしまい、大きな損失を負いかねません。
「寝ポジ」には要注意
「寝ポジ」とは、ポジションを保有した状態で就寝してしまうことです。寝ポジには、急激な価格変動が起こったとしても、すぐに対応できないというデメリットがあります。
寝ポジを行う場合は、指定した金額になった時に発動するアラートを設定する、指値決済注文を設定しておく、証拠金を追加しておくなどの対策が必要です。
余剰資金で投資を行う
仮想通貨のレバレッジ取引は、生活費を除いた余剰資金で行うようにしましょう。
仮想通貨だけでなく、投資はどれだけリスクヘッジを行ったとしても、損失を抱える可能性があります。
生活費を投資につぎ込んでしまうと、精神的に追い込まれてしまい、冷静な判断ができなくなってしまいます。
情報収集を積極的に行う
仮想通貨のレバレッジ取引を行う際は、積極的な情報収集を心がけるようにしましょう。
仮想通貨はちょっとしたニュースでも大幅な価格変動を起こす傾向があります。自分が取引している銘柄の時価総額や流動性、市場分析をすることによって取引を有利に進めることができるのです。
仮想通貨関連の情報にはデマや誤情報も多いので、自分が信頼できる情報源を持っておくと便利です。
金子さん
一見仮想通貨に関係ないような情報でも、価格変動に影響を与える可能性があります。
レバレッジ取引ができるおすすめ取引所検証ポイント
変動の大きい仮想通貨は取引きのタイミングが重要です。レバレッジ取引きであれば尚更でしょう。取扱い銘柄数が多ければ、タイミングを逃さす好調な銘柄を売買できるため評価ポイントとしています。
レバレッジ取引ではタイミングが重要なため、スマホで瞬時に取引した場合もあるでしょう。そこでスマホアプリで評価(app Store・・GooglePlay)が高い取引所を評価しています。
仮想通貨取引所を利用しているユーザーにアンケートを実施し、メリット・イマイチだと感じる点を正直に回答してもらい、検証に反映しています。客観的で偏りのない検証を心掛けています。
ゼロメディア編集部で行っています
独自検証の結果:レバレッジ取引きにおすすめなのはGMOコイン
レバレッジ取引きができる取引所のおすすめは、14種類の取り扱い銘柄のあるGMOコインです。
ビットコインはもちろん、他ではあまり扱いのなトークン・アルトコインなどの銘柄も取り扱っており、選択肢の幅が広がります。
高度なチャート分析ができる高機能ツールや便利なアラート機能など、機能面でも申し分ないでしょう。
各種取引手数料も無料のものが多く、コストを抑えつつ高リターンが狙える点も評価ポイントとなりました。
暗号資産(仮想通貨)レバレッジ取引におすすめの取引所
仮想通貨取引所は国内だけでも種類が豊富で「どの取引所を利用したらいいの?」と疑問を持った方も多いでしょう。
そこで、ここではレバレッジ取引におすすめしたい仮想通貨取引所を紹介していきます。
暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引について現役FPに独自インタビュー
ゼロメディアでは、現役FPである恩田雅之さんに仮想通貨のレバレッジ取引を行う際に気を付けることをお聞きしました。
監修者:恩田雅之
お金に関するコラム等の執筆・監修などネット上の記事作成・記事監修など金融知識や資産運用に関するセミナーの講師および企画を行う。金融知識の向上をセミナーやブログ等を通してサポートしています。
Q.仮想通貨(暗号資産)でレバレッジ取引をする際に気をつけるべきことはありますか?
仮想通貨(暗号資産)は、手元資金の最大2倍(個人の場合)までのレバレッジ取引ができますので、現物取引に比べ最大2倍の利益が期待できます。反面、投資した仮想通貨が下落した場合、損失も2倍になる点に注意が必要です。
レバレッジ取引では、ロスカットルールにより価格の急落で一定以上の損失が出た場合は、強制的に決済され損失が膨らまないようになっています。
ただし、そこで損失が確定します。また、ロスカットルールが発動される証拠金維持率は取引所により異なるので注意しましょう。
仮想通貨レバレッジ取引の流れ
仮想通貨のレバレッジ取引を始めるには、以下のような手順を踏む必要があります。ここではDMM Bitcoinを例に挙げて解説します。
- DMM Bitcoinの口座を開設する
- 日本円を入金
- スマホアプリを「EXモード」に切り替える
- レバレッジ取引で新規注文を行う
- 決済注文を行う
DMM Bitcoinで仮想通貨のレバレッジ取引を行うときには、DMM Bitcoinの口座を開設する必要があります。事前に口座を開設しておきましょう。
多くの仮想通貨取引所の口座は無料で開設できるので、特に出費はありません。またDMM Bitcoinでは、最短1時間で口座開設が完了します。
DMM Bitcoinの口座開設が完了したら、口座に日本円を入金します。この時、アプリ上から入金できる「クイック入金」が便利です。入金した日本円を利用して、新規注文を行えば購入は完了です。
ポジションを保有しており、決済したいタイミングになったら、トレード照会画面から決済注文を立てて決済していきます。
決済が完了し、DMM Bitcoinの口座から出金すれば、現金が指定口座に入金されます。
海外取引所なら100倍以上のレバレッジもかけられる
日本国内の取引所では最大2倍までとされている仮想通貨のレバレッジ倍率ですが、海外では100倍以上のレバレッジをかけられる取引所も存在します。
また海外の仮想通貨取引所の多くは「ゼロカットシステム」を採用しており、証拠金以上の損失が出ない仕組みが取られていることも特徴です。
しかし当然ながら、レバレッジ倍率が高いということは損失リスクが上がることを意味するため、海外取引所での取引は慎重になるべきでしょう。
暗号資産(仮想通貨)レバレッジ取引に関するよくある質問
原義は「テコの原理」のことで、資金を証拠金(担保)として取引所に預けることで、元手よりも大きい取引を行う投資手法です。仮想通貨以外にもFXや株などでも用いられています。
国内では2倍までに制限されています。それ以上の倍率でレバレッジをかけたい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。
レバレッジをかけるとその倍率分損失も増える計算なので、一般的な現物取引と比較すると危険性は上がりますが、前述の通り、国内ではレバレッジが2倍までに制限されているため、よほど無理な金額を投入しない限り、危険性はヘッジできます。
仮想通貨は元本保証のある商品ではありません。よって非常に大きい損失を出したり、余剰資金を超えた資金を投入すると、借金をせざるを得ない場合があるので注意しましょう。
レバレッジ取引にはポジション(建玉)を翌日に持ち越すごとに一定の手数料がかかることが一般的です。よって長期保有するだけ手数料がかさむことを覚えておきましょう。
国内では最大2倍と決まっているレバレッジ倍率ですが、海外取引所では数十倍〜数百倍のレバレッジがかけられる取引所も存在します。
しかし、このような高い倍率のレバレッジ取引はハイリスクであり、資金を短時間で失う可能性があることを理解しておきましょう。
まとめ
今回は仮想通貨のレバレッジについて解説しました。仮想通貨のレバレッジとは、証拠金を預けることによって自己資金以上の取引を行えるシステムです。
資金効率がよくなる・利益を狙えるチャンスが増えるなどのメリットがある一方で、損失が増えるリスクがある・ロスカットが執行される可能性があるなどのデメリットもあります。
レバレッジ取引は一定のリスクが伴う取引方法です。しかしそのリスクを最小限まで抑えることもできます。今回の記事を参考に、無理のない範囲でレバレッジ取引に取り組んでみてください。
- 金融庁「暗号資産に関する相談事例等及びアドバイス等」
- 金融庁「暗号資産(仮想通貨)に関連する制度整備について」(PDF)
- 政府広報オンライン「暗号資産の「必ずもうかる」に要注意!マッチングアプリやSNSをきっかけとしたトラブルが増加中」
- 日本銀行「暗号資産(仮想通貨)とは何ですか?」
- 参議院「暗号資産(仮想通貨)をめぐる制度整備(PDF)」
- 国立国会図書館「仮想通貨は「通貨」なのか」
- 一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)「暗号資産交換業に係る勧誘及び広告等に関する規則」
- 第二種金融商品取引業協会「広告等に関するガイドライン」
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。